1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
それでは第47週 ( 3月 Week 3 )の復習です。
今までの学習内容
今まで学習してきた内容の紹介です。
それぞれできるだけ簡単にその内容をまとめたもので、
興味のある方はクリックして参考にしてください。
必要ない方は、飛ばして「Week 47の『語順』の review」をご覧ください。
語順の基本
説明ルール
◎関係詞節修飾
指定ルール
◎助動詞グループ
◎「時表現」
配置転換
「受動態」と「比較」
さて、今週のまとめです。
Week 47 の「語順」review
・ Week 43からは「比較」について勉強しています。
Lesson 231 比較(17):as 〜 as … を用いたフレーズ2
🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する
🔵 as 〜 as … のフレーズ2 ① as 〜 as ever「相変わらず〜」 ② as 〜 as any …「どの … とも同じくらい(どの … にも劣らず)」 ③ as many as や as often as を加えて「数の多さ」「回数の多さ」を強調 |
[Key] You’re as lovely as ever.
※あなたは相変わらず、すてきですね。
▶︎ ever は「at any time (どの時点をとっても)」
そこから「いつもと同じように」となっています。
[1] And you’re as handsome as ever.
※そして、あなたは相変わらずハンサムです。
[2] Charlie is as hardworking as any student in our class!
※チャーリーは私のクラスの学生の中で、誰にも劣らず勤勉です。
▶︎ any は「何でも・どれでも」
– この文では単数名詞 student が使われ「どの学生にも劣らず勤勉」
となっています。
[3] I read as many as four books in a day!
※私は1日に4冊も本を読みます!
▶︎本来 I read four books. と言えば済むところ、
as many as をわざわざ加えて「こんなにたくさん」を表現してます。
Lesson 232 比較(18):比較級を用いたフレーズ1
🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する
🔵 比較級を用いたフレーズ1 ① 比較級+比較級「ますます〜」※「長い」形容詞/副詞だと more and more 〜 ▶︎ get, become などの変化を表す動詞と使われます ② The 比較級 〜, the 比較級 ….「〜であればあるほど、(より) …. になる ▶︎ the は「その比較級の分だけ」のように、「度合い」が1つに決まるニュアンス |
[Key] Your English is getting better and better.
※あなたの英語はますますよくなっています。
▶︎「比較級 and 比較級」の形で、
途切れなく変化する様子が目に浮かぶ表現です。
[1] The situation is becoming more and more serious.
※状況はますます深刻になってきています。
▶︎ more が使われる比較級では、
more and more serious のように more を重ねて使います。
[2] The younger you are, the easier it is to learn.
※若ければ若いほど、学ぶのは易しいものです。
▶︎この構文では、
「the + 比較級」が本来の you are、it is の後ろから抜き出され、
節の最初に置いて、この比例関係を明確にしています。
Lesson 233 比較(19):比較級を用いたフレーズ2
🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する
🔵 比較級を用いたフレーズ2 ① no more than 〜「〜にすぎません (=only)」※強い否定の感情 ② not more than 〜「〜を超えていない」※客観的なフレーズ ③ no less than 〜「(数量の大きさを強調)そんなにも」※強調表現 ④ not less than 〜「〜より下ではない」※平板な表現 ※ “no” には強い感情「全然そうではない」が宿る ↔️ not は「客観的」 |
[Key] The Earth is no more than a little planet.
※地球は小さな惑星にすぎません。
▶︎ no には強い感情が宿り、
「ちっぽけな惑星にすぎない」というニュアンスになります。
[1] There were no more than ten people present.
※10人しか出席者はいませんでした。
▶︎この文では、no があるので
「たったそれだけ」というガッカリ感が込められています。
[2] There were not more than ten people present.
※10人以下の出席者でした。
▶︎こちらでは、not を用いているので
至って平板な「10人を超えていない」という表現になります。
[3] We have to write a paper of not less than 5,000 words.
※私たちは5,000ワード以上の論文を書かなくてはなりません。
▶︎ not less than では not があるので
至って平板な「〜より下ではない=〜以上」というニュアンスになります。
[4] An apartment in that area would cost no less than 500, 000 dollars.
※あの地域のアパートは50万ドルもするのです。
▶︎ no less than は、
数量を強調して「50万ドルも、そんなに」という表現になります。
◎ That is no less than a miracle.「まさに奇跡だ!」
Lesson 234 比較(20):比較級を用いたフレーズ3
🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する
🔵 比較級を用いたフレーズ3 ・no more A than B 「A でないのは B と同じ」-「Bと同様にAではない」 ▶︎文の中心は、no A「Aではない」という強い否定 ▶︎それを論外な比較対象 B を持ち出すことでさらに強調する形 ※ A には名詞、形容詞、動詞句などが来れます。 |
[Key] You’re no more a philosopher than my cat!
※あなたが哲学者でないのは、うちのネコと同じです。
▶︎この文の中心は、You’re no philosopher! という強い否定
– そして、その否定の強さを表現するために、明らかに論外なモノ – cat を
引き合いに出し、「私の買っているネコ以上には=ネコと同様に」と言っている
のです。
[1] He is no more fit to do this job than a baby.
※彼は赤ちゃんと同様に、この仕事に向いてはいません。
▶︎この文では、Aの部分に形容詞のフレーズがきています。
[2] I could no more lie to you than fly to the moon.
※私は月に飛んでいけないように、あなたにウソはつけません。
▶︎この文では、A の部分に動詞フレーズが来て、
比較対象のBもそれに合わせて、動詞フレーズになってます。
これで、
Week 47 の「語順」review は終了!
👉 次は 3月 Week 4で、 『英語は「配置の言葉」』を扱います。
(3月21日〜)
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