2017-05

英語教育全般

「空気を読む」って?①~日本人のコミュニケーション法

日本のコミュニケーションの土台は「空気を読む」?最近あまり使われなくなりましたが、空気を読めない、という意味で KY という表現の仕方もありましたし、政治絡みで言うと「忖度」というワードもありましたね。共通するのは「同調圧力」という認識だと思いますが、日本はこれが強いのかもしれませんね。
newsから

外国語活動と総合的な学習の時間②

前回のニュースからの考察の続きです。どうも現政権は「東京オリンピック」をだしにして、何でも自分たちの思いどうりに政策を進めようとしているようです。でなければ、授業の「コマ数が足りない!」などの状況が起こるはずがないのです。言語学習の改革をこのように無理やりに行う必要はあるのでしょうか。
newsから

外国語活動と総合的な学習の時間①

2017年5月17日付の時事通信による『小学英語「総合学習」でも=来年度から年15こま増ー新指導要領移行措置案・文科省』という記事を読んでの考察です。外国語活動が導入された経緯、そしてなぜか東京オリンピックが実施される2020年を見据えた計画、などについて述べています。
統合

4つの力をいかに統合するのか⑤~5つのポイント

自分の実践を少しお話しましたが、 結局、それでは、「統合する指導」は どうすればよいのか、というポイントを5つ挙げます。 5つのポイント ①中学校3年間を見通したバックワードデザインを作成し、 全英語教員と共有する。 ※3学年分の教科書の内...
統合

4つの力をいかに統合するのか④~「自己紹介」を例にして

自分が今までの考えをもとにして 実践した方法(それが良い方法であるとは 今でも思っていませんが) を紹介させていただきます。 授業開きでバックワードデザインをシェア まず、中1の授業開きでは、 ①英語の必要性 ②中学校3年間でどんな力をつけ...
統合

4つの力をいかに統合するのか③~指導の継続性

それでは、具体的な話を少しずつしていきます。 中1での話をしますが、 そのためには、前回お話した 中学校3年間のバックワードデザインが できていないと4つの力を統合させるのは、 無理です。 どんな力をつけさせたいのか 現在の中学校の英語教師...
統合

4つの力をいかに統合するのか②~4つの力の結びつき

指導方法の前に、 「書く」「話す」「読む」「聞く」の4つの力が どのように結びついて、英語の力になっているのかを 考えてみましょう。 らせん構造 4つの力の結びつきイメージは、 DNAのらせん構造だと思っています。 ATGCは、わきに置いて...
統合

4つの力をいかに統合するのか①~その必要性とバックワードデザイン

さて、今まで 「書く」「話す」「読む」「聞く」の4つの力について それぞれお話してきましたが、 今回からは、 その4つをそれぞれどのように統合させ、 言語の力をつけさせるのかについて、 考えていきます。 なぜ「統合」? 4つの力を、それぞれ...
中1の4つの力

中1英語の「聞く力」について②~具体的な指導法

それでは具体的な指導方法についてお話します。 input理論ではありませんが、意識して 「聞く場面」を設定する必要があります。 典型的な例をあげると パーマーのオーラル・メソッドが 「聞く力」を育てるという意味で 有効であると思います。 筑...
中1の4つの力

中1英語の「聞く力」について①~「概要」を把握する力

英語の4つの力のうちの最後、 今回は「聞く力」についてお話します。 「聞く力」については、 小学校外国語活動の導入のおかげで それ以前と比べると、 かなり「素地」ができた状態(または経験値が高い状態)に なっていますし、中学校の先生方もそう...
中1の4つの力

中1英語の「話す力」について⑤~「話す」と「聞く」の関連づけ

4つのポイント 「話す力」を身に付けさせるための4つのポイント ①外国語活動で経験してきた活動を土台とする。 ②ペアでの活動を重視する。 ③「話す」と「聞く」をきちんと関連づける。 ④教科書よりも「話す」「聞く」の部分は、文法的に先行するこ...
中1の4つの力

中1英語の「話す力」について④~ペア活動の重視2

ペア活動が育むもの さて、前回からの続きで、 ②ペア活動での活動を重視する。 についての2回目、実践例についてのお話をします。 ペア活動を英語の授業で取り入れるのは、 1対1の関係なので、抵抗感が比較的少なく、 人間関係構築の土台を作りやす...
中1の4つの力

中1英語の「話す力」について③~ペア活動の重視1

中1英語の「話す力」を高める指導のためには、 以下の4つのポイントが重要です。 4つのポイント ①外国語活動で経験してきた活動を土台とする。 ②ペアでの活動を重視する。 ③「話す」と「聞く」をきちんと関連づける。 ④教科書よりも「話す」「聞...
中1の4つの力

中1英語の「話す力」について②~外国語活動を土台にして

中1英語の「話す力」を高める指導のためには、 以下の4つのポイントが重要であると、前回お話しました。 4つのポイントの確認 ①外国語活動で経験してきた活動を土台とする。 ②ペアでの活動を重視する。 ③「話す」と「聞く」をきちんと関連づける。...
中1の4つの力

中1英語の「話す力」について①~押さえておくべき4ポイント

今回から、「話す力」についてお話します。 話す力について 現在では、どの中学生も「外国語活動」を経験してきているので、 それ以前の子どもたちと比べると、「英語を話す」ということに 対しての「経験値」は、間違いなく高くなっています。 ところが...
中1の4つの力

中1英語の「読む力」について②~4つの実践例から

中1英語の「読む力」についての2回目。今回は私が教師であったときの4つの実践例です。地域性や学校サイズにより、さまさまな指導法が生まれてきますが、この実践例(特別変わったものではありませんが)が何らかの参考になってくれればいいと思います。興味のある方どうぞ読んで見てください。
中1の4つの力

中1英語の「読む力」について①~4つの力がスパイラル状に

中学校入門期の「読む力」について、お話します。 「読む力」と「書く力」は、 文字を通しての表現力という点では共通しています。 表裏一体までは、いかないにしても 英語の自己表現の1つとして reading を重要視することが、 やがて「書く力...
中1の4つの力

中1英語の「書く力」について③~私の実践例から

それでは、入門期の「書く力」の指導法の具体例を 紹介します。 実践例から 「英語が書けない!」は「英語が読めない!」と同じ。 ーよく英語が苦手な子は、苦肉の策として 教科書の読み方をカタカナで書いたりしていますね・・・ 私は、そういう教科書...
中1の4つの力

中1英語の「書く力」について②~基本的な方向性

中1英語で、大部分の生徒は 英語を「書くこと」に疲れ果ててしまいます。 なぜ、疲れ果てるのか? 中学校の先生方がよく下記のような指導を してしまうためです。 例1 ひたすら、英単語を書かせる宿題を課す。 ー毎日機械的に10回単語を書くことを...
中1の4つの力

中1英語の「書く力」について①~小学校での現状

今回から、中学校英語の入門期における指導について お話します。 英語では、よく4つの力 「聞く力」「話す力」「読む力」「書く力」を 統合的に指導することが肝要であると言われます。 そこで、最初はその4つの力のうち 一番苦手意識を持ちやすい「...
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