中学校英文法~語順①

今回は、英文法の基本的な部分をできるだけ詳しくお話していきます。

その1回目は、語順について確認していきたいと思います。

 

英語は語順がすべて

日本人が、英語を学ぶとき、
一番最初につまずくのは、その語順の違いによるものです。
※語順:語が、文や句の中でとる位置の順序

日本語は、もともと「語順」を意識しなくても話せる言葉です。
(助詞という便利なものがあるので、語句の順番を気にしなくてもいいんです。)

ですが、英語は、「語順ー単語を置く場所」によって、役割が決まって
しまうので、言葉の置く場所がすべてと言ってもいいぐらいのものです。

「主語」と「動詞」の語順

日本語と英語の語順で一番大きな違いは、
「主語」と「動詞(日本語では述語)」の置き場所です
ここさえ、クリアすれば後は何とかなる、と言ってもいいぐらいです。

<ポイント1>
・英語は、結論を最初に言う言語です。
→だから、「主語」の次には必ず「動詞」が来ます。

例えば、頭の中で、
「私は、毎朝公園で散歩します。」という日本文を英語にしようとする時
「私は」「散歩する」「・・・・・・(その他の部分)」と
ー  <主語><動詞>
英語の語順に置換することができるか、どうかが運命のわかれ道です。

<例文1>
(日本語順) 私は、毎朝公園で散歩する
(英 語 順) 私は<主語> / 散歩する<動詞> / 公園で / 毎朝
→ I / take a walk / in the park / every morning.

<例文2>
(日本語順) ケンは、背が高いです
(英 語 順) ケンは<主語> / です<動詞> / 背が高い
Ken / is / tall.
※正確に言うと、
be動詞 is は「です」と言う意味ではなく、
主語との「=(イコール)」という関係を示す機能語です。
これに合わせて説明すると下記のようになります。

(日本語順)ケンは、背が高いです。
👉この日本語を見て、「ケン=背が高い」という関係を読みとります。
(英語順)ケンは<主語> / =<動詞>/ 背が高い
Ken / is / tall.

<例文1>は、一般動詞、
<例文2>は、be動詞のパターンで例を示しましたが、
一般動詞とbe動詞ではその役割は大きく異なります。
この部分に関しては、「動詞」の部分で解説します。

このようにして、
英語は、日本語の順番と違い、まず最初に
「主語」+「動詞」の形がやってくるのだということをしっかりと覚えましょう。

「中学校英文法」は「語順①」と「語順②」まであります。
時間がある方は、下記をクリックして「語順②」もお読みください。

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基本編語順
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