動詞を知る~③「be動詞」と似た働きをする「一般動詞」

前回は、be動詞についてお話しました。
実は「一般動詞」にも be動詞と似た働きするものがあります。

be動詞の基本的な性格の確認

前回の内容を簡単に確認します。

be動詞は、
・「=」の役割をする機能語
・「=」の後に主語を説明する5種類の語句がくる
(5種類:①名詞 ②形容詞 ③現在分詞 ④過去分詞 ⑤前置詞+~)
・第3文型(SVC)の文型を構成する
という性格の動詞です。

その中でもbe動詞の一番ポイントの特徴は、

意味はなく、「=(イコール)」の関係を示すだけである

という部分です。

「=」のニュアンスをもった一般動詞

この「=」のニュアンスを持った「一般動詞」が実はあるのです。

be動詞であれば、そのまま「=」の意味なのですが、
それに「少し意味が加わる」表現になるのです。

日本語であれば、
①「〜ように思える」
②「〜のように感じる」
③「〜のような味がする」
⓸「〜のように見える」
⑤「〜になる」
のような表現になります。

それぞれの表現を「=」を意識して解釈すると

①「=」だと思える
②「=」だと感じる
③「=」のような味がする
⓸「=」のように見える
⑤「=」に変化する
となります。

このように be動詞の「=」に意味を加えた一般動詞を
大西先生(東洋学園大学教授)は、「オーバーラップ型」と呼んでいます。
☞ be動詞の役割に「オーバーラップ」して「意味を加え(be動詞には「意味がない」ので)」た動詞だからです。

このオーバーラップ型は、基本的に be動詞と同じ使い方をしても大丈夫です。
①根底の意味は「=」でそれに「意味を加える」
②オーバーラップ型は、be動詞ほど自由には説明できません
その動詞によって、形容詞しかとれない、名詞しかとれないものなど制限があります。
③第3文型(SVC)を構成します。

これから、この「オーバーラップ型」の動詞を見て行きますが、
大きく2つに分けられます。
1つは、「感覚」で「=」を示す一般動詞
もう1つは、「変化」で「=」を示す一般動詞
になります。

それぞれの種類に分けて具体的にお話します。

感覚で「=」を示す一般動詞

・「感覚」というのは、
「思えるや五感で~のように感じる」と表現するという意味です。

よく使われる動詞で例文をいくらか挙げます。

【~のように思える・見える】
① This game seems interesting tom me.・・・seem +形容詞 / 名詞 / 分詞 / 前置詞+~
(このゲームは私にとっておもしろそうに見える。)
② That woman appears rich.・・・appear+形容詞 / 名詞
(あの女性はお金ものようだ。)

【5感に関するもの】
③ She looked very angry.・・・look +形容詞 ※名詞の場合は ➡ look like +名詞
(彼女はとても怒っているように見えた。)
④ This dish tastes delicious.・・・taste +形容詞
(この料理はおいしい味がする。)
⑤ The rose smells sweet.・・・smell +形容詞
(そのバラはよい匂いがする。)
⑥ That sounds great.・・・sound +形容詞
(それは素晴らしく聞こえる。)
⑦ I feel fine.・・・feel +形容詞 / 名詞 / 副詞
(私は気分がいい。)

変化で「=」を示す一般動詞

・次は、変化で「=」を示す一般動詞です。「変化」とは
「以前の状態・ものと変わって(または変わらずに)~になる」ということを表現するという意味です。

「変化する」型と「変化しない」型の動詞に分けて、例文をあげます。

【「変化する」型】
① My sister became a nurse.・・・become+名詞 / 形容詞
(私の姉は看護師になった。)
② The dish has gone bad.・・・go +形容詞(「好ましくない」状況になる)
(その料理は悪くなってしまった。)
③ That girl turned pale.・・・turn+形容詞 / 名詞
(その少女は青ざめた。)
④ Many people got hungry.・・・get+形容詞
(たくさんの人びとが空腹になった。)

【「変化しない」型】
⑤ We remain the same.・・・remain+形容詞 / 名詞 / 分詞
(私たちは同じままである。→変わらない)
⑥ He can’t stay awake any longer.・・・stay+形容詞
(彼はもう起きていられない。)
⑦ Let’s keep silent.・・・keep+形容詞
(静かにしましょう。)

簡単にまとめると・・・

be動詞は「=」を役割を果たし
様々な表現で主語の説明ができる。

オーバーラップ型は「=」の役割に「意味を加え」
表現を豊かにするが、「説明」する品詞は動詞によって限定される。

そして、
どちらも「主語を説明する」第3文型(SVC)を構成させる、
ということです。

 

今回はここまで。

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