過去形と過去進行形との違い

「時」に関する表現についての6回目です。

「時」表現に関しては、次のように分けてエントリーします。

①現在
ーa. 現在形について
ーb. 現在進行形について
ーc. 現在形と現在進行形の違い

②過去
ーa. 過去形について
ーb. 過去進行形について
c. 過去形と過去進行形について

③未来
ーa. will と be going to について
ーb. 未来進行形
※未来進行形は中学校では扱いませんが、参考程度に
取り上げます。

今回は、過去の「時」表現の第3回として
「過去形と過去進行形の違い」について
詳しく見ていきます。

簡単に、「過去形」と「過去進行形」の
ニュアンスを確認しましょう。

再チェック1:過去形とは・・・

・Emi played the piano.
・They came home at seven yesterday.
・This box was full of candies.

◎英語での「現在形」は、「過去、現在、未来」に渡る
広い期間を表現する形でしたが、それとは逆に
「過去形」は

「現在」と切り離された、距離感のある状況を示す形

なのです。

このニュアンスが一番大切なポイントでした。

再チェック2:過去進行形とは・・・

・I was watching TV then.
・What were you doing when Tom arrived here?
・That dog was swimming in the sea.

◎英語での「過去進行形」は、

「過去のある時点で、進行中の行為・活動を表現する」には
was / were +ing形(過去進行形)の形を用いる
のであり、

・・・「進行中」の「瞬間」を切り取った形である
という部分は、「進行形」に共通したニュアンスです。

さて、
それではこの2つを比較しながら、
「違い」をはっきりさせましょう。

「過去形」と「過去進行形」の違い

・英語で「動作」をたずねる時は、
what と do を用いますが、「過去形」と「過去進行形」の違いを
見てみましょう。

違い①〜what と do で

ex.1  What did you do?「あなたは何をしましたか。」
▶︎過去形

ex.2  What were you doing?「あなたは何をしていたところですか。」
▶︎過去進行形

過去形は、
「現在から切り離された距離感のある状況」
を表現する形なので、現在形」の場合と違い
「あなたは何の職業をしてますか。」という
ニュアンスにはならずに単純に
「過去に何をしたか」をたずねる
表現になります。
※「現在形」の What do you do ?は
職業をたずねる表現です。

◎一方 ex.2 の過去進行形の表現は、
上記で確認したように「過去のある時点で、進行中の動作」を
「あなたは(その時)何をしていましたか。」
「瞬間」的な「動作」をたずねる表現となります。

違い②〜「状態を示す動詞」は過去進行形にもならない

・「現在進行形」と同じように、
「体の動きがない」もの「状態を示す動詞」は、
「過去進行形」
にはできません。

※「状態を示す動詞」だとわかりづらいので、
別な言い方をすると
①頭・心の動きを意味する動詞(※体ではありませんよ。)
②動きがない(変わらない)ことを意味する動詞
は、「進行形」にはできないのです。

具体的に言うと下記のようなものです。

進行形にならない動詞
①頭・心の動き like, love, hope, want, think, know, see, hear, feel など
②動きがない be, have, remain, stay, keep など

ex. 3  I thought Ken was a good tennis player.・・・進行形にはなれません。
「私はケンはテニスがうまいと思いました。」
▶︎過去形

ex.4  I was thinking then.
「私はその時考えていました。」
▶︎過去進行形

◎think は「〜を思う」という意味の場合
状態を表す動詞」で「進行形」になれませんが、
「頭の中で、グルグル考え、動きがある」という意味で使われる場合は、
👉「体の動きがある動詞」になるので、
過去(現在)進行形になることもできます。

think はそのニュアンスで「状態を示す動詞」にも
「体の動きがある動詞」にもなれる。

※クイズ番組での thinking time は、「頭の中でぐるぐる考えている(動きがある)」場合なので、進行形になっているのです。

高校レベル:違い③〜「進行形」も「繰り返し」表現

・「瞬間的な動作を意味する動詞」が進行形になると、
→その「動作が繰り返し」行われている表現になります。

これは、
「現在進行形について」「過去進行形について」の部分で
示されていますが、「進行形」はあくまでも、

過去のある時点からーlook at the stars を始めて

その発言をした「今・現在」もーちょうど look at the stars をしていて


まだその動作 ( look at the stars ) が終わっていない

〜のように「継続している動作」の「瞬間」を捉えた表現なのです。
ですから、
「進行形」を使うということは、
「その動作」が「しばらくの間は続いている」ということも
意味するのです。

そのため、
「うなずく:nod」
「咳をする:cough」
「しゃっくりをする:hiccup」
「くしゃみをする:sneeze」
「いびきをかく:snore」

などの「瞬間的な動作」を意味する動詞の「進行形」

「繰り返し〜している」という意味になるのです。

ex.5  Emi was coughing.
「エミは(繰り返し)咳をしてました。」

ex.6  My friend was snoring noisily in class.
「私の友達は授業中にやかましくいびきをかいていました。」

高校レベル:違い④〜うんざり感を持つ「進行形」

・上記の③のように、
「進行形」には、その使い方によっては「繰り返し」の
ニュアンスも含んできます。

そのため、
「進行形」に、
always:いつも
constantly:絶えず
all the time:いつでも
のような頻度を示す語句が加わると「うんざり感」が
伴ってきます。

ex.7  I am always forgetting things.
「いつも忘れ物ばかりしていて、うんざりだ。」

ex.8  Ken is constantly making troubles.
「ケンは絶えず問題を起こしてばかりいる。(嫌になるよ。)」

このようなニュアンスを
1つ1つ丸暗記するのではなく、
「進行形」のもつ「特徴」を
押さえておけば、そこから派生してくる
表現なので理解するのは簡単です。

このニュアンスをしっかりと
把握できるようにしましょう。

 

今回はここまで。

 

「時」表現の「過去」については
あと2つの記事を用意しています。
興味のある方は、どうぞ下記をクリックしてください。
過去形について
過去進行形について

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過去「時」表現
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