比較:発展編〜⑨最上級その1

比較:発展編
今回から、最上級を用いた表現に入ります。

少し基本編(中学校の「比較」)と重なる部分もありますが、
ご了承ください。
※中学校の「比較:最上級」を確認したい人は、下記をクリックしてください。

それでは、
最上級について解説していきます。

①  最上級を強調する言葉

▶︎最上級を強調する言葉としては、
much, very を「中学校」では取り上げました。
確認のため、例文もあげます。

ex.1 That girl is much the best singer in this country.
「あの少女は、この国で抜群に歌の上手い歌手だ。」 

ex.2  Kenta is the very best player on our team.
「ケンタは私たちのチームでまさに最高のプレイヤーです。」

🔴 much と very は置く場所が違うので注意
・最上級の前に much をつけて強調▶︎「抜群に / はるかに / 断然に 〜」
👉 much the 最上級 〜
・the と 最上級の間に very をはさむと ▶︎「まさに〜な」 
👉 the very 最上級 〜

▶︎この他に much と同じ使い方をする表現として、by far があります。
by far は、その字の通り「他とかけ離れて」というニュアンスがあるので、
最上級も強調することができるんです。

ex. 3 This dictionary is by far the most useful of all.
「この辞典は、全ての中でダントツに一番役に立つ。」

まとめ

🔴 最上級を強調する言葉には2種類ある。
🔶[1]【その他(2番目のもの)との差】が、とても大きいことを強調する言葉
👉much, by far ▶︎「抜群に / はるかに / 断然に 〜」
※そのため、[the 最上級] の直前に加える:much / by far +[the 最上級]

🔶[2] 最上級であることに【正当性:まさにその通りである】を加える言葉
👉very ▶︎「まさに〜な」
※[最上級] に「正当性」を加えるので、the +very+[最上級] の形で表現する

② もっとも〜でない:least の使い方

▶︎least は、little(ほとんど〜ない) の最上級で、
little – less – least  と変化します。

👉そのため、最上級での 
the least +[形容詞 / 副詞の原級 ] で、
「最も〜でない」と否定的な意味で使われることに注意しましょう。 

ex.3 This is the least important problem.
「これは、全く重要でない問題である。」
▶︎「重要な問題」でないことを、絶対的に否定した言い方で、
the least +important(形容詞の原級)+problem(問題)
の構成になっています。
▶︎ important を「全否定」していることに注目!
→例えば the least difficult question(最も難しくない問題) であれば、
difficult を全否定しているので、実質的には、difficult の反対語の easy の最上級を用いて
the easiest question (最も簡単な問題)とほぼ同意となります。

まとめ

🔴 the least +[形容詞 / 副詞] の形で「最も〜でない / 一番〜でない」
👉形容詞や副詞が意味する程度が最も低いことを表現できる
※この表現は、直後の「形容詞/副詞」を全否定するので、
その「形容詞 / 副詞」反対語の最上級を用いて、同意の文を作ることができる

③ 同一[人/もの]の中での最上級

▶︎最上級の the はなぜ付くのか?
それは、
👉「複数の[人/もの] の中で、1つに決まる」というニュアンスが
the にはあるからです。

ところが、次のような例文では、the がつかない場合もあります。

ex.4  This river is deepest here.
「この川は、ここが一番深い。」
▶︎この英文は、「この川」という1つの川の中での、
「一番深い」部分を、deepest で表現しています。
▶︎すなわち「複数の川」の中の1つではありません

ex.5 Emi felt saddest when she was without her best friend.
「エミは、彼女の一番仲の良い友達といない時、一番寂しい思いをした。」
▶︎この英文は、「エミ」という1人の人物が、その気持ちの中で、
「一番寂しい」時のことを表現しています。
▶︎これもまた、「複数の人物」の中の1つではありません

このように、
「複数の[人/もの] の中で、1つに決まる」のではなく、
「同一[人/もの]の中での、1つに決まる」場合は、the をつけません。

まとめ

🔴 最上級の the の役割に注目すること!
👉この the は「複数の[人/もの] の中で、1つに決まる」という意味
▶︎ですから、
「同一[人/もの]の中」で、最上級を用いる場合は、the をつけない。

今回はここまで

🔴比較・発展編での「最上級」は「その1」から「その3」まであります。
興味のある方は下記をクリックしてご覧ください。
👉最上級その2
・譲歩
・絶対最上級
・at the most / at the least
・at the best / at the most
👉最上級その3
▶︎最上級に相当する表現
・no と原級
・no と比較級
・than any other

🔵原級、比較級の発展編を確認したい方は下記をクリックしてください。
👉原級その1
👉比較級その1

中学校英語の基礎固め用のブログを作りました!
ブログ「5問で復習-中学校英語の基礎」

このブログは、
中学生を対象としたものです。
英語の基礎固めを目的として、
毎回のテーマに合わせた問題が
5問出題され、
次のページでそれに対する
解答・詳しい解説がなされる、
という構成になっています。
興味がある方は、
どうぞ訪問してみてください。

比較:発展編高校
スポンサーリンク
keiをフォローする
英語の素 eigonomoto.com

コメント

タイトルとURLをコピーしました