1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
基本的には、
週末に tweet で発信してきたものを、
ブログで、まとめたものです。
今回は第9週 ( 6月 Week 1 )の復習です。
Week 9 の「語順」review
👉今年度は、「話すための英文法」をマスター
英語は「配置の言葉」
– 表現をどのように配置するかが、「意味」を決めます。
基本
👉英語の語順は、
① 基本文形
② 修飾語順規則
によって決まります。
Week 1 から Week 8 までで
その基本学習はひとまず終えました。
英語は「配置の言葉」 | |||
修飾語順規則 | Week 1 | 説明ルール | 説明は後ろ置き |
Week 2 | 指定ルール | 指定は前置き | |
基本文型 | Week 3 | 他動型 | 目的語に直接影響及ほす |
Week 4 | 自動型 | 単なる動作 | |
Week 5 | 説明型 | be動詞文 | |
Week 6 | 説明型 | be動詞文、オーバーラッピング | |
Week 7 | 説明型 | オーバーラッピング「変化」・go/come | |
授与型 | 基礎・さまざまな動詞で授与型 | ||
Week 8 | 授与型 | マイナスの授与 | |
目的語説明型 | 基礎・形容詞/前置詞句 |
今月は、基本文型を拡張
👉今週は、今まで学んできた基本文型をすでにおなじみの語句
ー節・to 不定詞・動詞-ing形・動詞原形・過去分詞 ー を使って、
拡張していきます。
まずは、「主語」そして「目的語」を拡張していきます。
Lesson 41 主語の拡張①:to不定詞・動詞-ing形
🔴主語の位置に置けば主語
🔴「主語」の位置に、to不定詞・動詞-ing形も置けます
🔶 to不定詞 (to+動詞の原形) は -「〜する」という動詞句的内容を表すフレーズ |
[Key] 【To sing】is good for your health.
※歌うことは健康にいいのです。
▶︎この文では、
to不定詞( To sing )が主語の位置に置かれ「歌うことは」
となっています。
[1] 【Singing】can’t be that powerful.
※歌うことはそんなに大きな効果があるはずはありません。
▶︎ to不定詞と同じように、動詞-ing形も、
主語の場所に置くこともできます。
◎ to不定詞と動詞-ing形の主語の間の感触の違い ・to不定詞👉「漠然とした一般論」のニュアンス ・動詞-ing形👉何かがその場で起こっているようなニュアンスが伴う |
[2] 【To cheat on a test】is wrong.
※テストでカンニングするのはいけません。
▶︎この文は、一般論。テストに対する心構えを説いています。
[3]【Cheating on a test】is wrong, you know!
※いいかい、テストでカンニングするのはいけません!
▶︎こちらの文は、実際にカンニングをしている学生を捕まえて
叱責しhている。⇨その「起こっている」意識が動詞-ing形を
選ばせています。
Lesson 42 主語の拡張②:that節
🔴主語の位置に置けば主語
🔴「主語」の位置に、that節も置けます ※その場合 that は省略できません。
🔶 「節」は、 – 主語と動詞を備えた通常の文の形をしています。 🔶「that節」は – その「節」の前に that をつけたものです。 |
[Key] 【That he’s hiding something】is obvious.
※彼が何かを隠しているのは明らかです。
▶︎この文は、
That he’s hiding something で「彼が何かを隠している」。
それが obvious だと言っているのです。
(❌) He’s hiding something is obvious.
▶︎ He’s hiding something がすでに「完全の文」なので、
ここで文が終わるような気がします。
– そしてさらに is obvious が続くと「文全体の形」が
わからなくなってしまいます。
👉そのため、that を使って、「文の部品」である that節で
あることを明示する必要があるのです。
Lesson 43 主語の拡張:wh節・if/whether節
🔴主語の位置に置けば主語
🔴「主語」の位置に、wh節・whether節も置けます
※if節は置けません
🔶wh節は、 – 「wh語+平叙文」の形で、「疑問の意味」を全く持たない「文の部品」です |
{Key} 【What you do】shows people who you are.
※あなたがすることは人々にあなたがどういった人間かを示します。
▶︎ what you do が wh節 で
「君が何をする(のか)=君がすること」という「文の部品」です。
[1] 【Whether you like it (or not)】isn’t important. I’m your boss.
※君がそれを好きかどうかは重要ではありません。私が君の上司なのです。
▶︎ if/whether節は「〜かどうか」という意味。
→どちらを使ってもかまいませんが、
主語の位置では whether を使います。
◎ if節と whether節の違い ・if節👉 if が文頭に使われると「もし〜」が強く意識される (だから、「〜かどうか」という意味では if節は使わない) ・whether節👉whether は「〜かどうか」専門の言葉 (or not を加えて、明確に選択を表す語句が加わることもあり) |
Lesson 44 目的語の拡張①:to不定詞
🔴目的語の位置に置けば目的語
🔴「目的語」の場所に、to不定詞も置けます
🔶 動詞句的内容を表す to不定詞 (to+動詞原形) は、 – 目的語の位置に名詞の代わりに置けます。 |
[Key] I want【to discover something fantastic like her】
※私は、彼女のように何かすばらしいものを発見したいのです。
▶︎ want an ice cream といった名詞(an ice cream) の代わりに、
to discover 〜 を置いて「発見したい」というのが、この文。
◎目的語に to不定詞をとる動詞、動詞-ing形をとる動詞 ・to不定詞も動詞-ing形もとる動詞 👉 start, like, love, have など ・to不定詞しかとれない動詞 👉want, decide, promise, plan, hope, expect など これらの動詞を「これから動詞」と言います。 |
※「これから動詞」とは….
want(「これから〜したい」)のように「これから」を強く意味に
含む動詞のこと。to不定詞の矢印(→)のイメージと、
この「これから」感の強い動詞とがピッタリ結びつくのです。
[1] When did you decide【to become an archaeologist】?
※あなたはいつ考古学者になろうと決めたのですか。
▶︎ decide も「これから動詞」
-「(これから〜することを)決める」という意味で、
to不定詞とガッチリ結びついています。
これで、
Week 9 の「語順」review は終了!
👉 Week 10 では、
「目的語」と「目的語説明型」の拡張についてです。(6月7日〜)
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