21-ラジオ英会話「 語順」の Review (36)

1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。

それでは第36週 ( 12月 Week 4 )の復習です。

今までの学習内容

今まで学習してきた内容の紹介です。
それぞれできるだけ簡単にその内容をまとめたもので、
興味のある方はクリックして参考にしてください。

必要ない方は、飛ばして「Week 36『語順』の review」をご覧ください。

語順の基本

👉語順の基本とその拡張

説明ルール

👉「文の説明」まとめ

👉「動詞句の説明」まとめ

👉「名詞」の説明の仕方

◎関係詞節修飾

👉「関係代名詞節」の修飾の仕方

👉「関係副詞節」の修飾の仕方

👉「関係詞節修飾」の非制限用法

指定ルール

👉「指定」する「形容詞」の使い方

👉「指定」する「副詞」の使い方

👉「前置き not」の「指定」の仕方

◎助動詞グループ

👉助動詞の「指定」の仕方

👉助動詞類の「指定」の仕方

◎「時表現」

👉【過去形】の「指定」の仕方

👉【現在形】の「指定」の仕方

👉【進行形】の「指定」の仕方

👉【現在完了形とその進行形】の「指定」の仕方

👉【完了形の拡張】の「指定」の仕方

👉【未来表現】の「指定」の仕方

👉【wish の仮定法】の「指定」の仕方

さて、今週のまとめです。

Week 36 の「語順」review

・「指定ルール:指定は前に置く」
– このルールは修飾の語順一般を決定する重要ルールです。
– Week 29から「時表現」を学びますが、「時表現」も意識の中で指定ルール
に従っています。

Lesson 176  仮定法⑦:織り込まれた条件

🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと

🔵 仮定法 ▶︎「事実に反する・可能性が著しく低い」つまり「反事実」を表現
【作り方】👉「時表現を過去方向にひとつずらす」
– これは「現実離れ」から来る「距離感」を表現するため
 (本来の時表現から「離して」いるのです)
🔵 if節を伴わない仮定法文 – 助動詞から条件が織り込まれていることが分かる
① Without 〜, … ▶︎「〜がなければ」
② Otherwise 〜, … ▶︎「そうでなければ」
③ In my place, … ▶︎「私の立場なら」
④ In your shoes, …▶︎「あなたの立場なら」
👉「結びの節」では、would / could / might +動詞の原形 や
would / could / might +have+過去分詞 がやってきて仮定法だとわかる。

[Key] Without your support, I couldn’t have gotten the student loan.
※あなたの助けがなかったら、私は学生ローンを組めなかったでしょう。

[1] She must be very sick. Otherwise, she would never take time 
off work.
※彼女は重病に違いありません。そうでなければ、決して仕事を休んだり
はしないでしょう。

[2] In my place, what would you do?
※私の立場だったとしたら、あなたはどうします?

[3] In your shoes, I would call her and apologize.
※あなたの立場なら、彼女に電話して謝るでしょうね。

 Lesson 177  仮定法⑧:仮定法を用いたさまざまな表現

🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと

🔵 仮定法 ▶︎「事実に反する・可能性が著しく低い」つまり「反事実」を表現
【作り方】👉「時表現を過去方向にひとつずらす」
– これは「現実離れ」から来る「距離感」を表現するため
 (本来の時表現から「離して」いるのです)
🔵仮定法が使われるさまざまなフレーズ
① If only +仮定法 ▶︎「〜であったらいいのに」
② as if +仮定法 ▶︎「あたかも〜のように」
③ It’s (high) time +仮定法 ▶︎「そろそろ〜する時間ですよ」
④ 「〜がなかったら」
・現在のこと ▶︎ If it were not for 〜
・過去のこと ▶︎ If it had not been for 〜

[Key] If only Arnold Sylvester were here.
※アーノルド・シルベスターがここにいてくれたらいいのに。

[1] He acts as if he owned the place.
※彼はこの所有者のようにふるまっています。

[2] It’s (high) time we left.
※そろそろ出発の時間です。

[3] If it weren’t for the cost, I would buy these shoes in an instant.
※お金の問題がなかったら、私はすぐにこの靴を買うでしょうね。

 Lesson 178  仮定法⑨:文脈を受ける仮定法・助動詞の過去形

🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと

🔵 仮定法 ▶︎「事実に反する・可能性が著しく低い」つまり「反事実」を表現
【作り方】
👉「時表現を過去方向にひとつずらす」
– これは「現実離れ」から来る「距離感」を表現するため
 (本来の時表現から「離して」いるのです)
🔵助動詞の過去形 would, could, might は….
▶︎「現在形」の強い意味から、距離をとり、「ひいた」表現
⇨その控え目な意味に、条件が入り込み、仮定法のニュアンスが生まれます。

[Key] I would start by making some pencil sketches of the scenes.
※私なら、場面の鉛筆描きでスケッチすることから始めるでしょう。
▶︎この文では、would を用いることで
「スケッチから始めるでしょう」と控え目な意味になり、そこに
「もし私だったら」と、条件が入り込む余地が生まれてます。
👉これが仮定法で助動詞の過去形が使われるメカニズム。
・この文では「私なら」と反事実が入り込みます。

[1] I would appreciate that.
※(そうしてくれたら)ありがたいのですが。
▶︎この文では、
「もしやってくれたら」と反事実が入り込んでます。

[2] Can I treat you to a nice dinner soon to celebrate?
– Sure, that would be wonderful!
※お祝いするために、近いうちにあなたにおいしいディナーをごちそう
させてくれますか?ーもちろん、それはすばらしいですね!
▶︎この文では、would を用いることで
「ごちそうさせてくれますか?」と問われ「(それが実現すれば)すばら
しいでしょうね」と反事実の条件を織り込んでいます。

 

 

 

 

 Lesson 179  動詞原形を用いる形

🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと

🔵 英語で動詞が原形となるのは…
👉その内容が「実現していない」から。
①「願望・提案・要求」する内容は
⇨当然、まだ「実現していない」ので、後続する節では、動詞は原形となる
 ②「命令文」でも
⇨当然のことながらその内容は実現していないので、動詞は原形となる

[Key] I propose the money be spent on new computers for the library.
※私はそのお金を図書館に新しいコンピュータを入れることに使うよう提案します。
▶︎ propose は「提案」をする英文なので、
後続の節では、動詞は原形となります。
※現在形は「現在の事実」を示す形なので、使いづらいのです。

👉 I propose the money should be spent on new computers for the library.
▶︎同じ文で、後続の節で should を用いると…
「義務」が語彙として示されるので、「すべきだ」が強く響きます。

Be more kind.
※もっと親切にしなさい。
▶︎命令文は、
これから相手にして欲しい、ことを伝える文なので、
動詞原形から始まります。

これで、
Week 36 の「語順」review は終了!

 

👉 Week 37 、1月号では「配置転換」について学習し
(1月3日〜)

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ラジオ講座語順の Review
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