what の3回目にはいります。
前回に続き
一般動詞を用いたwhatの疑問文 part2
です。
例文の番号は通し番号で行きますので、
③からとします。
③Emi and Ken played tennis in the park last Saturday.
※下線部をたずねる文をつくりなさい。
→ 下線部 “played tennis (テニスをしていました)” は「動作」を
表しています。「動作」をたずねると置きは、what と do を用いて
たずねます。
→ ここでは過去形なので do を did にして、仮に played tennis の
部分に did what を置きます。
※一般動詞 do [~する] の過去形は did、過去分詞は done です。
→ Emi and Ken did what in the park last Saturday. (仮の形です)
→ 疑問文をつくります。
※ [~した] という動詞 “did” には、did が隠れているので
その隠れていた did を文頭に出し、原形の do を用います。
→ Did Emi and Ken do what in the park last Saturyday? (仮の形です)
→ what を一番前に移動させます。
Q:What did Emi and Ken do in the park last Saturyday?
(エミとケンは先週の土曜日公園で何をしましたか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語が Emi と Ken の二人なので、代名詞 they を使います。
→ 新しい情報は “play tennis” ですが、
たずねる文に “did” があるので過去形 “played tennis” にします。
Q1:They played tennis (in the park last Saturday).
※ in the park は there、last Saturday は then に代えられます。
Q2:They played tennis there then.
よく間違える what +名詞「どんな~」
次は、what の使い方で一番よく間違える表現で
what + 名詞 です。
what + 名詞:どんな~
→ 限定された「もの」をたずねる時使います
※”what” 1つだと、「何」という意味で、
あまりにも漠然としています。
(会話の流れの中であれば大丈夫ですが)
そこで、どんなことをテーマとしているかがすぐに
わかるように what の後ろに 名詞をつけると
・what sport:どんなスポーツ
・what food:どんな食べ物
・what color:どんな色
・what season:どんな季節
・what singer:どんな歌手
・what subject:どんな教科
などのように単発で質問してもすぐ答えられる
ような「たずねる文」ができます。
④Alice must study math after school.
※下線部をたずねる文をつくりなさい。
→ 下線部 “math” は教科名で「物」なので、
「物」をたずねる what を使ってもいいですが、
「教科」に限定して「どんな教科」:what subjectを
用います。
→ 仮に math の部分に what subject を置きます。
→ Alice must study what subject after school. (仮の形)
→ 疑問文をつくります。
point1:助動詞の文の疑問文は、助動詞を文頭に。
→ Must Alice study what subject after school? (仮の形)
point2:what subject を1かたまりとして移動させる。
Q:What subject must Alice after school?
(アリスは放課後何の教科を勉強しなければいけないのですか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語 Alice を女性の名前なので、代名詞 she を使います。
→ 助動詞と動詞は、そのままの形で用います。
→ She must study ~.
→ 新しい情報「教科名」は、math なので、study の後ろに置きます。
A:She must study math (after school).
どんなふうに間違えるのか
先ほど、
「一番よく間違える表現」と言いましたが、
あえて、その間違いの例を示します。
例1 あなたはどんなスポーツが好きですか。
誤答:What do you play sport?
正答:What sport do you play?
例2 彼女はどんな色が好きですか。
誤答:What does she like color?
正答:What color does she like?
「どんなスポーツ」”what sport” でひとかたまり、
「どんな色」”what color” でひとかたまり
ということが意識されていないための
誤答だと思われます。
日本語の意味も確認すれば、
間違いはすくなくなると思いますで、
気を付けるようにしましょう。
今回はここまで。
「WH疑問文について〜what」は「①」から「⑥」まであります。
下記にリストアップしますので、興味のある方はクリックして
お読みください。
what①be動詞編
what②一般動詞編その1
what④what が主語の場合
what⑤注意すべき表現
what⑥その他の表現
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