22-ラジオ英会話「語順」の Review (45)

1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。

それでは第45週 ( 3月 Week 1 )の復習です。

今までの学習内容

今まで学習してきた内容の紹介です。
それぞれできるだけ簡単にその内容をまとめたもので、
興味のある方はクリックして参考にしてください。

必要ない方は、飛ばして「Week 45の『語順』の review」をご覧ください。

語順の基本

👉語順の基本とその拡張

説明ルール

👉「文の説明」まとめ

👉「動詞句の説明」まとめ

👉「名詞」の説明の仕方

◎関係詞節修飾

👉「関係代名詞節」の修飾の仕方

👉「関係副詞節」の修飾の仕方

👉「関係詞節修飾」の非制限用法

指定ルール

👉「指定」する「形容詞」の使い方

👉「指定」する「副詞」の使い方

👉「前置き not」の「指定」の仕方

◎助動詞グループ

👉助動詞の「指定」の仕方

👉助動詞類の「指定」の仕方

◎「時表現」

👉【過去形】の「指定」の仕方

👉【現在形】の「指定」の仕方

👉【進行形】の「指定」の仕方

👉【現在完了形とその進行形】の「指定」の仕方

👉【完了形の拡張】の「指定」の仕方

👉【未来表現】の「指定」の仕方

👉【wish の仮定法】の「指定」の仕方

👉【if の仮定法】の「指定」の仕方

👉【その他の仮定法】の「指定」の仕方

👉【動詞原形】の「指定」の仕方

配置転換

👉【前置きと主語ー助動詞倒置】の「配置転換」の仕方

👉【疑問文】の基礎的な「配置転換」の仕方

👉【wh疑問文】の「配置転換」の仕方

👉【その他】の「配置転換」の仕方

「受動態」と「比較」

👉【受動態】の配置の仕方

👉【as 〜 as …】の配置の仕方

 

さて、今週のまとめです。

Week 45 の「語順」review

・ Week 43からは「比較」について勉強しています。

Lesson 221 比較⑨:指定表現+比較級

🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する

🔵 [指定表現]➡️ 比較級
👉 比較級の指定表現としては very などの単純な強調表現は使えません
– 比較級は程度の「差」に注目した表現なので、量や距離で差の大きさを指定します

①[指定表現]で「差」を指定
▶︎ much / a little / far など
②[指定表現]で「具体的な差」を指定
▶︎ two years ( older / younger) など
③ 倍数表現
▶︎ half / twice / three times など
④ the +比較級 
▶︎ 2者のうち「より〜のほう」を示す (「一つに決まる the」)

[Key] Windsor Castle is much older than Buckingham Palace.
※ウィンザー城はバッキンガム宮殿よりずっと古いのです。
▶︎この文では、
much でその差 [古さの差]が大きいことを「指定」しています。

[1] Chris is ten years older than me.
※クリスは私より10歳年上です。

▶︎この文では、older の差が具体的に[10歳の差がある]と ten years 
で「指定」しています。

[2] My new computer is three times faster than the old one.
※私の新しいコンピューターは古いものより3倍速い。
▶︎この文では、倍数表現 – three times を用いて、
その[速さの差]を示しています。

[3] He is the taller of the two.
※彼は2人のうち背が高いほうだ。
▶︎この文では、「the +比較級」の形を用いて、
2者のうち「より〜のほう」(ここでは背の高いほう)を表現しています。

 Lesson 222  比較⑩:比較はバランスを大切に(比較級)

🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する

🔵 比較級での2つの「比較するもの」について
👉何と何を比べているのか、そのバランスをとることが大切
・バランスとは…
「比較可能なもの」に2つのものをすること(形をそろえること)
▶︎「比較対象」が、名詞(句)や前置詞句の場合もあり

[Key] It’s faster to draw it on a computer than to use real watercolor paints.
※コンピューターでそれを描くのは、本物の水彩絵の具を使うより速いのです。
▶︎この文では、
to draw it on a computer と to use real watercolor paints と比較するものが
2つとも to 不定詞のフレーズ動詞でバランスをとっています。

[1] It’s often more relaxing to travel by train than by car.
※電車での旅行のほうが、車での旅行よりもしばしばのんびりできます。

▶︎この文では、
by train と by car と比較するものが by を用いたフレーズ (手段の表現)
でバランスをとっています。

[2] For me, reading a book is more enjoyable than watching a movie.
※私にとって、読書をすることは映画を見るよりも楽しいのです。
▶︎この文では、
reading a book と watching a movie と比較するもが動詞 -ing形動詞で
いいバランスをとっています。

[3] Your apartment is much larger than mine (✖️ me).
※あなたのアパートは私のものよりもはるかに広いです。
▶︎この文では、
比較するものが「アパート」同士なので、
your apartment と “me” とはならず、your apartment と mine (my apartment)
とすることでバランスをとっています。

[4] The festivals of Japan are more colorful than those of Britain (✖️ Britain).
※日本の祭りはイギリスのそれらよりもより色彩豊かです。
▶︎この文では、
比較するものが「祭り – festivals」なので、
the festivals of Japan と “Britain” とはならず、the festivals ofJapan と
those of Britain (the festivals of Britain) とすることでバランスをとっています。

 

 

 

 

 Lesson 223  比較⑪:比較対象に節(比較級)

🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する

🔵 比較級の「比較対象」には「節」も来れる!
👉重要なのは空所(□)の意識
👉また「よく使われる言い回し」もしっかり覚えましょう。
・比較級 than we (I) thought / expected / hoped
 -「私たちが思った/ 期待した / 望んだ – より」

[Key] Nolan is a lot smarter than he seems □.
※ノーランはそう見えるよりもずっと頭がいいのです。
▶︎この文では、seems の後ろに空所が smart と呼応して
「彼がそう見えるよりも(はるかにsmart)」となっています。
( than he seems [smart].)

[1] He looks older than he actually is □.
※彼は実際にそうであるよりも年をとって見えます。
▶︎この文では、is の後ろに old と呼応する空所があり、
「彼が実際にそうであるよりも (oldに見える)」となっています。
( than he actually is [old])

[2] I’m more confident than I have ever been □.
※私は今まででいちばん自信があります。
▶︎ここでは、been の後ろに confident に呼応する空所があり、
「これまでのどの時点でそうであったよりも ( confident に見える)」となっています。
※ ever は at any time のことで「どの時点をとっても」
( than I have ever been [confident])

[3] We sold many more tickets than we expected [thought / hoped].
※私たちは期待したよりも[思ったよりも/望んだよりも]はるかに多くのチケットを
売りました。
▶︎よく使われる言い回し

 Lesson 224  比較⑫:最上級の基礎

🔴比較表現の3種類のバリエーション
①「…と同じくらい〜」as 〜 as …
②「より〜」比較級
③「最も〜」最上級
▶︎何かと比較するのだから ⇨形容詞あるいは副詞を「加工」するのが基本
◎比較表現でも、通常の形容詞・副詞と同じように配置する

🔵「最も〜」最上級
👉 比較級の置く位置も、通常の形容詞・副詞と同じ。
・最上級の基本:the 形容詞/副詞 -est をつける
※長い単語の場合には the most +[形容詞/副詞]
▶︎最上級の the – 「最も〜」を表すのなら「ひとつに決まる」というニュアンスから
◎ただし、気軽な会話や文体、副詞の最上級ではしばしば省略されます

[Key] I’d say she’s the most talented artist in our family.
※彼女は、家族の中でいちばん才能のある画家だと言ってもいいでしょう。
▶︎この文では、最上級 the most talented が普通の形容詞と同じ、
名詞の前で使われています。

[1] She is the most talented on my team.
※彼女は私のチームで最も才能があります。
▶︎この文では、be動詞の後ろの、通常の形容詞が占める位置に
the most talented と最上級が置かれています。

[2] She speaks Spanish the most fluently.
※彼女はスペイン語を最も流暢に話します。
▶︎この文では、通常の副詞 speaks Spanish fluently と同じ位置に
the most fluently が置かれています。

 

これで、
Week 45 の「語順」review は終了!

 

👉 次は 3月 Week 2で、 引き続き「比較」を扱います。
(3月7日〜)

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