2018北海道公立高校入試分析(英語)④

北海道公立高校入試分析(英語)の4回目です。

今回は、[4] を扱いますが、
[4]は学校裁量問題で、A と B があります。
A は「長文読解問題」、B は「自由英作文」となっています。

A の配点は、
 問1は2点、問2・3は3点、問4は各2点で計4点、問5は2点
 で合計14点
B の配点は、6点

全部で20点となっています。

[4]

次の A, B に答えなさい。

A

次の英文は、英語の授業で、英語部に所属している高校生の翔太が、学校祭での英語部の活動
(activity) についてスピーチをしている場面のものです。これを読んで、問いに答えなさい。

(注)
pupil(s)  児童  conversation   会話  discuss  〜について話し合う
relaxed  緊張がほぐれた  actually  実際に  nervous  緊張して
introduce  紹介する  laugh  笑う  clown(s)  道化師、ピエロ  symbol  象徴
loudly  大声で  thanks to  〜のおかげで  self-introduction  自己紹介
and so on  など  at the end of  〜の終わりに

 

問1 本文の内容に合うように、次の対話文の [          ] に入る適当な英語を書きなさい。
“Why did the members of the English club use a red ball for the pupils in the activity?”
“Because the members wanted [          ] through laughing in the activity.”

 

問2 下線部が、本文の内容から考えて、正しい英文となるように、(          )内の語句を並べかえ、記号で答えなさい。

 

問3 本文の内容から考えて、次のア 〜オ を実際にあった順に並べかえ、記号で答えなさい。
ア   The English club members discussed the activity for this year.
イ   Kaori lived in the U.K. for six years before she became a junior high school student in Japan.
ウ   Kaori learned “Red Nose Day” after she came back to Japan.
エ   “Red Nose Day” began in the U.K. to help children in Africa.
オ   The pupils who joined the English culb’s activity laughed and looked relaxed.

 

問4 本文の内容と合わないものを、ア 〜オ から2つ選びなさい。
ア   People in the U.K. put a red ball on their noses on “Red Nose Day,” but Kaori didn’t
understand the reason to wear it when she was there.
イ   In the school festival last year, the pupils were surprised to see the English club
members with a red ball on their noses.
ウ   All the pupils in the activity this year wore a red ball on their noses after they were
given  a red ball by the English club members.
エ   The pupils who joined the activity this year enjoyed singing English songs, doing
self-introduction and so on.
オ   After the English club’s activity this year, one of the pupils who joined the activity sent a letter to the English club members with a picture taken in the activity.

 

問5 次のレポートは、翔太が、学校祭での英語部の活動に参加した児童を対象に去年と今年行ったアンケートの結果を踏まえて、英語部員とともに、来年の活動に向けた改善点をまとめたものの一部です。あなたが翔太になったつもりで、アンケートの結果に基づき、🔲に入る英語を3語以上で書きなさい。

 

問1の解説と解答

問1 本文の内容に合うように、次の対話文の [          ] に入る適当な英語を書きなさい。
“Why did the members of the English club use a red ball for the pupils in the activity?”
“Because the members wanted [          ] through laughing in the activity.”

【解説】
・問題文のやりとりの内容は下記の通りです。
「なぜ英語クラブのメンバーは、活動中の生徒に赤いボールを使ったのですか。」
「なぜならメンバーは活動中の笑いを通して [          ] をしたかったから。」
▶︎スピーチの2段目にその理由が示されています。
Before our school festival, we discussed the activity for this year at the meeting because we wanted to make the pupils relaxed in our activity.
「学校祭の前に、私たちはミィーティングで今年の活動を議論しました、なぜなら
活動中に児童達を緊張がほぐれた状態にしたかったからです。」
とあります。・・・ここから、その「方法」について話が続くのですが、
そこで、red ball が出てきます。

【解答】
ここから、黄色い下線部の表現を用いて正解は、

to make them relaxed となります。
※to make the pupils relaxed の the pupils は、問題文の「問い」の方に
すでに出ているので、代名詞の them に代えます。
※to make the pupils relaxed は make A B の「AをBの状態にする」という表現です。
( Because the members wanted to make them relaxed through laughing in the activity.)

問2の解説と解答

問2 下線部が、本文の内容から考えて、正しい英文となるように、(          )内の語句を並べかえ、記号で答えなさい。

【解説】
・下線部の箇所は下記の通りです。
She looked happy to see that the (wanted / tell / she / pupils / to / what / understood ) them.
「彼女は【並びかえの部分】であることがわかりうれしそうに見えた」
▶︎文の形から、see that の後ろには「文」が来ることになります。
▶︎主語+動詞の形がやってきます。
▶︎主語が the から始まる形なので、the pupils しかありません。
▶︎文の流れから、「児童たちがしていた(活動中の)様子」を表現するので、
動詞は「過去形」であるべきなので、wanted か understood です。
👉 the pupils [ wanted / understood ] 〜.
① wanted であれば、wanted to の形になりそうですが、
ー the pupils wanted to tell < what / she / understood > them となり、意味が通じません。
② understood であれば、「生徒が理解した内容」がその後に来ればいいので
ー the pupils understood <what / she / wanted / to / tell > them となり、
「生徒は彼女が話そうしてしていたことを理解した」という意味になります。

【解答】
ここから、正解は、

(the) pupils understood what she wanted to tell (them) となります。
(She looked happy to see that the pupils understood what she wanted to tell them.)

問3の解説と解答

問3 本文の内容から考えて、次のア 〜オ を実際にあった順に並べかえ、記号で答えなさい。
ア   The English club members discussed the activity for this year.
イ   Kaori lived in the U.K. for six years before she became a junior high school student in Japan.
ウ   Kaori learned “Red Nose Day” after she came back to Japan.
エ   “Red Nose Day” began in the U.K. to help children in Africa.
オ   The pupils who joined the English culb’s activity laughed and looked relaxed.

【解説】
・選択肢の内容は下記の通り。
ア 英語クラブのメンバーは今年の活動について話し合った。
イ   かおりは日本の中学生になる前に6年間イギリスに住んでいました。
ウ   かおりは日本に戻ってから「赤鼻の日」について学んだ。
エ   「赤鼻の日」はアフリカの子供達を助けるためにイギリスで始まった。
オ    英語クラブの活動に参加した児童たちは笑い、緊張がほぐれているように見えた。
▶︎今年あったことと、それ以前のことに分けると
[今年]→ア 、オ
[それ以前]→イ 、ウ、エ となります。
◎この2つをそれぞれで見てみましょう。
[今年]について
→ ア 英語クラブのメンバーは今年の活動について話し合った。
→ オ    英語クラブの活動に参加した児童たちは笑い、緊張がほぐれているように見えた。
👉「今年」については、
「話し合い」の後で、「児童たちと活動」したので、ア →オ の順になります。
[それ以前]について
→ イ   かおりは日本の中学生になる前に6年間イギリスに住んでいました。
→ ウ   かおりは日本に戻ってから「赤鼻の日」について学んだ。
→ エ   「赤鼻の日」はアフリカの子供達を助けるためにイギリスで始まった。
👉エ の「赤鼻の日」が始まったのは 30年前だという記述があります。
(two people in the U.K. started “Red Nose Day” about thirty years ago 〜)
ここから、「30年前」→「かおりのイギリス時代」→「かおりが日本に戻った時」
という順になるので、エ →イ →ウの順になります。

【解答】
ここから、正解は、

エ →イ →ウ→ア →オ  となります。

問4の解説と解答

問4 本文の内容と合わないものを、ア 〜オ から2つ選びなさい。
ア   People in the U.K. put a red ball on their noses on “Red Nose Day,” but Kaori didn’t
understand the reason to wear it when she was there.
イ   In the school festival last year, the pupils were surprised to see the English club
members with a red ball on their noses.
ウ   All the pupils in the activity this year wore a red ball on their noses after they were
given  a red ball by the English club members.
エ   The pupils who joined the activity this year enjoyed singing English songs, doing
self-introduction and so on.
オ   After the English club’s activity this year, one of the pupils who joined the activity sent a letter to the English club members with a picture taken in the activity.

【解説】
・選択肢の内容は下記の通り。
ア  イギリスの人々は「赤鼻の日」には鼻に赤いボールをつけますが、かおりはそこにいた時はそれをつける理由がわからなかった。
イ   去年の学校祭では、児童たちは英語クラブのメンバーが鼻に赤いボールをつけてるのを見て驚いた。
ウ 今年の活動中の全ての児童は英語クラブのメンバーから赤いボールをもらった後赤いボールをつけた。
エ    今年活動に参加した児童は英語の歌を歌ったり、自己紹介などをしたりして楽しんだ。
オ    今年英語クラブの活動の後、活動に参加した児童の1人が活動中に撮った写真を添えて英語クラブのメンバーへ手紙を送った。

◎1つ1つの選択肢を確認しよう。※本文と「合っていない」ものを探します。
「かおりが『赤鼻の日』について知った」のは、上記問3にもあったように、「日本に帰ってきてから」で、本文の内容と合っているので、❌

「赤いボールを鼻につける」活動をしたのは「今年」で本文の内容と合ってないので、⭕️

「今年」の活動で、児童たちは「全員」赤いボールをつけたとあり、本文の内容と合っているので、❌
→Then, we gave them a red bal and told them to put it on their noses. When all the pupils wore it and looked at each other, they laughed loudly again.

「今年」の活動で、児童たちは英語の歌や自己紹介を楽しんだとあり、本文の内容と合っているので、❌
→They enjoyed singing English songs, doing self-introduction and so on.

オ 手紙はありましたが、「写真」ではなく「絵」だったので、本文の内容と合っていないので、⭕️
→〜and he drew a picture of the person wearing a red nose on the letter.

【解答】
ここから、正解は、

イ   In the school festival last year, the pupils were surprised to see the English club members with  a red ball on their noses.
オ   After the English club’s activity this year, one of the pupils who joined the activity sent a letter to the English club members with a picture taken in the activity.
の2つとなります。

問5の解説と解答

問5 次のレポートは、翔太が、学校祭での英語部の活動に参加した児童を対象に去年と今年行ったアンケートの結果を踏まえて、英語部員とともに、来年の活動に向けた改善点をまとめたものの一部です。あなたが翔太になったつもりで、アンケートの結果に基づき、🔲に入る英語を3語以上で書きなさい。

【解説】
・「アンケートの結果」を見ると
①児童が活動中にたくさんの英語を使うことができた
👉【去年: Yes 65%/No 35%】→【今年:Yes 95%/No 5%】
②児童が大きな声で英語の歌を歌うことができた
👉【去年: Yes 45%/No 55%】→【今年:Yes 90%/No 10%】
③児童が自己紹介を上手にできた
👉【去年: Yes 30%/No 70%】→【今年:Yes 40%/No 60%】
となっています。

・「来年の活動に向けた改善点」では
Pupils used English a lot, but we need to 🔲 for their self-introduction practice next year by making English songs’ time a little shorter.
「児童達はたくさんの英語を使った、しかし私たちは、英語の歌の時間を少し短くすることにより来年の自己紹介の練習のための🔲することを必要とする。」とあります。

・「アンケート結果」を見ると
①の「英語使用」と②の「英語の歌」の評価は、かなり上昇しているが、
それと比べると③の「英語の自己紹介」は少し評価が低いようです。
▶︎ここから「改善点」として、
「英語の歌の時間を短くして」→「自己紹介の時間をより多く」する必要があると
言いたいようです。

【解答】
ここから、「より多くの時間を持つ」を英語にして

正解は、have more time となります。
※have more time は、have much time の much を比較級にした表現です。

 

B

次の文は、英語の授業で出された課題です。あなたは、この課題に対してどのように答えますか、記入例の書き方にならい、24 語以上の英語で自由に書きなさい。ただし、英文は2文以上lになってもよいものとします。

Bの解説と解答

まずは、
職場体験先の英語を確認しましょう。
・幼稚園= kindergarten / nursery school / preschool
・動物園= zoo
・新聞社= newspaper company
・病院= hospital
・市役所= city hall / city office

【解説】
・まずは、上記の「職業体験先」から、
自分が行きたいと考える、または「英語表現がしやすい」と
思えるもの1つ選びます。
・課題には
「選んだ職場体験作とそこで体験したいこと」について書きなさい、
となるので、
①「〜へ行きたい」
②「(なぜなら)〜したいから」のような構成(2文以上)で
24語以上の英語を作ります。

①の部分では、
▶︎I want to go to 〜 / I’d like to go to 〜 / I will go to 〜  のような表現が使えます。
②の部分では、
▶︎I like 〜 / I want to help 〜   のような言い方が使えるようです。

【解答】
ここから、それぞれの「職場体験先」の解答例を
作ってみましたので、参考にしてください。

👉「幼稚園」の場合
I want to go to a nursery school.  I like children so, I want to play with them
and listen to what they say, and talk a lot with them there. (31語)

👉「動物園」の場合
I have two cats at home. I like them, and animals, so I want to know
about a lot of animal, and their lives more. So I’d like to go to a zoo. (33語)

👉「新聞社」の場合
My father works in the news company. He is very busy and after his work
he is always very tired. So I want to go to a news company, and know how
people there work and make  a newspaper. (39語)

👉「病院」の場合
I’d like to go to  a hopsital. I want to take care of sick people who need some help
when they walk or eat lunch. (26語)・・・公表された正答例から

👉「市役所」の場合
I went to a city hall with my mother yesterday. But it has a lot of sections
there, I didn’t know how people there work. I want to go there and know how useful it is for the people in my city. (42語)

 

これで
北海道公立高校入試分析は終了です。

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ブログ「5問で復習-中学校英語の基礎」

このブログは、
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英語の基礎固めを目的として、
毎回のテーマに合わせた問題が5問出題され、
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