動詞語形変化を知る①基礎編

英語を学び始めると、
「面倒だな」と思うのは…

👉「動詞の語形変化」ではなかったですか?

 

 

 

 

動詞の語形変化って?

日本語は、
動詞の語尾に、状況にあった「言葉」を加えるだけで表現できます。
例えば、「食べる」であれば..
・「過去の文」であれば、「食べ – た」
・「未来の文」であれば、「食べる – でしょう」
・「受け身の文」であれば、「食べ – られる」
と「語尾」に変化を加えればOKですが、

英語であれば、「食べる」は eat ですが
・「過去の文」であれば、ate
・「未来の文」であれば、will eat
・「受け身の文」であれば、(be) eaten
と全く別な「形」になってしまいます。

そのため、この「動詞の語形変化」を覚えるために
まず間違いなく中学校の教科書の最後にある「動詞の語形変化表」を
暗記するハメになってしまうのです。

今回は、
この「動詞の語形変化」が意味するものを詳しく解説していきます。

語形変化の種類〜活用表

不規則動詞活用表
原形 現在形 過去形 過去分詞形 -ing形
A-A-A型
hit (打つ) hit(s) hit hit hitting
A-B-A型
run (走る) run(s) ran run running
A-B-B型
hear (聞く) hear(s) heard heard hearing
A-B-C型
be (〜である) an / is / are was / were  been being

このように、
動詞の「語形変化」というと一般的には…

a.「原形」
b.「現在形」
c.「過去形」
d.「過去分詞形」
e.「-ing形」
(※「-ing形」は「現在分詞形」とも表記します)

という「形」があり、
それぞれの「形」が有するニュアンスが、
必要な表現を作り出しているのです。

※この5つの形のうち、
特に「原形」「過去形」「過去分詞形」の3つを、
hit – hit – hit
run – ran – run
hear – heard – heard
のように、学校では暗記させられることが多いですね。

それでは、みなさん!
例えば、「原形」であれば、
「原形」に有しているニュアンスがあることを
ご存知でしょうか?

5つの語形変化は3種類に分けられる!

また、
その使い方からすると、
・「現在形」と「過去形」は同じ種類
・「過去分詞」と「-ing形」も同じ種類
であり、
5つの語形変化は大きく..
①「原形」
②「現在形」「過去形」
③「過去分詞」「現在分詞」
の3つのグループに分けられるのです。

簡単に言うと…
①「原形」は
▶︎「実現していない」を表現する
②「現在形」「過去形」は
▶︎「時」に応じた事実を表現する
③「過去分詞」「現在分詞」は
▶︎「時」には関係なく「動詞と形容詞の2つの働き」を有する
ものなのです。

さて、次回から
それぞれのものについて具体的に見ていきましょう。
※「過去分詞」「現在分詞」については、
「分詞とは?」に詳しく解説していますが、こちらではもう少し簡略に説明します。

🔵そちらの方を確認した方は、下記をクリックしてご覧ください。
分詞とは?その1(用語の意味)
分詞とは?その2(現在分詞)
分詞とは?その3(過去分詞)

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