2019北海道公立高校入試分析(英語)④

北海道公立高校入試分析(英語)の4回目です。

今回は、[4] を扱いますが、
[4]は学校裁量問題で、A と B があります。
A は「長文読解問題」、B は「自由英作文」となっています。

A の配点は、
 問1は2点、問2・3は3点、問4は各2点で計4点、問5は2点
 で合計14点
B の配点は、6点

全部で20点となっています。

[4]

次の A, B に答えなさい。

A

次の英文は、北海道に住む高校生の菜々が、授業中に行う発表( presentation )について、ALTのグリーン先生( Mr. Green ) と会話している場面のものです。これを読んで、問いに答えなさい。

※ブログの書式等の関係上、Nana を N、Mr. Green を G また、下線や「四角」の表記を変更しているのをご了承ください。

N: Good morning, Mr. Green. I’d like to ask you about my presentation for
– the English class next week because I want to improve it. Could you give
– me some *advice?
G: OK. What’s the topic you chose?
N: Well, it’s about *Tokyo 2020 Games for the Olympics and the
– Paralympics.
G: It’s a good topic. What *contents will you talk about?
N: First, I’ll talk about why I chose this topic. I learned about a Paralympic
– *athlete in English class last month. At a meeting in 2013, she made a
– speech in English to try to *invite the Olympics and the Paralympics to
– Tokyo. Our English teacher showed us the video of her speech. I was
– *moved a lot by everyone who joined the meeting. I’ve been interested in
– the Tokyo 2020 Games since I watched the video. *That’s why I chose this
– topic.
G: I know the speech, too. And I understand what you’ll talk about first.
– What else are you planning to talk about in your presentation?
N: I’m planning to talk about “Omotenashi” because this word became very
– famous after the meeting. It’s about the Japanese way of thinking when
– we take good care of our guests. We can do many kinds of “Omotenashi
– for many guests who come to the Tokyo 2020 Games. As one example,
– I’ll talk about volunteer activities. ①Look at this graph. It’s about
– volunteer activités during the Tokyo 2020 Games. It shows more 【   】
– them in 2018 than in 2013.
G: This means they want to take care of many guests through volunteer
– activities.
N: Yes. And then I’ll talk about another example. *As you know, now the
– Japanese government is trying to change some *public signs before the
– Tokyo 2020 Games to give information more easily to people from all
– over the world. ②I think it’ll be a good *change ( difficult / because / to /
– them / are / of ) understand.
G: Yes. The change will be very useful for all the foreign people who come
– to Japan.
N: Through the change, I hope they can enjoy *not only the Tokyo 2020
– Games but also sightseeing and shopping.
G: I hope so, too. So you’re planning to talk about why you chose the topic
– and two “Omotenashi” examples in your presentation, right?
N: Right, but I want to *add something to improve my presentation. What
– else should I talk about?
G: Well, you know the soccer games in the Olympics will be held in
– Hokkaido. Many people from all over the world will come to Hokkaido. I
– think we should do some “Omotenashi” when we meet them. So you
– should think about what you can do for them. Why don’t you talk about it?
N: It’s a wonderful idea. I understand I should do “Omotenashi” for such
– people too. I’ll think about what I can do for them to make my
– presentation 『     』than it it now. Thank you!

(注)
advice  アドバイス
the Tokyo 2020 Games(オリンピック・パラリンピックの)2020年東京大会
content(s)   内容  athlete  選手 invite  召致する move  感動させる
fluent  流ちょうな attract  引きつける that’s why  そういうわけで
as you know  こ存じのように public sign(s)  公共の看板 change  変更
not only 〜 but also — 〜だけでなく—も add  追加する

 

問1 下線部①において、菜々がグリーン先生に見せているのは、次のグラフです。このグラフと本文の内容から考えて、【   】に入る英語を4語以上で書きなさい。

 

問2 下線部②が、本文の内容から考えて、正しい英文となるように、(          )内の語句を並べかえて書きなさい。

 

問3 本文の内容に合うように、『    』に入る適当な英語を1語で書きなさい。

 

問4 本文の内容と合わないものを、ア 〜オ から2つ選びなさい。
ア   A Paralympic athlete spoke English well to Nana and her classmates in English class last month.
イ   Nana has been interested in the Tokyo 2020 Games since she learned about a Paralympic athlete in English class.
ウ   Mr. Green didn’t know the speech which was made at a meeting in 2013.
エ   The Japanese government is trying to change some public signs for foreign people after the Tokyo 2020 Games.
オ   Mr. Green told Nana that she should talk about how she’ll take good care of many guests from all over the world in Hokkaido.

 

問5 次の英文は、菜々がグリーン先生と話した後、発表のためのマッピングに付け加えた部分と、それをもとに実際に発表したものです。あなたが菜々になったつもりで、🔲に入る適当な英語を4語以上で書きなさい。

問1の解説と解答

問1 下線部①において、菜々がグリーン先生に見せているのは、次のグラフです。このグラフと本文の内容から考えて、【   】に入る英語を4語以上で書きなさい。

【解説】
・【         】の前後の英文を確認します。
▶︎①Look at this graph. It’s about volunteer activities during the Tokyo 2020
Games. It shows more 【    】them in 2018 than in 2013.
このグラフを見なさい。2020年の東京オリピックの期間のボランティア活動に関するものです。それは、2013年より2018年の方がそれらに多くの【    】
ことを示しています。」
▶︎グラフは、「学生のうち、2020年東京大会の期間中のボランティア活動に参加を希望する割合を示したもの」で
・2013年 → 29.2%
・2018年 → 39.1%
〜となっており、
明らかに「2013年より2018年の方が希望する生徒が多い」ことがわかります。
黄色に部分にあたる英語が
more 【    】them in 2018 than 2013. となると言い訳です。
▶︎主語が「生徒」→ “more students” (より多くの生徒)
▶︎動詞の部分が →希望する “want to”
▶︎to の後ろの動詞 →参加する “join”
▶︎”them” は →前の英文から club activities のことだとわかります

【解答】
ここから、黄色い下線部の表現正解は、

students want to join となります。
( It shows more students want to join them in 2018 than in 2013.)

問2の解説と解答

問2 下線部②が、本文の内容から考えて、正しい英文となるように、(          )内の語句を並べかえて書きなさい。

【解説】
・ (           ) 内の部分が含められる英文は下記の通りです。
▶︎②I think it’ll be a good *change ( difficult / because / to / them / are / of ) understand.
※前後の英文からして、下線部②の英文は下記のような意味になるようです。
「私は【     】それは良い変更になるだろうと思います。」
→すなわち because があることから【     】の部分には
「良い変更だ」と思う理由が「主語と動詞のある英文」で入ることになります。
▶︎文の形から、まず最初は because から始まります。
▶︎次は「主語」が来るので、組み合わせからすると some of them のようです。
▶︎次は「動詞」ですが、are しかありません。
▶︎次には、形容詞の difficult となります。
▶︎最後に to が来ると、「理解するのが難しい」という表現になります。
( to は to 不定詞の to です。)

【解答】
ここから、正解は、

because some of them are difficult となります。
(I think it’ll be a good change because some of them are difficult to understand.)

問3の解説と解答

問3 本文の内容に合うように、『    』に入る適当な英語を1語で書きなさい。

【解説】
・『    』が入る英文を確認します。
▶︎I’ll think about what can do for them to make my presentation 『    』than it is now,
「私は今よりも『     』自分のプレゼンをするために彼らのためにできることについて考えるつもりです。」
※内容の流れ的には・・・
①グリーン先生が、「世界中からくる人々に対してどんな”おもてなし”ができるかー話し合いましょう。」と提案し、
②菜々が、「いい考えです。私もそのような人々に”おもてなし”をする方が良いとー思う。」と言ってからの⇨ I think 〜 となっています。

▶︎この「流れ」と、問題部分の than (黄色い下線) があることより、
『    』には何らかの比較級が入り、「プレゼンをよりよくするために」
となればいいようです。

【解答】
ここから、正解は、good の比較級

better  となります。
( I’ll think about what I can do for them to make my presentation better than it it now.)
※ good の変化:good – better – best
※ make A (my presentation) B (better) の形:AをBの状態にする

問4の解説と解答

問4 本文の内容と合わないものを、ア 〜オ から2つ選びなさい。
ア   A Paralympic athlete spoke English well to Nana and her classmates in English class last month.
イ   Nana has been interested in the Tokyo 2020 Games since she learned about a Paralympic athlete in English class.
ウ   Mr. Green didn’t know the speech which was made at a meeting in 2013.
エ   The Japanese government is trying to change some public signs for foreign people after the Tokyo 2020 Games.
オ   Mr. Green told Nana that she should talk about how she’ll take good care of many guests from all over the world in Hokkaido.

【解説】
・選択肢の内容は下記の通り。
ア  あるパラリンピックのアスリートは先月英語の授業で菜々と彼女のクラスメイートに上手に英語を話した。
イ   菜々は彼女が英語の授業でパラリンピックについて学んでからずっと2020年の東京オリンピックに興味を持っている。
ウ グリーン先生は2013年の会議で行われたスピーチを知らなかった。
エ    日本政府は2020年の東京オリンピックの後に外国人に対する公共の看板をいくつか変更しようとしている。
オ    グリーン先生は菜々に彼女は北海道に世界中のたくさんのお客さまをどのように世話をするのかについて話し合う方が良いと言った。

◎1つ1つの選択肢を確認しよう。
「菜々に先月あったこと」は、彼女の発言にこのように記されています。
→ I learned about a Paralympic athlete in English class last month.
「私は先月英語の授業でパラリンピックのアスリートについて学びました。」
▶︎さらに読み進めていくと、
「彼女のスピーチのビデオを見て」と話されていて、実際にその授業の場に来て
英語を話したわけではないので、❌

 この選択肢に関わる部分は、英文では次のように記されています。
→ I’ve been interested in the Tokyo 2020 Games since I watched the video.
「私はビデオを見てからずっと2020年の東京オリンピックに興味をもっています。」
▶︎「ビデオを見てから」は、「英語の授業で学んでから」と同じ意味なので、⭕️

ウ 菜々が上記のア やイ に関連したこと(パラリンピックのアスリートの勉強してからオリンピックに興味をもっている)を話した後、グリーン先生は
→ I know the speech. 「私はそのスピーチを知っている。」
と言っているので、❌
(もちろん「そのスピーチ」とは「2013になされたスピーチ」のことです。)

「公共の看板」については、菜々が下記のように言っています。
→ As you know, now the Japanese government is trying to change some
public signs before the Tokyo 2020 Games to give information more easily
to people from all over the world.
「ご存じのように、今日本政府は世界中の人々により簡単に情報を提供するために
2020年の東京オリンピックの前にいくつかの公共の看板を変えようとしている。」
▶︎選択肢では after the Tokyo 2020 Games となっていますが、実際は before the Tokyo 2020 Games なので、❌

オ グリーン先生は、最後に菜々に次のように言っています。
→ Well, you know the soccer game in the Olympics will be held in Hokkaido.
Many people from all over the world will come to Hokkaido. I think we should do some “Omotenashi when we meet them. So you should think about what you can do for them. Why don’t you talk about it?
「ええと、北海道でオリンピックのサッカーの試合が行われるのを知っているでしょう。世界中からたくさんの人が北海道にやってくるでしょう。私たちが彼らとあったら”おもてなし”をした方が良いと思う。だから彼らのためにあなたたちが何をできるかについて考えた方が良い。それについて話し合ってはどうでしょう。」
▶︎すなわち、
「世界中の人々をどのように世話〜おもてなし〜をするべきなのか」を話しあっては?と提案しているので、⭕️

【解答】
ここから、正解は、

イ   Nana has been interested in the Tokyo 2020 Games since she learned about a Paralympic athlete in English class.
オ   Mr. Green told Nana that she should talk about how she’ll take good care of many guests from all over the world.
の2つとなります。

問5の解説と解答

問5 次の英文は、菜々がグリーン先生と話した後、発表のためのマッピングに付け加えた部分と、それをもとに実際に発表したものです。あなたが菜々になったつもりで、🔲に入る適当な英語を4語以上で書きなさい

【解説】
・「実際の発表」の意味は下記の通り。
「北海道で、私は外国人にサッカーを観戦するのみならず、滞在もしてほしいと思います、なぜなら北海道は観光のために訪問する🔲。だから私の”おもてなし” のために、私はそれらを紹介する小さなカードを作って、そのカードを外国人に渡したいです。聞いてくれてありがとうございます。」
▶︎🔲が入っている英文には、
Hokkaido が主語でその後に何らかの動詞、
そして visit とfor sightseeing(観光のため)があります。
▶︎マッピングで参考になりそうな英文は、
真ん中の “introduce interesting places in Hokkaido(北海道の興味深い場所を紹介する)”です。

👉「北海道は( Hokkaido) /もっている/ 興味深い場所 / 訪問するべき( to visit)。」のような英文になるといいようです。

【解答】
ここから、正解は

has interesting places to となります。
(In Hokkaido, I want foreign people to enjoy not only watching soccer but
also staying because Hokkaido has interesting places to visit for sightseeing. )
※主語が Hokkaido(単数)で現在の文なので、has を用います。
※interesting places to visit の to visit は to 不定詞の形容詞的用法で
「訪問すべき→興味深い場所」となります。

B

次の文は、英語の授業で出された課題です。あなたは、この課題に対してどのように答えますか、記入例の書き方にならい、24 語以上の英語で自由に書きなさい。ただし、英文は2文以上になってもよいものとします。

Bの解説と解答

まずは、
「場所」の表現を確認しましょう。
・駅の近く= near the station
・図書館の近く= near the library
・公園の近くに= near the park
・スーパーの近くに= near the supermarket
・学校の近くに= near the school

【解説】
・まずは、上記の「場所」から、
自分が住みたいと考える、または「英語表現がしやすい」と
思えるもの1つ選びます。
・課題には
「選んだ場所とそこに住みたいと思う理由」について書きなさい、
となるので、
①「〜に住みたい」
②「(なぜなら)〜したいから」のような構成(2文以上)で
24語以上の英語を作ります。

①の部分では、
▶︎I want to live 〜 / I’d like to live 〜 / I will live 〜 のような表現が使えます。
②の部分では、
▶︎I like 〜 / I want to 〜  / I can 〜  のような言い方が使えるようです。

【解答】
ここから、それぞれの「場所」の解答例を
作ってみましたので、参考にしてください。

👉「駅の近く」の場合
I like traveling by train. I enjoy seeing a lot of trains, taking pictures of them and getting on them. So I will live near the station. (27語)

👉「図書館の近く」の場合
I’d like to live near the library because I want to go there with my children and borrow a lot of books for them. (24語)・・・公表された正答

👉「公園の近く」の場合
When I have free time, I like to go to the park.  I can read a book alone, and play with my friends. So I want to live near the park. (31語)

👉「スーパーの近く」の場合
My mother is very busy.  I often help her with cooking. So I want to live near the supermarket, and buy necessary things for it. (25語).

👉「学校の近く」の場合
I can’t get up early, sometimes I am late for school. So I will live near the school, and no teachers will say to me, “Don’t be late for school.” (30語)

これで
北海道公立高校入試分析は終了です。

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