過去進行形について

「時」に関する表現についての5回目です。

「時」表現に関しては、次のように分けてエントリーします。

①現在
ーa. 現在形について
ーb. 現在進行形について
ーc. 現在形と現在進行形の違い

②過去
ーa. 過去形について
b. 過去進行形について
ーc. 過去形と過去進行形について

③未来
ーa. will と be going to について
ーb. 未来進行形
※未来進行形は中学校では扱いませんが、参考程度に
取り上げます。

今回は、過去の「時」表現の第2回として
「過去進行形」について
詳しく見ていきます。

過去進行形とは

中学校の教科書を見ると

ex.1  I was reading a book.
「私は本を読んでいました。」
ex.2  When my mother came home, I was watching TV.
「母が帰宅した時、私はテレビを見ていました。」

などの英文が出て来ます。

このように、過去進行形は、

was / were + ing形 「〜していました(〜していたところです)。」

と学んで来たと思いますが、
それをもう一度詳しく見てみます。

「過去進行形」の意味するところ

・ex.1  Ken was taking a walk in the park then. を見てみると
「ケンはその時公園を散歩していました。」

全て現在から切り離された「過去」の話で

「過去のある時点」の前からーtake a walk を始めて

「過去のある時点: then」もーちょうど take a walk をしていて


「過去のある時点」後もまだその動作 ( take a walk ) が終わっていない

〜という一連の流れの、「過去のある時点」その瞬間だけの動作を取り上げた
表現が過去進行形となるのです。

・ex.2  They were washing the dishes at seven last night. も見てみると
「彼らは昨夜の7時に皿を洗っていました。」

全て現在から切り離された「過去」の話で

「過去のある時点」の前からーwash the dishes を始めて

「過去のある時点:at seven last night」もーちょうど wash the dishesしいて


「過去のある時点」後もまだその動作( wash the dishes) が終わっていない

〜という一連の流れの、「過去のある時点」その瞬間だけの動作を取り上げた
表現が過去進行形となるのです。

これらを簡潔に表現すると
過去のある時点で、進行中の行為・活動を表現する形となります。

まとめると、

「過去のある時点で、進行中の行為・活動を表現する」には
was / were +ing形(過去進行形)の形を用いる

となります。

なお、動詞の ing の付け方はおよそ下記の通りです。

▶︎発音しない語尾の -e は、e をとって ing
come → coming  / give → giving / make → making 他
▶︎最後のアルファベットを重ねて ing
cut → cutting / get → getting / hit → hitting
begin → beginning / run → running / swim → swimming 他
▶︎その他は、そのまま ing
study → studying(この語形変化を間違える人が多いです)
play → playing / read → reading 他

※中学生であれば、このような変化をチェックしておけば
まず大丈夫だと思います。

それでは、
この過去進行形の文の、
否定文、疑問文とその答え方を確認しましょう。

過去進行形の否定文と疑問文

・過去進行形には、現在進行形と同じようにbe動詞が入ってきますが、
be動詞は「特別な意味がなく、主語との=(イコール)の関係を示す」
だけの働きをする動詞です。

ですから、
過去進行形は、意味的には「= ing形」とも表現できて、
の was, were」が「過去」を表し、
ing形」が「進行中の行為・活動」を表現しているのです。

さて、過去進行形の否定文・疑問文を作る時は、
この「=動詞(be動詞)」がポイントとなります。

【過去進行形の否定文
主語 not ing形 〜.「〜していません。」
【過去進行形の疑問文
主語 ing形「〜している【の】(ところ)ですか。」
答え方:Yes, 主語の代名詞 =. / No, 主語の代名詞 = not.

それでは、例文を示します。

ex.3  It was raining when I got up.
「私が起きた時雨が降ってました。」
【否定文】
→ It was not (wasn’t) raining when I got up.
「私が起きた時は雨が降っていませんでした。」
【疑問文】
Was it raining when I got up?
「私が起きた時雨が降っていましたか。」
ーYes, it was / No, it was not (wasn’t).

ex.4  You were reading a book under the tree then.
「あなたはその時木の下で本を読んでいました。」
【否定文】
→ You were not (weren’t) reading a book under the tree then.
「あなたはその時木の下で本を読んではいませんでした。」
【疑問文】
 Were you reading a book under the tree then?
「あなたはその時木の下で本を読んでいたのですか。」
ーYes, I was. / No, I was not (wasn’t).

※このように過去進行形の文章では、
=動詞(be動詞)に注目していくと否定文、疑問文が
出来上がります。

次は、過去進行形のWH疑問文を見てみましょう。

過去進行形のWH疑問文

・過去進行形は、
過去のある時点で、進行中の行為・活動を表現するなので、
一番よく出てくるWH疑問文は、

「過去のある時点でしていた動作」を尋ねる疑問文です。

英語では、「動作」をたずねる時は、what と do を使います。

※ここの do は「〜をする」という一般動詞で、what と do で
「何をする?」という意味になるのです。

上記の ex.4 で「過去のある時点で、進行中の動作」を
たずねる英文を作ってみましょう。

◎下線部をたずねる文を作りなさい。

ex. 4  You were reading a book under the tree then.

→下線部は「動作」を示しているので、what と do を使います。

→ 過去進行形なので doing にして doing what を下線部の
部分に代わりに置きます。(doing what :何をしている)

👉 You were doing what under the tree then. (仮の形)

→ be動詞の疑問文にします。

👉 Were you doing what under the tree then? (仮の形)

→ WH疑問詞は文頭にくる性格なので、一番前に移動させます。

👉 What were you doing under the tree then?
「あなたはその時木の下で何をしていましたか。」
ー【答え方】I was reading a book there (then).
※ there は under the tree の代わりの言葉で「そこで」という意味

このように what と do を用いて
「何をしているの?」という疑問文を作ることができます。

その他のWH疑問文

・特に中学生にはWH疑問文を苦手としている人が多いようですが、
上記のような考え方で行くと、どんどん他のWH疑問文ができます。

ex.3 であれば・・・
①「いつ、雨が降っていたのですか。」
👉 When was it raining?
【答え方】When I got up.

ex.4 であれば・・・
①「誰が、その時木の下で本を読んでいたのですか。」
👉 Who was reading a book under the tree then?
【答え方】I was.
②「 あなたはどこでその時本を読んでいたのですか。」
👉 Where were you reading a book then?
【答え方】I was reading a book under the tree.

などのようになります。

もっとWH疑問文のつく方に詳しく知りたい人は、
本ブログの「WH疑問文」のカテゴリーをご覧ください。

今回はここまで。

「時」表現の「過去」については
あと2つの記事を用意しています。
興味のある方は、どうぞ下記をクリックしてください。
過去形について
過去形と過去進行形との違い

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