21-ラジオ英会話 助動詞類 の「指定」の仕方

語順の Review でまとめたものを、
さらに
・分野毎に
・表を用いて、できるだけ簡潔に
整理したものです。

今回は
語順の Review ㉘ では、助動詞類が指定ルールで使われることを学び、
勉強しました。

 

そこで、
「助動詞類」について
表を用いてまとめ直しました

「指定ルール」- 助動類も指定ルール

修飾に使われる語順は2つ ①指定ルール:前に置いた修飾語句は後ろを指定する
②説明ルール:後ろに置いた修飾語句は前を説明する

 助動詞類 ▶︎助動詞類は「事実を表す」表現 – 事実の描写だと指定

🔷【助動詞類:事実の描写だと指定】+[動詞句]

【助動詞類:事実だと指定】+[動詞句]👉「指定ルール」
Week 28 (10月 Week 4) Lesson 136 助動詞類 have to
Lesson 137 助動詞類 be going to
Lesson 138  助動詞類 had better, used to
Lesson 139 助動詞は重ねて使えない

 

Lesson 136 ▶︎助動詞類 have to

 must と have to のニュアンスの違い

must
[〜しなければならない]
主観的 主観的な「高い圧力」
👉否定文にすると【mustn’t】
否定に「高い圧力」かけて「禁止」▶︎「〜してはいけません」
※「違いない」(主観的な強い確信)の使い方もあり
 have to
[〜しなければならない]
客観的 客観的な「必要性」 (「need の親玉」という捉え方もあり)
👉否定文にすると【 not have to】
-「必要性」の否定▶︎「〜する必要がありません」
※「違いない」(証拠を伴う客観的な必然性)の使い方もあり

👉 Lesson 136 Key Sentence
▶︎ I have to hand in this report first thing tomorrow morning. 【客観的な必要性】
・Lesson 136 – 1 
▶︎ You mustn’t bottle up your emotions. 【禁止】
・Lesson 136 – 2
▶︎ You don’t have to bottle up your emotions. 【必要性の否定】
・Lesson 136 – 3
▶︎ She has to be the culprit. 【証拠を伴う客観的な必然性】

Lesson 137▶︎助動詞類 be going to

will と be going to のニュアンスの違い

will
「〜だろう/するよ」

見通す トンネルの出口の先の情景「見通す
※現在の事実ではない
👉頭の中でその場で意思決定のクリックがなる意識 (即時性)
 be going to
「〜だろう/するよ」
流れの中 現在の「原因」があり「〜向かっているところ」
※現在の事実と密接な関係あり
👉「心積り」があり、その方向へ向かっている意思(流れの中)

👉 Lesson 137 Key Sentence
▶︎ Hurry, you‘re going to be late for your piano lesson! 【「流れの中」の予測】
・Lesson 137 – 1
▶︎ It will rain tomorrow. 【単なる予測】
・Lesson 137 – 2
▶︎ It‘s going to rain soon. 【空は暗くなっている – からの予測】
・Lesson 137 – 3
▶︎ I‘m going to get my hair cut. 【「流れの中」での意思】

Lesson 138 ▶︎助動詞類 had better, used to

had better +動詞原形 「〜したほうがいい」 👉切迫感や「そうしないと困ったことになる」というニュアンス
used to +動詞原形 「〜したものだ」 👉過去の習慣や状態を表すことができる
※ would は「過去の状態」を表現できない

👉 Lesson 138 Key Sentence
▶︎ We had better clean up the kitchen before Mom gets back. 【切迫感】
・Lesson 138 – 1
▶︎ You‘d better call the police! I mean NOW! 
※ You’d better は You had better の短縮形
・Lesson 138 – 2
▶︎ There used to be a cinema around here. 【過去の状況】

 

 

 

 

Lesson 139▶︎ 助動詞は重ねて使えない

助動詞と助動詞類の違い

助動詞 👉「心理内の話」だと指定  ※だから重ねて使うことできない
助動詞類 👉「助動詞」と類似の意味をもつフレーズ
※ただし、「助動詞類」は、「事実の描写」だと指定

※そのため、意味的に「助動詞」を重ねたくなったときには、
助動詞+助動詞類+動詞原形 – の表現を用います。

助動詞+助動詞類 のポピュラーなコンビネーションの例

① should be able to 「〜できるはず」  [139 Key]
② may be able to 「〜できるかもしれない」 [139-1]
③ may have to 「〜しなければならないかもしれない」[139-3]
④ will have to 「〜しなければならないだろう」[139-2]
⑤ will be able to 「〜できるだろう」

👉 Lesson 139 Key Sentence
▶︎ I should be able to get there by five.
・Lesson 139 – 1
▶︎ I may be able to join you tomorrow.
・Lesson 139 – 2
▶︎ I guess I‘ll have to make another costume for her myself this year.
・Lesson 139 -3
▶︎ We may have to postpone the meeting.

参考として…

can と be able to のニュアンスの違い

can
「やろうと思えばできる」
潜在 主語の潜在する能力を表現
be able to
現実に「能力がある・可能」
事実 「可能」かどうか、あるいは実際にできたこと(またはできなかったこと)を表現

これで、
助動詞類のまとめは終わりです。

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