接続詞⑤〜【補助】する場合その2「条件」他

接続詞の5回目です。

「接続詞①〜基礎編」で、「文と文」のつなぎ方を3種類に分けました。

①2つの文が対等な関係にある場合
②文の一部に【別な文】がなる場合
③片方の文が主で、もう一方がそれを【補助】する場合

今回は、その内の
③片方の文が主で、もう一方がそれを【補助】する場合 のその2です。

最初に、「4回目」で取り上げた
「補助の仕方」をもう一度確認します。

様々な補助の仕方

・【補助】と言っても、
様々な「補助」の仕方があります。
大きく分けると、4種類になるようです。
(実は、このような種類分けが文法を複雑にするのですが、解説の関係上、
分けさせていただきます。)

[1] 「時」で補助
▶︎「彼が起きた時」「映画を見た後に」など、主たる文に対して、「時」に関する補助で
つなぐ場合です。

[2] 「条件」で補助
▶︎「明日雨なら」「宿題を終えたら」など、主たる文に対して、何らかの「条件」を加える場合の接続詞です。
※「仮定(法)」の接続の仕方に関しては、「高校」のカテゴリーの「仮定法」をご覧ください。

[3] 「理由」で補助
▶︎「彼女が肉を嫌いなので」「私たちは明日テストがあるので」など、主たる文に対して、何らかの「理由」を加える場合の接続詞です。

[4]「譲歩」で補助
▶︎「兄は東京にいるのだけれども」「この犬は捨てられていたのだけれども」など、主たる文に対して、何らかの「〜だけれども」のような「譲歩」する文を加える場合の接続詞です。

◎前回は、「時」に関する接続詞を取り上げました。

そこで、今回は
[2] 「条件」〜[4] 「譲歩」に関するものを取り上げます。

②「条件」で補助する接続詞

・最初に扱うのは 中学校で学ぶ if です。
if は「もし〜ならば」という意味ですが、
生徒たちの中には、これが「仮定法」だと思っている人も多いようです。
(もちろん「仮定」の話ですが)

※英語での
「仮定」や「仮定法」とは、

現実と違うことを仮定した表現方法

なのです。

なので、
「仮定法」と区別するために、
中学校で学習する if は「条件」というカテゴリーにして解説していきます。

その if を見てみましょう。

if「もし〜ならば」

・if は「未来に対する条件」を示し、その条件であれば、「こうなる」というのが
「主たる文(主節)」となります。
(※あくまでも「未来」に対するものであって、「事実と違う仮定」ではないことに
注意してください。)

例文を挙げます。

a. If you have time, let’s play tennis together.
(もし時間があるなら、一緒にテニスをしましょう。)

b. We can’t go hiking if it rains tomorrow.
(もし明日雨なら私たちはハイキングが出来ません。)

※この「条件」で補助する時の if の文(if 節)は、
「起こっている(現在形)」を前提としているので、
▶︎ if 節の中は「現在形」で、「主たる文」は will や can などの助動詞を用いるのが
普通です。

・「未来」に対する「条件」を表現する場合は、
▶︎ if 節の中は「現在形」、主節は will や can などの助動詞を使うことが多い

※なお、「事実と違う」仮定法で if を用いる場合は、
if 節は「過去形」などを用います。詳しいことを知りたい方は、
下記をクリックしてお読みください。
👉仮定法について

when 「〜する場合には」

・when も「〜する時」だけではなく、
状況や場面によっては「〜する場合には」と「条件」を表現する時があります。

a. When I get tired, I always drink a lot of water.
(疲れた場合には、いつもたくさんの水を飲みます。)

b. Don’t talk to me when I drive a car.
(私が運転する場合には、話しかけないでください。)

※「条件」で補助する時の if の文(if 節)が、
「起こっている(現在形)」を前提としているのと同じように、
▶︎ when でも「条件」を表現する場合は、「現在形」を用います。
(if と when の違いは、”if 節” より “when 節” の方が「その条件が起こり得る可能性が
高い」というニュアンスがあります。)

③「理由」で補助する接続詞

・「理由」を補助する接続詞として、
一番わかりやすいのは、because です。

もちろん、
because は、Why ? に対する答え方として用いるものと
中学校では最初に学びます。

Q:Why were you absent from school yesterday?
(なぜあなたは昨日学校を休んだのですか。)

A:Because I had a bad cold.
(なぜならひどいカゼをひいたからです。)

because は、
これだけではなく、
2つの英文で、「理由」を補助する接続詞の役割も果たすことができます。

because「〜なので」

・because は「〜なので」という意味で、「理由」を示す文を構成するので、
「主たる文(主節)」は、その「結果」を表すことになります。
( Because 理由, 結果. =結果, because 理由.)

a. My brother couldn’t sleep because he had coffee too much.
(コーヒーを飲みすぎたので兄は眠ることができなかった。)

b. Because my parents work hard and take care of us, we respect them.
(両親は一生懸命に働き私たちの面倒を見てくれるので、私たちは彼らを尊敬しています。)

※このように、
because を用いて、2つの文をつなげると、
その「理由」と「原因」がはっきりとした表現をすることができます。

・この because 程の明確さはありませんが、
so を用いても理由を表現することができます。

so「だから」

・so には、
so 〜 that …. という表現もありますが、
so だけで、文を文をつなげることもできます。

例文を示します。

a. Emi was very tired, so she went to bed early.
(エミは、とても疲れたので早く寝ました。)

b. Tim spoke very clearly, so we could understand him.
(ティムはとてもはっきりと話たので、私たちは彼の言うことを理解できました。)

※この so の使い方は、
基本的に「時系列」で英文を並べ、
「事実」があって、「その結果( so )」「こうなった」のような構成に
なっている部分です。
▶︎「事実」, so 「その結果」.(So 「その結果」, 「事実」. とはしません。)
(この意味での so は、文頭に持ってくることはありません。あくまでも、
so は「時系列」に沿った流れを示す接続詞だからです。)

④「譲歩」で補助する接続詞

・「譲歩」とは、
「ある条件・状況を押し通さず」に、「折り合い」をつけることを意味します。
but は、全く話の流れが逆行しますが、「譲歩」の接続詞は、流れに沿わない部分が
少しある、というようなイメージです。

中学校では、
though が出てきますので、though を取り上げます。

though「〜だけれども」

・though は、「〜だけれども」という意味で、
「主たる文(主節)」に対して、少し「ある条件を加える」ようなニュアンスで2つの文を
つなげます。

a.  Though I did my best, I lost the game.
(ベスト尽くしたけれども、私は試合に負けた。)

b.  Ken must go to school though he feels very sick.
(ケンはとても具合が悪いけれど、学校へ行かなければならない。)

 

今回はここまで。

 

接続詞の記事は「①」から「⑥」まであります。
下記に列記しますので、興味があるものがありましたらどうぞクリックしてご覧ください。
👉①基礎編
👉②対等な関係でつなぐ
👉③文の一部に組み込む場合
👉④【補助】その1「時」
👉⑥【補助】その3「便利な as」

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