5つの成分~動詞を補足するもの

5つの置き場所を確認してから、
今回の、「成分」
「動詞を補足するもの」について
見て行きましょう。

英語の5つの成分の置き場所

<英語の5つの成分の置き場所>

①主語 ②動詞 ③動詞を補足するもの ④場所 ⑤時

今回は、③の「動詞を補足するもの」についてお話します。

動詞を補足するもの

動詞には、2種類(be動詞、一般動詞)ありますので、
それぞれに合わせて、お話します。

① be動詞(「=動詞」)の場合

<ポイント>
※be動詞は、その意味が数学の「=」なので、たいていの場合は
「③動詞を補足するもの」があります。

この「③動詞を補足するもの」の部分には
・名詞
・形容詞
・ing形
・過去分詞
のようなものが来ます。例文を示します。

A) =動詞+③名詞

ex. I am Ken. My hobby is playing the guitar.
(私はケンです。私の趣味はギターを弾くことです。)
👉 am, is が be動詞で、
Ken が名詞、playing the guitar が動名詞(名詞の仲間)です。

B) =動詞+③形容詞

ex. This flower is beautiful.
(この花は美しい。)
👉 is がbe動詞、beautiful が形容詞です。

C) =動詞+③ing形・・・現在進行形のことです。

ex. He is running.
(彼は走っているところです。)
👉 is が be動詞、running が ing形(現在分詞) です。

D) = 動詞+③過去分詞・・・受け身、受動態のことです。

ex. The door was broken.
(その戸は、壊されました。)
👉 was が be動詞、broken が break の過去分詞です。

E) = 動詞+④[場所]

ex. You are in the park.
(あなたは公園にいます。)
→この場合は、「③動詞を補足するもの」がなくて、
「④場所」がすぐその後ろにやってきたと考えればOKです。

② 一般動詞(「✖動詞」)の場合

<ポイント>
※一般動詞は、「✖」動詞で主語に「動き」をかけ(✖️)ます。
→基本的に一般動詞は「動き」を示す言葉です。
・「体の動き」
・「頭・心の動き」
・「動きがない(状態を示す)」

の3種類の動きに 分けられ、そろぞれ特徴があります。

A) ✖ 動詞+③名詞・・・体の動きを表す場合:目的語

ex. We play tennis in the park.
(私たちは公園でテニスをします。)
👉 play が✖️動詞、tennis がどんなスポーツをするのかを示す
目的語となっています。

B)✖ 動詞+③形容詞・・・感情や心の動きを表す場合

ex. I feel happy.
(私は楽しい感じがする。)
👉 feel が✖️動詞、happy が「感情や心の動きを表す」形容詞です。

C)✖ 動詞+③形容詞・・・状態を表す場合

ex. Stay cool.
(涼しい状態でいてください。 → 涼しくして。)
👉 stay が✖️動詞、cool が「状態を表す」形容詞です。

A)✖️動詞+③名詞(目的語)の場合は、
その③名詞(目的語)がない場合もあります

目的語を取る✖動詞と、取らない✖動詞

▶︎同じ一般動詞でも目的語を取ったり、取らなかったり
する場合もあります。
例文1  We play tennis in the park. (テニスをする)
・・・ We play in the park. (遊びます)
👉「上」が tennis という目的語がある文、「下」が目的語がない文です。

例文2  Move the desk. (机を動かしなさい。)
・・・ Move fast. (早く動きなさい。)
👉「上」が the desk という目的語がある文、「下」が目的語がない文です。

※このように目的語を取る動詞を、「他動詞」、
目的語を取らない動詞を、「自動詞」と言います。
(同じ動詞でも、「他動詞」になる時、「自動詞」になる時がある
ということです。)

「③動詞を補足するもの」の場所には、副詞もくる

またこの場所には、
動詞に説明を付け加える言葉=副詞(~く、と、に)もやってきます。

D) ✖(動詞)+③(名詞) 副詞・・名詞の部分はない時もあります

ex.1 Speak (Englgish) slowly.
(<英語を>ゆっくりと話してください。)
👉 speak が✖️動詞、English が名詞(目的語)、slowly が副詞です。
※speak English で「英語を話す」というひとかたまりで、
それに slowly という説明を加えているわけです。

ex.2 You must study (math) hard.
(あなたは<数学を>懸命に勉強しなければいけない。)
👉 study が✖️動詞、math が名詞(目的語)、hard が副詞です。
※ study math で「数学を勉強する」という一塊で、
それに hard という説明を加えているわけです。

今回はここまで。

 

「5つの成分」の記事はこの他に5つの成分(記事)があります。
どうぞお読みになりたい記事をクリックしてみてください。
5つの成分〜主語について
5つの成分〜動詞について
5つの成分〜場所
5つの成分〜時
5つの成分〜番外編:助動詞

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