1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
それでは第37週 ( 1月 Week 1 )の復習です。
今までの学習内容
今まで学習してきた内容の紹介です。
それぞれできるだけ簡単にその内容をまとめたもので、
興味のある方はクリックして参考にしてください。
必要ない方は、飛ばして「Week 37『語順』の review」をご覧ください。
語順の基本
説明ルール
◎関係詞節修飾
指定ルール
◎助動詞グループ
◎「時表現」
さて、今週のまとめです。
Week 37 の「語順」review
・ Week 37からは「配置転換」について勉強していきます。
Lesson 181 焦点を当てる前置き
🔴 英語は「配置の言葉」
▶︎英語における「配置転換」の重要性の学習 – そこには常に「意図」がある
🔵「前置き」する配置転換 ① 焦点を与えたい語句を、文の先頭に置くだけ。 ② It + be動詞+「焦点を与えたい語句」that 〜. [ it の強調構文] ※ it で引っ張り出した語句の「元」の位置は空所(□)になります。 |
[Key] Last night, I had a big fight with my girlfriend □.
※昨夜、私はガールフレンドと大げんかをしました。
▶︎この文はいつもの語順と異なり…
時表現 last night が通常の文末から文頭に移動されています。
– 文中で一番目立つ文頭に前置きすることで、
last night に焦点を当てているのです。
前置きによって目立たせる – it の強調構文
□ Fido bit my teacher yesterday.
👉 a. [Fido に焦点] It was Fido that □ bit my teacher yesterday.
※昨日私の先生をかんだのは、ファイドーだったのです。
👉 b. [my teacher に焦点] It was my teacher that Fido bit □ yesterday.
※昨日ファイドーがかんだのは、私の先生だったのです。
👉 c. [yesterday に焦点] It was yesterday that Fido bit my teacher □.
※ファイドーが私の先生をかんだのは、昨日だったのです。
Lesson 182 対比のための前置き
🔴 英語は「配置の言葉」
▶︎英語における「配置転換」の重要性の学習 – そこには常に「意図」がある
🔵「前置き」する配置転換 ① 前置詞句を文頭に置くことで、対比の効果を生み出す ※目立つ文頭に置くことで、対比が明瞭になるというテクニック ②「the+比較級、the+比較級」も前置きを伴う対比 |
[Key] On social media, she’s very outspoken, but in person, she’s quiet and shy.
※ソーシャルメディアでは、彼女はずいぶん率直な物言いをしますが、
実際に会うと、物静かで、内気なのです。
▶︎この例では、
本来文末にあるはずの on social media, in person を文頭に置くことによって
「ソーシャルメディアでは〜、しかし実際に会うと …」と対比の効果が与えられています。
□ The younger you are, the easier it is to learn.
※若ければ若いほど、学ぶのは易しいものです。
▶︎この文は、「 the 比較級、the 比較級」の形。
このフレーズは比例関係を表します。young の度合いが大きくなれば、
簡単さの度合いも大きくなるという関係。
Lesson 183 主語ー助動詞倒置①:So do I.
🔴 英語は「配置の言葉」
▶︎英語における「配置転換」の重要性の学習 – そこには常に「意図」がある
🔵 主語ー助動詞倒置その1 👉「主語に前に助動詞要素を出した形」 – この形は疑問文専用の形ではなく….感情の高揚を表す一般的な形 |
[Key] I love their music. ー So do I.
※私は彼らの曲が大好きです。ー私もです。
▶︎この文も、
「私もなんですよー」と、感情が動いています。
高揚感がすでに組み込まれているのです。
[1] Am I hungry!
※おなかが減ったー!
▶︎ I am hungry. – 倒置→ Am I hungry!
[2] Did I mess up!
※大失敗しちゃったよ!
▶︎ I messed up. – 倒置→ Did I mess up!
[3] Have I been a fool!
※バカだったなあ!
▶︎ I have been a fool. – 倒置 → Have I been a fool!
Lesson 184 主語ー助動詞倒置②:否定的語句の前置き
🔴 英語は「配置の言葉」
▶︎英語における「配置転換」の重要性の学習 – そこには常に「意図」がある
🔵 主語ー助動詞倒置その2「否定的語句+倒置」 👉「否定的語句」を文頭に出し焦点を当てる – そして 👉「主語に前に助動詞要素を出した形」 – この形は疑問文専用の形ではなく….感情の高揚を表す一般的な形 ※否定的語句の前置きには感情がこもるため、倒置形が伴う |
[Key] Never have I seen a spaceship like this!
※こんな宇宙船を私は見たことがありません!
▶︎この文では、
Never と強調し、その高揚をと倒置で支えながら文を展開する形。
[1] Little did we know that the company would go bankrupt!
※その会社が破産するなんてほとんど知らなかったよ!
▶︎ little は「ほとんど〜ない」という否定的な語句
– それに倒置形が伴っています。
[2] No sooner had I set up the barbecue than it began to pour with rain!
※バーベキューを準備したらすぐに大雨が降り始めたんだよ!
▶︎ no sooner 〜 than … は「〜するとすぐに …/ 〜するやいなや ….」
というフレーズ。こちらも倒置形が伴ってます。
これで、
Week 37 の「語順」review は終了!
👉 次は 1月 Week 2で、「疑問文」を扱います 。
(1月10日〜)
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