中1英語の「読む力」について②~4つの実践例から

それでは、中1での「読む力」についての4つの実践例を
紹介いたします。

4つの実践例

①フォニックスの導入

・「書く力」の部分でお話しましたように、
やはり土台の部分としてフォニックスの基礎を指導しました。
私の場合は、松香フォニックスの補助教材を活用して、
「文字と音」の関係を学び、帯学習で1学期には基礎作りが
終わるように学ばせました。

②教科書の音読

・教科書の音読を宿題として、「~回読みなさい」というのものを
出す教師もいますが、私はできるだけ授業の中で生徒が教科書の
題材を読む回数が増えるように工夫してました。
→ペアで練習したり、全体で練習したりなどの、変化を与えながら
飽きずに集中できるようにします。
特に、生徒たちに集中して取り組ませるために、
Read and Look up の指導法を活用しました。

◎Read and Look up を指導する場合の2つのポイント

1)生徒の視線の方向を決める
-私は、人差し指を教卓前に差し出し、「ここを見なさい」と
指導します。そこを見ないと、私と視線が合いません。「顔を
上げなさい」「私と視線を合わせなさい」と言うことにより
生徒の取り組みの様子を確認できます。
2)生徒の口の動きをチェックする
(生徒がきちんと顔を上げ、自分と視線が合うようになると、
生徒の確認も比較的簡単にできます。)
ー教師であれば、どの生徒がどのくらいの力をもっているか、
理解しているはずです。「私は、きちんとみなさんの口を見ていますよ」
とさりげなく生徒の伝えることは、自然に生徒の集中力を高めます。
-そして、その活動が暗唱へつながることを事前に生徒に伝えること
より、段階に応じた「読み力」をレベルアップできます。

③暗唱するための副教材を活用

・フォニックスと教科書の暗唱をつなげた副教材の活用
ーどこの副教材か忘れましたが、上記のような便利な教材
があって、活用しました。暗唱の練習は、授業中のちょっと
した時間に行い(もちろん、個人でも練習しますが)、最後の
個別で暗唱テストを行い、最後の覚醒とへ2問程度英語での
内容についての質問をし、「上滑り読み」にならないようにしました。

暗唱テストは、授業中には行いません。授業の前、または、
朝の学活が始まる前、昼休み、放課後等に自由に私のところへ
きて、目の前でテストを受けます。それぞれのセクションの
暗唱テストの締め切りは事前に指定しているので、自分たちの
都合に合わせて、テストを受けに来ます。テストをきちんと
クリアしたかどうは、教室にその結果を掲示しているので、
互いに競い合うようになります。

④Reading Show の実施

・GWの後、夏休みの後、冬休みの後、またはテストの直前などの
あたりに時期を定めて、学級で Reading するページを指定して、
発表会を行うことを伝えます。授業でも時間があれば、練習する
時間を与え、各自のレベルが上がるように指導も加えます。
発表会の様子は、ビデオで録画し、生徒たちはお互いに評価しあい、
1位、2位を決めます。その結果を、英語科の新聞に掲載し、
生徒たちに公表します。よいものは、後輩たちに、good sample
として、reading の様子を見せて、意欲付けします。
ー3年生の夏休みは、Reading Show の課題を、教科書から
離れたものを扱い、さらにレベルを上げていきます。

このように、それぞれの学年を3年間指導することにより、
子どもたちも少しではありますが、表現力も豊かになった
ように思えます。

やはり、指導の「継続性」が一番のポイント

今になって振り返ってみると、語学の指導する上で、
土台として必要なのは、指導の「継続性」なのでは
ないかと思います。教える教師が違ったとしても、
ある程度中学校3年間を見通した指導するのだ、という
共通認識が必要なのです。
そして、それが、日本で一番欠如しているものでは、
ないかと思います。

次回からは、「話す力」についてお話します。

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