形容詞④〜後置方法(説明)その2

形容詞の4回目。
今回は、「後置方法(説明)その2」ですが、
後置方法を5つの種類に分けて、解説します。
▶︎最初は、形容詞が「補語」として後置される場合です。

①補語(SVC)で後置

・「補語」とは、主語や目的語が、「何か、またはどんな状態であるかを説明する語」のことで、「名詞」や「形容詞」などが「補語」になれます。
もちろん、ここでは「形容詞」の場合に限定して解説して行きます。

なお、記号の
S=主語( subjective )
V=動詞 ( verb )
O=目的語 ( objective )
C=補語 (complement )
を意味します。

・SVC、いわゆる第3文型は、
be動詞を伴った「文の形」のことで、ここでは
「主語」+be動詞+「補語(ここでは形容詞に限定)」の形です。

ex.1 My dog is very big.
(私の犬はとても大きい。)
👉dog = big で、形容詞が名詞の説明をする「後置方法」です。

ex.2 Ken’s sister is really beautiful.
(ケンの姉は、本当に美しい。)
👉sister = beautiful で、形容詞が名詞の説明をする「後置方法」です。

▶︎基本的には、このような形で、
「名詞」に対する説明が、be動詞を伴い「形容詞」で説明します。
(すなわち「後置方法」です。)

このような be動詞と同じような働きをする「一般動詞」もあります。

形容詞を補語にする「一般動詞」

・このような働きをする「一般動詞」には下記のようなものがあります。

・become, get, go, turn(〜になる)▶︎変化を表す
・keep, stay, remain(〜のままである)▶︎変化がないことを表す
・look, feel(〜のように見える、感じる)▶︎知覚印象を表す

ex.3 Our teacher got very angry.
(私たちの先生はとても怒った。)
👉先生が、「とても怒っている」状態に変化したことを意味します。
teacher =very angry で形容詞の「後置方法」です。

ex.4 This food tastes good.
(この食べ物は美味しい味がする。)
👉食べ物が、「美味しい」味であること(知覚印象)を意味します。
this food = good で形容詞の「後置方法」です。

②補語(SVOC)で後置

・形容詞が「補語」として後置される文型は、もう1つあります。
それが、いわゆる第5文型と言って、SVOCの形です。

第3文型(SVC)では、
主語(S)と補語の形容詞(C)が、「後置」の関係でしたが、
第5文型では、
目的語(O)と補語の形容詞(C)が、「後置」の関係となります。

この形で、「補語」が形容詞の場合の例文をあげましょう。

ex.1 This music makes them happy.
(この音楽は彼らを楽しませる。)
👉them = happy で、音楽が、「彼らを楽しい状態に」させることを
説明しています。

ex.2 Let’s make our point clear.
(私たちのポイントをはっきりさせましょう。)
👉 our point = clear で、みんなで「ポイントを明確な状態に」させることを
しようと言っています。

第5文型(SVOC)を取る動詞

・この「目的語」の説明を後ろに置く形(第5文型)を取る動詞は、
おおよそ下記の3種類に分けられます。
(参考:総合英語フォレスト 第6版 監修:同志社大学名誉教授 石黒昭博 桐原書店)

① make 型:make O C「OをCの状態にする」
▶︎ make, get ( 〜にする), keep (〜にしておく), など
② call 型:call O C「OをCと呼ぶ」(Oの名前、役職名などを述べる)
▶︎ call, name(名付ける) など
③ think 型:think O C 「OをCと考える」(Oについての様子・状態を述べる)
▶︎ think, find(気づく) など

・このうち、「C(補語)」の部分によく形容詞が来るのは、
①の make 型と ③の think 型です。例文をあげます。

ex.3 Don’t keep the windows open.(① make 型)
(窓を開けたままにしないで。)
👉 the windows = open な状態にして置かないでと、窓の状態を形容詞
(open)で説明しています。
※ open には「動詞」の他に、「開いている」と言う「形容詞」もあります。

ex. 4 I found him very kind.(③ think 型)
(私は彼がとても優しいことに気づいた。)
👉him= very kind であることに気づいたと、彼の状態を形容詞(kind)で
説明しています。

③ 〜 thing / body / one で後置

・〜 thing / body / one で終わる単語で、
形容詞を加えて説明したい場合は、すぐ後ろに置くことになります。

〜 thing / body / oneの単語
① 〜 thing
▶︎ something, nothing, anything, everyone
② 〜 body
▶︎ somebody, nobody, anybody, everybody
③ 〜 one
▶︎ someone, anyone, everyone, no one(これは2語)

例文を挙げます。

ex.1 Something strange happened yesterday.
(昨日何かおかしなことが怒った。)

ex.2 There was nobody kind there.
(そこに優しい人は誰もいなかった。)

ex.3 Anyone healthy can enjoy it.
(健康な人は誰でもそれを楽しむことができる。)

all, every, no や最上級と -able や -ible のような形容詞

・これと似たようなことが、
all, every, no や最上級 と共に available, possible, imaginable のような
-able, -ible で終わる形容詞を使う場合は、その形容詞は後置されます。

-able, -ible で終わる形容詞
① available(手に入る、可能な / 都合がつく / 連絡がつく)
② possible(可能な)
③ imaginable(想像できる)
※この3つは、ひとまず覚えましょう。

ex.4 There were no seats available here.
(ここには座れる座席がありませんでした → 空席がありませんでした。)

ex.5 Try the best way possible.
(可能な限り一番良い方法をやりなさい。)

ex.6 This sea is the clearest blue imaginable.
(この海は、考えうる一番透明な青色だ。)

④「高さ、長さ、重さ」などの数値の後

・人や物に関する「高さ、長さ、重さ」などの数量をを表現する場合は、
「数値」+「形容詞」の形で表現します。
▶︎「形容詞」は、その「数値」が「何の数値」かを説明する役割をします。

例を挙げます。

ex.1 I am twenty years old.▶︎twenty years(数値)+old(形容詞)
(私は20歳です。)

ex.2 This mountain is 1,625m high.▶︎1,625m(数値)+high(形容詞)
(この山は高さが、1,625メートルです。)

ex.3 The Rainbow Bridge is 798m long.▶︎798m(数値)+long(形容詞)
(レインボーブリッジは、798メートルの長さがあります。)

⑤説明する形容詞に他の語句がついて2語以上の場合は、後置

・説明する「形容詞」が「2語以上」の「慣用表現や熟語」として使われる
場合は、後置されます。

例を挙げます。

ex.1 He doesn’t like buses full of people.
(彼は人で一杯のバスが好きではない。)
👉(be) full of 〜で「〜でいっぱい」という熟語で、full は
形容詞です。形容詞を含む2語以上の説明なので、buses の後ろに
「説明」を置きます。

ex.2 Any students good at sports should come to our school.
(スポーツが得意な生徒なら誰でも私たちの学校に来るべきだ。)
👉(be) good at 〜で「〜が得意である」という熟語で、good は
形容詞です。形容詞を含む2語以上の説明なので、studetns の後ろに
「説明」を置きます。

ex.3 We must know customs peculiar to India.
(私たちはインド固有の習慣を知らなければならない。)
👉(be) peculiar to 〜で「〜に固有である」という熟語で、peculiar は
形容詞です。形容詞を含む2語以上の説明なので、customs の後ろに
「説明」を置きます。

今回はここまで。

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