中1英語の「聞く力」について②~具体的な指導法

それでは具体的な指導方法についてお話します。
input理論ではありませんが、意識して
「聞く場面」を設定する必要があります。
典型的な例をあげると
パーマーのオーラル・メソッドが
「聞く力」を育てるという意味で
有効であると思います。

筑波大学附属中学校の実践

私は、筑波大学附属中学校での英語の授業を
見させてもらったことがありますが、
蒔田先生はじめ、この中学校の先生方は
本当に生徒のことを考えながら、
オーラル・メソッドを土台として
日々の授業に取り組んでいます。
最近、文科省が提唱し始めた
「英語による英語の授業」を
以前から実施している学校です。

この学校の授業では、
基本的に生徒との英語によるインタラクションを通して
テキストの導入をはじめ、ほぼ授業の大部分を英語で
行い、生徒たちも英語で対応し、やりとりしています。
※必ずしも all English ではありません。場面に応じて
日本語も効果的に使っています
。

教師がそのような態度で授業に取り組んでいるので
性ともそれに相応して成長していくのでしょう。

私が、たまたま参観させていただいた場面では、
蒔田先生が、英語で生徒に対していわゆる「説諭」を
みんなの前で授業中で行っていました。
生徒は真剣に生徒のは話に聞き入り、
先生の気持ちを理解しようとします。
その瞬間は、緊張感が教室に漂い、
教師の強い想い・信念をしっかりと生徒が受け止めようとする
真剣勝負です。
これが、「コミュニケーション」の本来あるべき姿なのでは
ないかと、その場にいて強く思いました。

実践例の紹介

私も、自分のできる範囲でそれに少しでも近づく
ためのことをやろうとしました。
自分ができたことを列記すると

①授業冒頭の Teacher’s Talk
②picture card を使ってのオーラル・イントロダクション
③帯学習としての生徒による英語の自己紹介
→これは、学年に応じて show & tell 等に変わります
を実施しました。

ポイントは、当たり前ですが
聞きっぱなしにならないことです。
必ず生徒とのインタラクション、Q&A等を通しながら、
理解の度合いを確認する必要があります。
それをしないと生徒は「聞いたふり」を
するだけになってしまいます。

そして、そのためには教師は
毎時間の授業でどのような英語表現を使うかを
予め(当然のとこですが)準備しなければいけません。
それだけの下準備をしっかりして、
生徒にどんな力を身に付けさせるのかを
意識しながら、1つ1つの授業を行う覚悟が
あれば、生徒もそれに応じて「聞く力」が
育っていくのだと思います。

 

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中1の4つの力指導法
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