動詞を知る~⑩他動詞+目的語=説明語句その4

他動詞+目的語=説明語句の4回目です。

最初に毎回ですが、確認から。

この形は、一般的には
第5文型:主語+動詞+目的語+補語 と言われる形で、
その「機能」に注目し、「目的語+補語」の部分を、「目的語=説明語句」と表現しているだけです。(「補語」とは、その語<主語や目的語>を説明する、役割をします。)

その1では、説明語句が「名詞
その2では、説明語句が「形容詞
その3では、知覚構文で、説明語句が「動詞の原形と ing形」の場合を取りあげましたが、

今回は、説明語句が「動詞の原形」ですが、「~させる」という使役構文を扱います。

その4 説明語句が「動詞の原形」の場合・・・使役構文

まずは、使役構文について説明しましょう。

使役構文とは

使役とは、
「他に動作を行わせる意を表す表現」のことで、
「(人)に(~を)させる」という意味です。

英語では、この「使役」を表現する「使役動詞」があり、基本的には、

主語+使役動詞+人(目的語)+使役させる行為(説明語句:動詞の原形)
という形になります。

この場合も
「目的語」=「説明語句(動詞の原形)」という関係は変わらないのがポイントです。
「主語」によって、「目的語」に「説明語句(動詞の原形)」させる、という関係です。

この使役動詞の代表的なものには3つあり、そのニュアンスの違いを押さえましょう。

使役構文を支える3つの使役動詞

主な使役動詞は、make, let, have の3つが、下記のようなニュアンスがあります。

使役構文:主語+使役動詞+目的語=説明語句(動詞の原形)
①使役動詞:make 大きな強制力・圧力を感じさせる「使役」
ー「無理やりに~させる」というニュアンスを含む
②使役動詞:let 「許可する・許す」としての「使役」
ーlet me, let us は文脈の中で「~しよう」という意味になる
※ただし、let’s は「勧誘」の意味だけ
③使役動詞:have 相手に対して「そうしてもらう」のが当然の関係がある場合の
「使役」-「上司と部下」「教師と学生」「客と店員」「患者と医者」のような関係性の中でよく使われる

それでは、それぞれの
使役動詞の例文を見てみましょう。

なお、それぞれの例文で
赤字が「使役動詞」、青字が「人やもの」、黄色い部分が「させる行為(説明語句:動詞の原形)」です。

使役動詞 make の場合・・・強制力の make

ex.1  The book made me cry.
◎その本は私を泣かせた。
☞ その本があまりにも素晴らしいので、me = cry の状態にさせられたという、状況です。

ex.2  Emi made us wait outside the boookstore.
◎エミは私たちを本屋の外に待たせた。
☞エミに何らかの理由があったので、us =wait outside the bookstore の状態にさせられたという、状況です。

ex.3  His father made him study medicine.
◎彼の父は彼に薬を勉強させた。
☞彼の父には何らかの理由があって、him=study medicine の状態にさせられたという、状況です。

使役動詞 let の場合・・・許可の let

ex.4  Let me try it again.
◎もう一度私にやらせてください。
☞体育などの実技をやっていて、失敗してしまったので、先生などに me=try it again してよいか「許可」をもらっているという、状況です。

ex.5  My parents won’t let me watch TV at meals.
◎私の両親は食事中に私がテレビを見ることを許さない。
☞両親が自分の子どもに対してしつけとして me=watch TV at meals することを「許可」しない→許さないという、状況です。

ex.6  I let my students write essays about any topic.
◎私は自分の学生にどんなトピックについても作文をしてよいことにした。
☞教師が生徒に対して、my students =write essays about any topic することを「許可」したという、状況です。

使役動詞 have の場合・・・関係性の have

ex.7  I had the waiter bring a cup of coffee.
◎私はウェイターにコーヒーをもってきてもらった。
☞「客とウェイター」の関係性で、the waiter =bring a cup of coffee するようにしてもらった、という状況です。

ex.8  Have him clean this room.
◎彼にこの部屋を清掃させなさい。
☞「客とホテルの部屋係」の関係性で、him=clean this room するようにしてもらった、という状況です。

ex.9  Did you have the doctor look at your arm?
◎あなたはお医者さんに自分の腕を見てもらいましたか。
☞「患者と医者」の関係性で、the doctor=look at your arm するようにしてもらったか、とたずねている状況です。

 

今回はここまで。

第5文型の5回目「動詞を知る⑪〜他動詞+目的語=説明語句その5」
(説明語句の部分が to 不定詞の場合を扱っています)は、
下記をクリックすると読むことができます。

 

「動詞を知る」にはその他には5つのカテゴリーが
あります。興味がありましたら、下記をクリックして
ご覧ください。
👉動詞の性格
👉be動詞の性格
👉be動詞と似た一般動詞
👉一般動詞の性格
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