仮定法〜⑥仮定法を使った慣用表現

「仮定法」の6回目です。

この仮定法については、
①基礎編
②if を用いた仮定法過去
③if を用いた仮定法過去完了
④wish や as if を伴う仮定法
⑤if が出てこない仮定法
⑥仮定法を使った慣用表現
⑦未来に対する仮定法
〜と7回にわたって解説していく予定です。

第6回の今回は、
仮定法を使った慣用表現」を取り上げていきます。

仮定法の「基本」

今回は、「仮定法を使った慣用表現」なので、
基本を再度確認します。
もう大丈夫という人は、
この部分を飛ばして、次の項目へ進んでください。

さて、「仮定法」の一番のポイントは、

仮定法は「事実と反すること」を表現する

ということです。

またその時に用いる動詞の形は、

現在のこと→「過去形」、過去のこと→「過去完了形」

となり、「動詞の時」がずれる、ということも重要なポイントです。

ここから、
①「現在」のことで→仮定法を用いて表現すると→「過去形」を用いるので
👉「仮定法過去」と言い

②「過去」のことで→仮定法を用いて表現すると→「過去完了形」を用いるので
👉「仮定法過去完了」と呼びます。

仮定法を用いた4つの慣用表現

・仮定法を用いた慣用表現を
今回は3つ取り上げます。

① If it were not for 〜 / If it had not been for 〜
② if only
③ It’s (high) time

この3つを
1つ1つ解説していきましょう。

① If it were not for 〜 / If it had not been for ~

・実は、この表現は、
⑤ if が出てこない仮定法の But for / Without の解説でも
扱っていますが、再度例文を示します。

ex.1  If it were not for music, my life would be pretty doll.
「音楽がなかったら、私の生活はかなり退屈なものになってるだろう。」

ex.2  If it had not been for an airbag, my father would have been killed.
「(車の)エアバックがなかったら、父は死んでいただろう。」

ex.1 で「倒置」を行うと、
👉 Were it not for music, my life would be pretty doll.
となり、

ex.2 でも「倒置」を行うと、
👉 Has it not been for an airbag, my father would have been killed.
となります。

このように、
「もし〜なければ」という意味で、

現在の「事実に反する」仮定をする場合は、
→ If it were not for 〜 (仮定法過去)
過去の「事実に反する」仮定をする場合は、
→ If it had not been for 〜 (仮定法過去完了)

という表現します。

※なお、この表現には、
not を取った If it were for 〜 や if it had been for 〜
という形はありませんので、注意しましょう。

② If only「〜でさえあればなあ」

・同じく先に例文をあげます。

ex.3  Oh, if only Ken were here.
「ああ、ケンがここに居さえすればなあ。」

ex.4  If only I had watched this movie.
「この映画を見さえしていたらなあ。」

この if only 〜 の表現は、
「こうだったら良かったのになあ」という意味で、
I wish 〜 の英文とも似たようなニュアンスを持っています。
ex.3 の例文で言うと
「ほぼ同じ意味」I wish Ken were here.
ex.4 の例文で言うと
「ほぼ同じ意味」I wish I had watched this movie.
〜となります。

このように、
「〜でさえあればなあ」という意味で

現在の「事実に反する」仮定をし、残念な気持ちを表現する場合は
→ If only +仮定法過去.
過去の「事実に反する」仮定を、残園な気持ちを表現する場合は
→ If only +仮定法過去完了.

と表現します。

③ It’s (high) time「もう〜してもよいころだ。」

・例文を2つあげます。

ex.5  It’s time we said good-bye.
もうさよならを言う時間だね。」

ex.6  It’s high time our children got up.
もう子供たちはとっくに起きる時間だろ。」

このように

◎ It’s time +仮定法過去. 👉「もう〜してもよいころだ。」

と表現することができます。
(※仮定法過去なので、動詞は必ず過去形になります。チェック!)

さらに、time の前に high をつけると
▶︎ It’s high time +仮定法過去.「とっくに〜する時間だ。」
同じように about をつけると
▶︎ It’s about time +仮定法過去. 「そろそろ〜する時間だ。」
という意味になります。

 

今回はここまで。

 

「仮定法」に関しては「①」から「⑦」まであります。
下記にリストアップしますので、読みたいものがありましたら
クリックしてください。
①基礎編
②if を用いた仮定法過去
③if を用いた仮定法過去完了
④wish や as if を伴う仮定法
⑤if が出てこない仮定法
⑦未来に対する仮定法

中学校英語の基礎固め用のブログを作りました!
ブログ「5問で復習-中学校英語の基礎」

このブログは、
中学生を対象としたものです。
英語の基礎固めを目的として、
毎回のテーマに合わせた問題が5問出題され、
次のページで
それに対する解答・詳しい解説がなされる、
という構成になっています。
興味がある方は、どうぞ訪問してみてください。

仮定法
スポンサーリンク
keiをフォローする
英語の素 eigonomoto.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました