1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
それでは第35週 ( 12月 Week 3 )の復習です。
今までの学習内容
今まで学習してきた内容の紹介です。
それぞれできるだけ簡単にその内容をまとめたもので、
興味のある方はクリックして参考にしてください。
必要ない方は、飛ばして「Week 35『語順』の review」をご覧ください。
語順の基本
説明ルール
◎関係詞節修飾
指定ルール
◎助動詞グループ
◎「時表現」
さて、今週のまとめです。
Week 35 の「語順」review
・「指定ルール:指定は前に置く」
– このルールは修飾の語順一般を決定する重要ルールです。
– Week 29から「時表現」を学びますが、「時表現」も意識の中で指定ルール
に従っています。
Lesson 171 仮定法③:過去の事柄に対する仮定法
🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと
🔵 仮定法 ▶︎「事実に反する・可能性が著しく低い」つまり「反事実」を表現 【作り方】👉「時表現を過去方向にひとつずらす」 – これは「現実離れ」から来る「距離感」を表現するため (本来の時表現から「離して」いるのです) |
[Key] I wish I hadn’t said such a stupid thing to her.
※彼女にあんなバカなことを言わなければよかったなあ。
▶︎この文では、
実際にはバカなことを言ってしまっており、
「言わなければよかった」と願っています。
[1] I wish I had been more careful.
※もっと注意深くしていたらなあ。
▶︎この文では、
実際には注意散漫で何かに失敗したので、
「注意深くしていたらよかった」と願っているのでs。
Lesson 172 仮定法④:if節を使った仮定法1
🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと
🔵 仮定法 ▶︎「事実に反する・可能性が著しく低い」つまり「反事実」を表現 【作り方】👉「時表現を過去方向にひとつずらす」 – これは「現実離れ」から来る「距離感」を表現するため (本来の時表現から「離して」いるのです) |
🔵仮定法の if節と結びの節の関係 |
[Key] If he stopped complaining, our team would work more efficiently.
※彼が文句を言うのをやめれば、私たちのチームはもっと効率良く仕事ができるのに。
▶︎この文では、
「彼が文句を言うのをやめれば」と – ありえない仮定をし、
それに対し「〜できるのに」と would を用いて、ホンワカ結んでいます。
[1] If I had enough money, I could travel around the world.
※もしお金が十分あったら、世界中を旅行できるのに。
▶︎この文では、
「十分お金があったら」と had を用いてありえない仮定をし、
その後に could を用いて「〜できるだろうなあ」と、ホンワカ結んでいます。
Lesson 173 仮定法⑤:if節を使った仮定法2
🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと
🔵 仮定法 ▶︎「事実に反する・可能性が著しく低い」つまり「反事実」を表現 【作り方】 👉「時表現を過去方向にひとつずらす」 – これは「現実離れ」から来る「距離感」を表現するため (本来の時表現から「離して」いるのです) |
🔵実際には起こらなかった過去の事柄に対する仮定法 👉「現在の事柄」▶︎反事実の仮定 – 「過去形」を用いる 👉「過去の事柄」▶︎反事実の仮定 – 「過去完了形」を用いる ※「時表現を過去方向にひとつずらす」と仮定ができる |
[Key] If you had asked me, I would have helped you.
※私に頼んでくれたなら、手伝ったのに。
▶︎この文では、
「過去」から距離をとる「過去完了形 – had asked」を用いて、
結びの節では、would have で「〜しただろうなあ」と過去に対する
予測を行う形です。
□ If you had told me you were coming to Tokyo, I could have picked
you up at the airport.
※もしあなたが東京に来る予定だと言ってくれていたら、空港に迎えに行くことができたのに。
▶︎この文も、
「過去完了形を伴う if節, 主語+助動詞の過去形+have …」は、
「もし〜だったなら、…だったろうに」の例です。
Lesson 174 仮定法⑥:if節を使った仮定法3
🔴 時表現の征服の2つのポイント
①「時は前置き」- 指定ルールに従い「動詞」の発話前に「時」を指定
②日本語訳に頼り過ぎないこと
🔵 仮定法 ▶︎「事実に反する・可能性が著しく低い」つまり「反事実」を表現 【作り方】 👉「時表現を過去方向にひとつずらす」 – これは「現実離れ」から来る「距離感」を表現するため (本来の時表現から「離して」いるのです) |
🔵 今回の仮定法は… 👉実際には起こらなかった「過去」の事柄と「現在」を結ぶ表現です。 ① if節では「過去」の事柄の「反事実」なので、過去完了形を用いて ②結びの文では「現在」の状況に思いをはせるため、 ▶︎助動詞の過去形 would/could/might を用います。 🔶If 主語+had 過去分詞 〜, 主語+would/could/might+動詞の原形 〜. 「(過去に)〜していたら、(今ごろ)…だろう」 |
[Key] If you had followed my advice, you wouldn’t be in trouble now.
※もしあなたが私のアドバイスに従っていたら、今ごろ困ったことになっていないでしょう。
▶︎この文では、
「過去」に「アドバイスに従っていたら(反事実:実際には従わなかった)」
⇨「今」は「困っていないだろうに(現在:困っている)」と、
「過去」と「現在」をつなげる仮定法の文です。
[1] If they had shared this information, we wouldn’t be in such a mess.
※彼がこの情報を共有してくれていたら、私たちはこんなにむちゃくちゃなことになっていないだろう。
▶︎この文では、
「過去」に「情報を共有していたら(反事実:実際には共有しなかった)」
⇨「今」は「むちゃくちゃになっていないだろうに(現在:そんな状態)」と
「過去」と「現在」をつなげる仮定法の文です。
[2] If you hadn’t asked so many questions, we might be home by now.
※もし君がそんなにたくさんの質問をしていなかったら、私たちは今ごろ家に
戻っているかもしれません。
▶︎この文では、「過去」に
「たくさんの質問をしていなかったら(反事実:実際にはたくさんの質問をした)」
⇨「今」は「家に戻っているかも(現在:まだ帰宅していない)」と
「過去」と「現在」をつなげる仮定法の文です。
これで、
Week 35 の「語順」review は終了!
👉 Week 36 でも「時表現」の「仮定法」を学習します。
(12月20日〜)
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