1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
基本的には、
週末に tweet で発信してきたものを、
ブログで、まとめたものです。
今回は第13週 ( 7 月 Week 1 )の復習です。
🔴最初に、
4月から今まで学んできた内容がわかる表を提示します。
その後から、今週(第13週)の復習が始まります。
基本
👉今年度は、「話すための英文法」をマスター
英語は「配置の言葉」
– 表現をどのように配置するかが、「意味」を決めます。
👉英語の語順は、
① 基本文形
② 修飾語順規則
によって決まります。
Week 1 から Week 8 までで
その基本学習はひとまず終えました。
英語は「配置の言葉」 | |||
修飾語順規則 | Week 1 | 説明ルール | 説明は後ろ置き |
Week 2 | 指定ルール | 指定は前置き | |
基本文型 | Week 3 | 他動型 | 目的語に直接影響及ほす |
Week 4 | 自動型 | 単なる動作 | |
Week 5 | 説明型 | be動詞文 | |
Week 6 | 説明型 | be動詞文、オーバーラッピング | |
Week 7 | 説明型 | オーバーラッピング「変化」・go/come | |
授与型 | 基礎・さまざまな動詞で授与型 | ||
Week 8 | 授与型 | マイナスの授与 | |
目的語説明型 | 基礎・形容詞/前置詞句 |
🔴この「基本」部分について詳しく確認したい人は下記をクリックしてください。
👉21-ラジオ英会話:基本文型の基礎学習内容
6月は、基本文型を拡張
👉5月で学んだ「基本文型」を
6月では、節・to不定詞・動詞-ing形・動詞原形・過去分詞を使って
「主語」「目的語」「目的語説明型」を拡張したものを学びました。
Week 9 (6月Week 1) |
主語の拡張 | ①:to不定詞・動詞-ing形 |
②:that節 | ||
③:wh節・if/whether節 | ||
目的語の拡張 | ①:to不定詞 | |
Week 10 (6月Week 2) |
②:動詞-ing形 | |
目的語説明型の拡張 | ①:知覚構文 | |
②:使役構文make | ||
③:使役構文have | ||
Week 11 (6月Week 3) |
④:使役構文let | |
⑤:過去分詞 | ||
⑥:to不定詞 |
※Week 9 〜 Week 11 をクリックするとそれぞれの週の「語順」の Review へ行きます。
Week 13 の「語順」review
・「説明ルール:説明は後ろに置く」
– このルールは修飾の語順一般を決定する重要ルールです。
– 今週は「文修飾:文の説明なら後ろに置けばいい」を取り上げました。
Lesson 61 文の説明①:時を示す
🔴今週は、「文の説明」
– 「文の説明」も「説明ルール」▶︎文の説明ならその文の後ろに置けばいい
▶︎主語の思考・感情・発言などを表します。
🔴「時表現」も「文の説明」- 文末に置かれます。
[Key] My next-door neighbor was making noise until 3 a.m.
※隣の部屋の住人が午前3時までで音を立てていました。
▶︎この文でも
時表現 until 3 a.m. が文末に置かれています。
・この文の until 3 a.m. は文を表す出来事の「時」を説明する修飾要素ですから、 「説明ルール」によって、 My next-door neighbor was making noise という文の後ろに置かれるのです。 |
[1] You look a little sleepy this morning.
※あなたは今朝はちょっと眠そうですね。
▶︎この文でも、
You look a little sleepy という文の後ろに「時表現:this morning」
が置かれています。
[2] I think he works at night.
※彼は夜に仕事をしているのだと思います。
▶︎この文でも、
he works という文の後ろに「時表現:at night」が置かれています。
Lesson 62 文の説明②:場所を示す
🔴今週は、「文の説明」
– 「文の説明」も「説明ルール」▶︎文の説明ならその文の後ろに置けばいい
🔴「場所表現」も「文の説明」- 文末に置かれます。
[Key] I bumped into Ryan in the shopping mall on Sunday.
※日曜日にショッピングモールでライアンにばったり会いました。
▶︎この文では、
in the shopping mall は出来事の場所を「説明する」フレーズ。
だから、出来事を表す I bumped into Ryan の後ろに置かれます。
▶︎ここではまた、
on Sunday という時表現も使われています。
やはり説明であるために置かれますが、…..
・時と場所の説明が併存する場合は、「場所→時」の順が最も自然です。 🔶「出来事の文」+「場所表現」+「時表現」 |
[1] We first met at the scramble crossing / in Shibuya.
※私たちは渋谷のスクランブル交差点で初めて会いました。
▶︎場所・時表現が重なる場合には「狭い→広い」の順で
その表現が置かれます。
– ここでは場所表現で
「スクランブル交差点(狭い)→渋谷(広い)」の順となっています。
・「場所表現」が重なる場合は、「狭い→広い」の順になります。 🔶「出来事の文」+「狭い場所」+「広い場所」 |
[2] The meeting starts at one o’clock / tomorrow.
※ミーティングは明日の1時開始です。
▶︎場所・時表現が重なる場合には「狭い→広い」の順で
その表現が置かれます。
– ここでは時表現で
「1時(狭い)→明日(広い)」の順となっています。
・「時表現」が重なる場合は、「狭い→広い」の順になります。 🔶「出来事の文」+「狭い時」+「広い時」 |
Lesson 63 文の説明③:付帯状況のwith
🔴今週は、「文の説明」
– 「文の説明」も「説明ルール」▶︎文の説明ならその文の後ろに置けばいい
🔴「付帯状況のwith」を用いた「説明」も文末に置かれます。
🔶付帯状況の with ・with が「同時性」を表し、ある出来事に付随状況を述べるものです。 もちろん、「説明ルール」に従って文の後ろに置きます。 |
{Key} I fell asleep on the beach with my face exposed to the sun.
※私は、顔を日光にさらしたままビーチで眠り込んでしまいました。
▶︎この形がユニークなのは、
with の後ろが完全な文ではなく、
my face を exposed to the sun が説明する「説明ルール」の形
となってるところ。
– ここでは、「my face = exposed to the sun」という受動態
の意味関係になっています。
🔶付帯状況 with の特徴 ダブル「説明ルール」 ①「メインの文に対して」→ with を用いて「付帯状況を説明」 I fell asleep on the beach →[説明] with my face exposed to the sun. ② with を用いた「付帯状況」の中でも「説明ルール」に従う with my face →[説明] exposed to the sun |
[1] It’s easy. I could do it with my eyes closed.
※簡単ですよ。私に目をつぶっていてもできますよ。
▶︎I could do it の「付帯状況」が with my eyes closed
▶︎my eyes の説明が closed(過去分詞)
[2] He greeted me with a big smile on his face.
※彼は大きな笑みを顔に浮かべて、私にあいさつをしました。
▶︎He greeted me の「付帯状況」が with a big smile on his face
▶︎a big smile の説明が on his face(前置詞句)
Lesson 64 文の説明④:動詞-ing形
🔴今週は、「文の説明」
– 「文の説明」も「説明ルール」▶︎文の説明ならその文の後ろに置けばいい
🔴動詞-ing形を用いた「説明」も文末に置かれます。
🔶動詞-ing形のイメージ 「生き生きした行動の描写(〜している)」 |
[Key] He was walking in the park, talking to himself.
※彼は公園を歩いていたのです、独り言を言いながら。
▶︎この文の talking to himself は、
メインの He was walking in the park を「独り言を言いながらね」と、
同時に起こっていた出来事を説明しています。
[1] Turning around slowly, he saw a huge lioness coming toward him.
※ゆっくり振り返ると、彼は大きな雌のライオンが向かってくるのを見ました。
▶︎動詞-ing形のフレーズを文頭に置いたパターン
– 動詞-ing形のフレーズを
本来の文末の位置から文頭に移動させた強調の形
🔶この形は… 動詞-ing形で「〜しているときなんだよ」と文を始めることにより、 聞き手は何が起こったのかに興味をひかれます。 ※主に書き言葉の工夫です。 |
これで、
Week 13 の「語順」review は終了!
👉 Week 14 では、
「動詞句の説明①:基礎」から始まります。(7月5日〜)
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