22-ラジオ英会話「語順」の Review (44)

1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。

それでは第44週 ( 2月 Week 4 )の復習です。

今までの学習内容

今まで学習してきた内容の紹介です。
それぞれできるだけ簡単にその内容をまとめたもので、
興味のある方はクリックして参考にしてください。

必要ない方は、飛ばして「Week 44の『語順』の review」をご覧ください。

語順の基本

👉語順の基本とその拡張

説明ルール

👉「文の説明」まとめ

👉「動詞句の説明」まとめ

👉「名詞」の説明の仕方

◎関係詞節修飾

👉「関係代名詞節」の修飾の仕方

👉「関係副詞節」の修飾の仕方

👉「関係詞節修飾」の非制限用法

指定ルール

👉「指定」する「形容詞」の使い方

👉「指定」する「副詞」の使い方

👉「前置き not」の「指定」の仕方

◎助動詞グループ

👉助動詞の「指定」の仕方

👉助動詞類の「指定」の仕方

◎「時表現」

👉【過去形】の「指定」の仕方

👉【現在形】の「指定」の仕方

👉【進行形】の「指定」の仕方

👉【現在完了形とその進行形】の「指定」の仕方

👉【完了形の拡張】の「指定」の仕方

👉【未来表現】の「指定」の仕方

👉【wish の仮定法】の「指定」の仕方

👉【if の仮定法】の「指定」の仕方

👉【その他の仮定法】の「指定」の仕方

👉【動詞原形】の「指定」の仕方

配置転換

👉【前置きと主語ー助動詞倒置】の「配置転換」の仕方

👉【疑問文】の基礎的な「配置転換」の仕方

👉【wh疑問文】の「配置転換」の仕方

👉【その他】の「配置転換」の仕方

「受動態」と「比較」

👉【受動態】の配置の仕方

 

さて、今週のまとめです。

Week 44 の「語順」review

・ Week 43からは「比較」について勉強しています。

Lesson 216  比較⑤:as 〜 as … の比較内容を豊かに

🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する

🔵 as 〜 as … の ”as と as” の間に置くもの
👉 as 〜 as … の「〜」の部分には、「比較内容」を表すものを配置します
▶︎そこには、形容詞や副詞1語だけを置くとは限りません
-「形容詞、副詞を含んだフレーズ」や「名詞のかたまり」もあり
※「名詞のかたまり」で単数の場合は、「形容詞」を前出しします。

[Key] Mom is as good at cooking as you are □.
※お母さんは、あなたと同じくらい料理が上手です。
▶︎この文では、”good as cooking” というフレーズを
「比較内容」として使っています。
– as you are. は as you are [good at cooking]. ということ。

[1] I have as many friends as you.
※私にはあなたと同じくらい多くの友達がいます。

▶︎ここでは、”many friends” と名詞を配置しています。
この場合にも、意味の力点は「数多くの友達」という意識で、ハイライトは
やはり「形容詞」です。

[2] My son gets as much praise as my daughter.
※私の息子は娘と同じくらいほめられています。
▶︎この文では、”much praise” と名詞を配置しています。
この場合も [1]と同じように、「たくさんの褒め言葉」のように
「たくさんの」という「形容詞」に意味の力点を置いているのです。

[3] Tom is as good a player as Ken. 👉「名詞のかたまり」が単数
※トムはケンと同じくらい良い選手ですよ。
▶︎この文では、”a good player” を「比較内容」とすると、
good が名詞の中に埋もれてしまい「同じくらい優れている」という意図が
見えなくなるため、good を前出ししています。

 Lesson 217  比較⑥:比較はバランスを大切に

🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する

🔵 as 〜 as … の「主語」と「比較対象」について
👉何と何を比べているのか、そのバランスをとることが大切
・バランスとは…
「比較可能なもの」に2つのものをすること(形をそろえること)

[Key] Our piano at home isn’t as big as yours.
※うちにあるピアノはあなたにものほど大きくはありません。
▶︎この文はでは、
「主語」が “our piano” なので「比較対象」も “your (あなたにもの=あなたのピアノ)”
にしてバランスをとっています。
(英語初心者は、yours を you としてしまいがちです)

[1] The culture of Japan is as rich and beautiful as that of England.
※日本の文化はイギリスのそれと同じくらい豊かで美しい。

▶︎この文でも、「比較対象」の部分を as England とすることはできません。
-「日本の文化 (the culture of Japan)」と「イギリス」ではバランスがとれません。
⇨そこで、名詞の繰り返しを避ける that を使い「イギリスのそれ (that of England)」
として、初めて the culture of Japan と自然な比較が成立してます。

[2] To write Japanese is not as easy as to speak Japanese.
※日本語を書くのは日本語を話すほど易しくありません。
▶︎この文では、
主語が to 不定詞なので、比較対象も to 不定詞にするというように
フレーズの形をそろえています

[3] At the hotel, I slept as well as at home.
※ホテルでは家と同じくらいよく寝ました。
▶︎この文では、
前置詞句で (at the hotel と at home) で比較するバランスをとっています。

 Lesson 218  比較⑦:比較対象に節

🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する

🔵 as 〜 as … の「比較対象」には「節」も来れる!
👉重要なのは空所(□)の意識
👉また「よく使われる言い回し」もしっかり覚えましょう。
・as 〜 as we thought / expected / hoped
 -「私たちが思った/ 期待した / 望んだ – ほど」
・as 〜 as I could (can) -「できるかぎり」
・as 〜 as you want ( as 〜 as you’d like) – 「好きなだけ」 (大人バージョン)

[Key] It’s not as hard as it seems □.
※それはそう見えるほど難しくはありません。
▶︎この文では、seems の後ろに空所が hard と呼応して
「それがそう見えるほど」ではないとなっています。
( as it seems [hard].)

[1] Hiroto is not as young as he looks □.
※ヒロトは彼がそう見えるほど若くありません。
▶︎この文では、looks の後ろに young と呼応する空所があり、
「彼がそう見えるほど」ではないとなっています。
( as he looks [young])

[2] My mom is not as strict as she was □ a couple of years ago.
※母は数年前そうだったほど厳しくはありません。
▶︎ここでは、she was の後ろに strict に呼応する空所があり、
「彼女が数年前にそうだったほど」ではないとなっています。
( as she was [strict] a couple of years ago)

[3] The new movie is not as exciting as we thought [expected / hoped].
※その新しい映画は私たちが思った[期待した / 望んだ]ほど面白くありません。
▶︎よく使われる言い回し1

[4] You can stay as long as you want.
※あなたは好きなだけでいいですよ。
▶︎よく使われる言い回し2

[5] I got here as quickly as I could.
※できる限り早くここに来ました。
▶︎よく使われる言い回し3

 Lesson 219  比較⑧:比較級

🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する

🔵「より〜」比較級
👉 比較級の置く位置も、通常の形容詞・副詞と同じ。
・比較級の基本:原級に -er をつける
※「形容詞に -ly をつけた副詞」は – more, most をつけて比較級・最上級にする
・than 比較対象の “than”:コントラストを表す単語 -「離れて」がイメージ
▶︎比較級と使うと「レベルが離れて」となる

[Key] Can you ride more slowly, please?
※もっとゆっくり走ってもらえますか。
▶︎この文では、ride の後ろ、通常 slowly が使われるのと同じ場所に
比較級 ( more slowly ) を置いています。

[1] Horyuji is older than Todaiji.
※法隆寺は東大寺より古いのです。
▶︎この文では、be動詞の後ろは形容詞の使われる典型的な場所。
– Horyuji is old. の old と同じように気楽に使っていいのです。
・than のニュアンスもチェック!

[2] I have a better idea!
※私にはもっといいアイデアがありますよ!
▶︎この better の位置も、I have a good idea. の good と同じ。
気楽に使いこなしましょう。

 

 

 

 

これで、
Week 44 の「語順」review は終了!

 

👉 次は 3月 Week 1で、 引き続き「比較」を扱います。
(2月28日〜)

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