1学年の1学期に押さえたいポイント①

今回から、「1学期に押さえたいポイント」という
テーマでお話していきます。

まずは、1学年から。

1年生は、小学校の外国語活動からの接続
一番のポイントです。小学校での活動をいかに、
中学校の英語の授業と連携させていくかを、
指導する側としては、ぜひとも考えて欲しいところです。

ポイント1 外国語活動を土台に

それぞれの中1の教科書では、
最初の部分に、小学校の外国語活動との接続を
意識したページを設定しています。

例えば、New Crown(三省堂:2016年のもの)では、
Get Ready というコーナーで
・英語の簡単なコミュニケーション活動の確認
・簡単な英単語
・アルファベット
・英語の音とつづりの関係 等
を取り上げています。扱う単語は、
小学校の 副教材 Hello, Friends! で出てくるものを
中心としているようです。

ここの部分をしっかりとつなげて
1学期の授業を組み立てて欲しいところです。

また、中1の教科書では、
1学期は、1人称、2人称の文が主として
題材となっているので、

コミュニケーション活動としては、
外国語活動で行った自己紹介をさらに
内容を深めたものを実施できたか、が
大きなポイントとなると思います

1学期の最後に各自のオリジナル自己紹介発表会
各クラスで実施し、生徒同士で評価しあい、
次の活動へとつなげていくべきだと思います。

このような活動を行う場合に注意してもらいたい点は、
・外国語活動を土台にしているか
・オリジナルの部分があるか
・活動の中に、「聞く・話す・読む・書く」の4技能が
統合的に組み込まれているか
・評価用紙・ポイントを明確にしているか
・発表会でのフィード・バックを大切にしているか
だと思います。

活動は、やりっぱなしで終わらないこと
それが、今までの学習の総まとめをするような
活動になっているのか、そして今後の英語学習の
意欲付けにもなるようにして、年間の指導計画に
組み込むようにしましょう。

ポイント2 be動詞と一般動詞の違い

以前にも、このブログで取り上げましたが、
英語のつまづきの最初は、

be動詞と一般動詞の違いがわからない

です。

基本的に、私であれば
・be動詞の意味は、数学の「=(イコール)」である
・一般動詞は、主語の動作・状態・感情を表すものである
という2つの動詞の性格を授業の中で
絶えず生徒に意識させるような指導をしていきます。

このポイントは、
すぐに身に付くものでなく、継続的な指導すること
「肝」です。

生徒の様子を見て、
必要であれば、be動詞と一般動詞の区別が
できているか判断できるような簡単なプリントを
時期を見計らって実施するのもいいかもしれません。

例えば、
「正しい方を選びなさい」
・ I  ( am / have ) a pen.
・You ( are / play ) kind.
などのような、プリントで簡単なチェックは
できると思います。

このような簡単な違いがある程度わかるように
1学期までにはしたいものです。

次回は、この続きを。

 

「1学年の1学期に押さえたいポイント」は「①」から「③」まで
あります。「②」も読みたい方は、下記をクリックしてください。

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1年各学期ポイント
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