1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
それでは第46週 ( 3月 Week 2 )の復習です。
今までの学習内容
今まで学習してきた内容の紹介です。
それぞれできるだけ簡単にその内容をまとめたもので、
興味のある方はクリックして参考にしてください。
必要ない方は、飛ばして「Week 45の『語順』の review」をご覧ください。
語順の基本
説明ルール
◎関係詞節修飾
指定ルール
◎助動詞グループ
◎「時表現」
配置転換
「受動態」と「比較」
さて、今週のまとめです。
Week 46 の「語順」review
・ Week 43からは「比較」について勉強しています。
Lesson 226 比較⑬:最上級と範囲の意識
🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する
🔵 最上級が示す「範囲」 👉どの範囲で「最も〜」なのかをしばしば示される – 「範囲」の3つの示し方 ①最上級を、空所(□)のある節で修飾する形 ▶︎ the freshest sashimi I’ve ever tasted □ ② in を用いて「囲いの内部」を表現 ▶︎ in our family / in the world ③「囲いの内部」を意識しない場合は of を用いる ▶︎ of the three ※ one of them と同様に、of は単に「部分 – 全体」を意味する |
[Key] It was the most moving film I’ve ever seen □.
※それは私が今まで見た中でいちばん感動した映画でした。
▶︎この文では、
the moving film を、空所 (□)のある I’ve ever seen が修飾し、
「私が今まで見た中で – 最も感動した映画」と範囲指定してます。
[1] I’d say she’s the most talented artist in our family.
※彼女は、家族の中でいちばん才能のある画家だと言ってもいいでしょう。
▶︎この文での、「私たちの家族の中で」のように、
クラスや世界など「囲いの内部」が強く意識される場合には in が用いられます。
[2] She’s the most talented of the three.
※彼女は、3人の中で最も才能があります。
▶︎この文のように、of が使われるのは、
単に「部分 – 全体」を意味するケースです。
Lesson 227 比較⑭:指定表現+最上級
🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する
🔵 [指定表現]➡️ 最上級 👉 最上級の指定表現としては次のようなものがあります。 ① by far + the 最上級 ▶︎「群を抜いて」 ※ far という程度で ② the very +最上級 ▶︎「まさに・まったく〜」※最上級の場合は、このように very が使えます ③ the 序数+最上級 ▶︎ second / third …「2番目に〜 / 3番目に〜」 |
[Key] This is by far the best office software I’ve ever used.
※これは私が今まで使った中で、群を抜いて最高の事務用ソフトです。
▶︎ここでの by far は…
単なる「最も」ではなく「他をはるかに引き離して最も」ということを
表しています。
[1] Chris is the very best teacher in this school.
※クリスはこの学校でまさに最高の先生です。
▶︎この文での、the very best は
「まさに・まったく最高の」という大きな強調
[2] K2 is the second highest mountain in the world.
※K2 は世界で2番目に高い山です。
▶︎「the +序数+最上級」は「〜番目に…」です。
Lesson 228 比較⑮:最上級を使った頻用フレーズ
🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する
🔵 最上級を用いたよく使われるフレーズ ① at best「最良の点 → 最良の場合・せいぜい」 ② at worst「最悪の点 → 最悪の場合・悪く言えば」 ③ at least「最小の点であっても → 少なくとも」 ④ at most「最多の点 → (数・量が)最も多くとも」 ※最上級は「最も〜の … でさえ」と「譲歩」の意味でも使われます。 |
[Key] At best he’s an entertaining writer, and at worst he’s just a dreamer.
※せいぜい彼は娯楽作家、悪く言えば単なる夢想家です。
▶︎この文では、
at best と at worst が、「最もいい評価で」と「悪くすると」と
上手に対比されています。
[1] I study English at least two hours a day.
※私は少なくとも1日に2時間英語を勉強します。
[2] It’s not far – a ten-minute walk at most.
※遠くはありませんよ – せいぜい徒歩10分です。
▶︎at best と at most を混同しないように。
at best は「最高でも」at most は「(数・量が)最も多くとも」
[3] (Even) the best players sometimes lose.
※最良の選手でさえ、時には負けることがあります。
▶︎この文は、
最上級が「譲歩」の意味を含む場合の例です。
Lesson 229 比較⑯:as 〜 as … を用いたフレーズ1
🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する
🔵 as 〜 as … を用いたフレーズ1 ① as 〜 as … can「…ができるだけ〜」 ② as soon as possible「できるだけ早く」 ③ as 〜 as can be「なりうるのと同じくらい〜 → 最高に〜」 ④ as good as …「ほとんど …・…同然」 |
[Key] OK, keep calm. I’ll get there as fast as I can.
※わかりました、落ち着いてください。私はできるだけ早くそこに行きます。
▶︎ as 〜 as … can は「可能なのと同じくらい → できるだけ 〜」
[1] The boss needs their report as soon as possible.
※上司はできるだけ早くこのレポートを必要としています。
▶︎「possible (可能な)と同じだけ」 →「できる限り」
[2] I’m as happy as can be.
※私は最高に幸せです。
[3] Trust me, it’s as good as new!
※信じてください、新品同様ですよ!
▶︎ good はここでは「通用する・OK」というニュアンス。
ex. My passport is good for ten years. (10年間有効)
「新品と同じくらいOK」
これで、
Week 46 の「語順」review は終了!
👉 次は 3月 Week 3で、 引き続き「比較」を扱います。
(3月14日〜)
コメント