will と be going to について

今回からは、「未来」「時」に関する表現について
説明していきます。

「時」表現に関しては、次のように分けてエントリーします。

①現在
ーa. 現在形について
ーb. 現在進行形について
ーc. 現在形と現在進行形の違い

②過去
ーa. 過去形について
ーb. 過去進行形について
ーc. 過去形と過去進行形について

③未来
a. will と be going to について
ーb. 未来進行形
※未来進行形は中学校では扱いませんが、参考程度に
取り上げます。

今回は、「未来」表現の第1回として
will と be going to について
詳しく見ていきます。

未来形はない!

英語には、「未来形」という形はありません。

「時」に関するもので
動詞単独で「時」を表現できるのは
👉現在形過去形 だけです。
※現在分詞と過去分詞は、
形容詞的な働きをするか、
be動詞や have/has との組み合わせにより
「進行形」、「完了形」を表現できます。

これはなぜか?

これは、
未来」の形が、
「現在形」や「過去形」のように、
具体的なリアリティがないものだからです。

→「雨が降るだろう」というのであれば、
「雨が降るか、どうか」誰もわからないのです。
→「医者になりつもりだ」と言った場合も、
「医者になれるか、どうか」誰もわからないのです。
この不確実さが、
「未来形」がない理由なのです。

その代わり、
「頭の中で考えたこと」を表現できる
「助動詞」やその他の表現を使って
「未来」を示すのです。

その代表的なものが、
・will
・be going to
の2つなのです。

 will を用いて「未来」を示す

・will は助動詞なので、

will +動詞の原形

の形で「未来」を表現することになります。

will を用いた例文を挙げます。

ex.1 Emi will be twenty-one years old next year.
「エミは来年21歳になります。」

ex.2 We will win this game.
「僕たちはこの試合に勝つぞ。」

どちらも「日本語」を
かなり日本語らしい表現にしたので、
「日本語」だけを見るとそれが「未来」の文だと
はっきりわからない人もいるかもしれません。

ex.1 の英文は、
「来年」という言葉があるので、
「予測」の文だとわかります。
(※従来の文法書であれば、「単純未来:人の意識と関係なく
自然の成り行きで起こるであろう未来」と言います。)

ex.2 の英文は、
「勝つぞ」という表現は、
「これからの試合に勝つという強い意志」が感じられます。
このように、will は主語の「意志」を表現することもできます。
(※従来の文法書であれば、「意志未来:主語の未来に対する
意志」と言います。)

このように助動詞 will はその使われ方によって、
「予測」や「意志」を表現することができます。

will +動詞の原形
「予測」 意志と関係なく、自然の成り行きで起こるであろうことを表現する
「〜するだろう」
「意志」 主語の未来に対する意志、気持ちを表現する
「〜するつもりだ」

助動詞 will の否定文・疑問文

それでは、will の否定文・疑問文を確認しましょう。
will は助動詞なので、
助動詞の否定文・疑問文の作り方と同じです。

ex.3  It will rain tomorrow. 「明日は雨が降るだろう。」
→【否定文】It will not (won’t) rain tomorrow.
→【疑問文】Will it rain tomorrow?  ー Yes, it will. / No, it will not(won’t).

ex.4  Ken will wait for Emi outside.「ケンは外でエミを待っているだろう。」
→【否定文】Ken will not (won’t) wait for Emi outside.
→【疑問文】Will Ken wait for Emi outside? ー Yes, he will. / No, he won’t.

※will not の短縮形は、「変則的な変化」をするので、
よく出題されます。気をつけましょう。will not → won’t

be going to を用いて「未来」を示す

中学校では、ほとんど

will+動詞の原形=be going to +動詞の原形

と教えられるかもしれません、が
ニュアンスは違います。

基本的に、
「表現する形が違う」ということは、
そこに「何らかのニュアンスの違い」があるのです。

そして、
英語は「そのニュアンスの違い」を知ることが
英語の力をアップするためには不可欠なことです。
(そこを中学校では、まず無視?または
扱われません。)

be going to のニュアンスは・・・

be going to は go の進行形で、「行き先」を示す to もある。

👉 go の進行形だから、「すでに to の方向へ」向かっています。
👉 「to +動詞の原形」で、「to 動詞の原形」することへ向かっています。

つまり、
「すでに、to 動詞の原形 の方向へ動いている」ことを意味するのです。

例文で確認しましょう。

ex.5 I‘m going to take Tom to the library next Sunday.
「私は来週の日曜日トムを図書館へ連れて行く予定だ。」

ex.6 It‘s going to rain soon.
「まもなく雨が降りそうだ。」

ex.5 の例文は、
すでに「私」と「トム」の間に、図書館へ行く、という
計画が既に決まってあって、その方向へ向かっている
というニュアンスがあります。

ex.6 の例文は、
「空を見上げると、厚い雲におおわれていて、
今に雨が降る」ような方向へ天気が向かっているのが
明らかだ、というニュアンスがあるのです。

ここからすると、

be going to +動詞の原形 「話す前」から既に「その方向」に向かっていることを表現する形
「〜しそうだ。」
「〜する予定・つもりだ。」

be going to の否定文・疑問文

それでは、be going to の否定文・疑問文を
確認してみましょう。
be going to には、be動詞が入っているので、
be動詞の否定文・疑問文の作り方と同じです。

ex.7 Tom is going to do some magic.「トムが手品をこれからします。」
→【否定文】Tom is not (isn’t) going to do some magic.
→【疑問文】Is Tom going to do some magic?
ー Yes, he is. / No, he is not (isn’t).

ex.8 You are going to study abroad next year.
「あなたは来年海外で勉強する予定です。」
→【否定文】You are not (aren’t) going to study abroad next year.
→【疑問文】Are you going to study abroad next year?
ーYes, I am. / No, I am not (I’m not).

will と be gong to の違いは?

それでは、最後に
will と be going to の違いを明確にしたいと思います。

ex.9  According to the weather forecast, it will rain tomorrow.
「天気予報によると、明日は雨です。」

ex.10 Look at a lot of dark clouds in the sky. It‘s going to rain soon.
「空にあるたくさんの雨雲を見て!まもなく雨が降りそう!」

ex.9 の will は、
「天気予報」による、「単なる予測
一方、ex,10 での be going to は、
もう雨が降りそうな「状況に現在向かっている」ことを示します。

もう1つ例文を示します。

ex.11  Can someone help Emi?  – Yes, I will.
「誰かエミを手伝ってくれませんか。」ー「はい、私が手伝います。」

ex.12  What are you going to do on this weekend?
– I’m gong to visit the museum with Ken on Saturday.
「あなたは今週末何か予定がありますか。」
ー「土曜日にケンと博物館に行く予定です。」

ex.11 の willは、「相手の問いかけ」に対して、
その場で、急な「自分の意思」を示しています。
一方、ex.12 の be going to は、
急な予定ではなく、「あらかじめ」決まっていた
予定であることを表現しています。

ここから、will と be going to による「未来」への表現の違いを表にすると

will +動詞の原形 「予測」→「単なる予測」
「意思」→「その場で、急に決めた意思」
be going to +動詞の原形 既に「その方向」に向かっていることを表現する形

となると思います。

 

今回はここまで。

 

「時」表現の「未来」については
「未来進行形」の記事もあります。
興味がある方は、下記をクリックし、お読みください。

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