今回は、which を扱います。
whichを使うWH疑問文
・基本的には、
which は「どちら(の) / どれ(どの)」と言う意味で、
「限定された選択肢」から選ばせるwh疑問詞です。
※中学校の教科書などでは、「２つのもの・人」から
選ばせるような例文が多いようですが、「２つ(人)」とは
限りません。
→正確に言うと、「２つ・人以上のものから」選択させる
場合に使われる疑問詞ですので、覚えておきましょう。
・また上記でもあったように、
which には「どちらの / どの」という意味があります。
この場合は、which ＋名詞 の形で表現していくことも
チェックです。
今回の which は今までにように「下線部をたずねる英文を
つくりなさい」という形式の問題は作りにくいwh疑問詞
なので、答え方だけを示します。
which が「どちら / どれ」の意味の時
① Which is your pencil, this one or that one?
（この鉛筆とあの鉛筆、どちらがあなたのものですか。）
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語は、which
※ただし、この質問文の場合は、下線部の this one か that one から
選択しなければいけません。
→ 動詞はそのまま is を使います。
→ 今回は、this one を解答だとします。(this one が主語になります。）
A：This one is.
◎which の質問では、同じ単語を繰り返さないために
one (ここでは「もの」という意味です）という単語をよく
使います。ここでは、one = pencil 鉛筆のことです。
② Which do you like better, coffee or tea?
（コーヒーとティーでは、あなたはどちらが好きですか。）
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語を you から I に代えます。
→ do と like があるので、like をそのまま使います。
→ I like ～ better.
→ ここでは、tea を好きな方だとします。
A：I like tea better.
◎A より Bが好きだ、という場合は、
“like B better than A” という表現を使います。
ここでは、正確な答えは、”I like tea better than cofee.” と
なりますが、普通は、”than coffee” の部分は省略します。
which ＋名詞 で「どの～」の意味の場合
① Which bag is yours?
（どちらのカバンがあなたのですか。）
※上記の英文に答えなさい。
・・・which があるのに、「選択肢」が明確でない
英文です。これは、会話の中で、２つ以上のカバンを
指さしながら、質問しているという設定と考えます。
→ 主語は、which bag なので、そこにあるカバンが
どんなものであるかを示す言葉主語となります。
→ ここでは、色別に、green と black と red の
カバンがあったとします。
→ 仮に green のものが yours だとします。
→ 動詞は、そのまま be動詞 is を使います。
A：The green one is.
◎ここの one も「もの」という意味です。
② Which season does Mei like the best?
（メイはどの季節が一番好きですか。）
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語は Mei で女性なので、代名詞 she に代えます。
→ does と like があるので、三単現にして likes を使います。
→ She likes ～ the best.
→ ここでは、仮に fall (秋)が一番好きだとします。
A：She likes fall the best.
◎A が 一番好きだ、という場合は、
“like A the best ” という表現を使います。
これで、which については終わりです。
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