1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
それでは第34週 ( 12月 Week 2 )の復習です。
今までの学習内容
今まで学習してきた内容の紹介です。
それぞれできるだけ簡単にその内容をまとめたもので、
興味のある方はクリックして参考にしてください。
必要ない方は、飛ばして「Week 34『語順』の review」をご覧ください。
語順の基本
説明ルール
◎関係詞節修飾
指定ルール
◎助動詞グループ
◎「時表現」
さて、今週のまとめです。
Week 34 の「語順」review
・「指定ルール:指定は前に置く」
– このルールは修飾の語順一般を決定する重要ルールです。
– Week 29から「時表現」を学びますが、「時表現」も意識の中で指定ルール
に従っています。
Lesson 166 未来表現②:will
🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと
🔵 will のイメージ▶︎「見通す」 – トンネルの向こうでありありと展開する状況を眺める趣の自信に満ちた表現 ※will は自信があっても「予測」は「予測」 ▶︎ be going to の「原因」が目に見える場合と区別をつけましょう。 |
🔵 be going to のイメージ▶︎「流れの中」 – 状況が to 以下の事態に向かって進行中であることを表現 |
[Key] We‘ll make it in time.
※私たちは間に合いますよ。
▶︎この文の will は、
「予測」の will ⇨話し手に「そうならないかも」といった不安はない。
[1] We‘re going to be late.
※私たちは遅刻してしまいます。
▶︎この文では、be going to を用いて
現在交通渋滞が起こっていて、「遅刻に向かっている」という感触です。
[2] I‘m going to go shopping this afternoon.
– Are you? I‘ll join you.
※今日の午後買い物に行くつもりです。- そうですか。私もご一緒しますよ。
▶︎この文では、
・be going to で「意図」を表し、
決定はすでになされ「流れの中」にあることを示し、
・一方 will では、その場で決定する「〜するよ」のニュアンスを表現
Lesson 167 未来表現③:現在進行形・現在形の未来
🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと
🔵現在進行形が「未来」の「予定」を表す用法 ▶︎「未来の時点」で起こっていることを表現 – 主語の「予定」となる 🔵現在形が「未来」を表す用法 ▶︎現在形が表す未来は「確定未来」- 現在の事実として見なせる未来 ※番組予定・電車やバスの時刻表・誕生日などのカレンダー上の事実 ・式次第などが典型的 |
[Key] Are they having another concert?
※彼らはまたコンサートをするのですか。
▶︎この文では、
進行形を用いて、「彼ら」の予定を表現しています。
[1] 文の焦点に注目
「今」:I‘m playing tennis.
※私はテニスをしているところです。
「未来」:I‘m playing tennis at 10 tomorrow.
※私は明日10時にはテニスをしているところです。
▶︎文の「焦点」によって、
進行形は、未来の予定を表現することができます。
[2] The program begins at eight o’clock.
※その番組は8時に始まります。
▶︎「確定未来」を表す現在形です。
– ここでは「番組予定」について述べています。
Lesson 168 仮定法①:仮定法の心理
🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと
🔵 仮定法 ▶︎「事実に反する・可能性が著しく低い」つまり「反事実」を表現 【作り方】 👉「時表現を過去方向にひとつずらす」 – これは「現実離れ」から来る「距離感」を表現するため (本来の時表現から「離して」いるのです) |
[Key] I wish I had another friend.
※私にもうひとり友達がいればいいのに。
▶︎ここで使われた wish はリポート文で使われた場合…
節内は常に仮定法となります。
– それは wish という動詞が、「現実感のない願望を描く動詞」だから。
◎「現実感のある願い」を表す hope とは大きく異なります。
🔵 wish を用いた仮定法 ・I wish +主語+過去形〜.「〜ならいいのに」 ※叶いそうもない願望を表現 |
Lesson 169 仮定法②:仮定法の be動詞
🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと
🔵 仮定法 ▶︎「事実に反する・可能性が著しく低い」つまり「反事実」を表現 【作り方】 👉「時表現を過去方向にひとつずらす」 – これは「現実離れ」から来る「距離感」を表現するため (本来の時表現から「離して」いるのです) |
🔵 仮定法での be動詞 👉単数主語でも be動詞は were とするのが通例 (仮定法が特別な形を持っていたときの名残) ※現在では was も特に会話などでは多用されます。 |
[Key] I wish you were here with me.
※あなたがここで私のそばにいてくれたらと思います。
▶︎この文では、
「実際はそうではないが、あなたが私のそばにいてくれたら」
というニュアンス。「現実離れ」を示すのに were を用いて
「時表現を過去の方向にひとつずらし」ています。
[1] I wish I were a bird. ( = I wish I was a bird.)
※鳥だったらよかったのになあ。
[2] I wish my boyfriend were less shy.
( = I wish my boyfriend was less shy.)
※私のボーイフレンドがもう少し内気じゃなかったらなあ。
これで、
Week 34 の「語順」review は終了!
👉 Week 35 でも「時表現」の「仮定法」を学習します。
(12月13日〜)
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