語順の Review でまとめたものを、
さらに
・分野毎に
・表を用いて、できるだけ簡潔に
整理したものです。
今回は
語順の Review (29) からは、「時表現」の学習に入り、
「現在完了形」の次はそれを土台として
「過去完了」「未来完了」「助動詞+完了形」について学びました。
「時表現」も「指定ルール」に基づきますが、
それに沿って「現在完了の拡張」を
表を用いてまとめ直しました。
「指定ルール」- 「時表現」も指定ルール
修飾に使われる語順は2つ | ①指定ルール:前に置いた修飾語句は後ろを指定する |
②説明ルール:後ろに置いた修飾語句は前を説明する |
※ 「時表現」をしようとする意識[心構え]▶︎助動詞あるいは動詞をその「時表現」の形に指定
🔷【時表現をしようとする意識】+[助動詞あるいは動詞]
【時表現をしようとする意識】+[その「時」に合った助動詞あるいは動詞の形]👉「指定ルール」 | ||
Week 33 (12月 Week 1) |
Lesson 161 | 過去完了形 (had+過去分詞) |
Lesson 162 | 未来完了形 (will have+過去分詞) | |
Lesson 163 | 助動詞+完了形 |
「時表現」の基本
「時表現」征服2つのポイント | ① 時表現の位置 |
② 日本語訳に頼り過ぎない |
① 英語では「時は前置き」
主語 | 【時表現をしようとする意識[心構え]】 | 👉 | 助動詞あるいは動詞 ※その「時」にあった形に「意識」が指定 |
② 英語の「時表現」では…
➡️日本語に表れないイメージ・心理を理解し、助動詞あるいは動詞を適切な形にすることが大切
Lesson 161 ・162・163 ▶︎過去完了・未来完了・助動詞+完了
完了形がもつ共通イメージ「その時までに」 ➡️ have + 過去分詞
「時表現」 | 共通イメージ | 完了の拡張 |
完了形 |
「その時までに」 ※現在完了は、 |
①【過去完了】➡️ had +過去分詞 ▶︎過去のある時点が「その時」- そこからさらに視線が過去にさかのぼる時に使われる表現 |
②【未来完了】➡️ will have +過去分詞 ▶︎未来のある時点が「その時」 |
||
③【助動詞+完了形】 ▶︎過去のある時点が「その時」- そこから「現在」へと視線が移り確信していること表現 ※それに「助動詞」のニュアンスが加わります。 |
👉 Lesson 161 Key Sentence 【過去完了】
▶︎ By the time you came back from lunch, Arnold had already left.
・Lesson 161 – 1
▶︎ I woke up at 5:45 and washed my face.
・Lesson 162 – 2
▶︎ Why was Ken in a bad mood?
– Because he had been asked to do overtime.
👉 Lesson 162 Key Sentence 【未来完了】
▶︎ I‘ll have finished by around four o’clock.
・Lesson 162 – 1
▶︎ I‘ll have fixed the washing machine by around 11.
・Lesson 163 – 2
▶︎ They will have received the package by now.
※ will は「未来専門」ではないので、今起こっていることを
「思い浮かべる – 見通す」場合にも使える。
👉 Lesson 163 Key Sentence 【助動詞+完了形】
▶︎ I must have left it in the clubroom.
・Lesson 163 – 1
▶︎ He may have lost his way.
・Lesson 163 – 2
▶︎ I should have studied harder.
・Lesson 163 – 3
▶︎ She pretended to have been working.
※完了形は to不定詞とも結びつきますが、「その時まで」の感覚は同じ。
助動詞+完了形 | 意味 |
163-1 ▶︎ must have +過去分詞 | 「〜したに違いない」 |
163-2 ▶︎ may have +過去分詞 | 「〜したのかもしれません」 |
163-3 ▶︎ should have +過去分詞 | 「〜するべきでした」 |
これで、
「完了形の拡張」のまとめは終わりです。
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