21-「現代英語」11/11

11/11 の『高校生から始める「現代英語」』を聞いての勉強内容です。

🔴 「現代英語」では、
Lesson ごとのテーマがあり、Part 1 では ニュース英文の理解、そして
Part 2 では学んだ英文の反訳トレーニングをするという構成をとっています。

Lesson 22  Japanese principal dancer expresses joy at promotion – Part1

Opening その他で

Hannah Grace の部分だけピックアップしました。
● Opening
– Hi, I’m Hannah Grace. Thanks for joining us.

● News の英語を聞く
– Let’s listen to today’s news.

● 解説が終わり、もう一度 news を聞く
– Now let’s listen to the news again.

● 最後に
– Thanks for joining us today.

Words and Phrases

① principal 
👉第一の、最高位の
▶︎ principal dancer「プリンシパル(ダンサー)」

② hardly
👉ほとんどない
– not よりは少し弱い意味です。「とても〜ない」と訳すこともありますが、
〜することが hard (難しい、やさしくない)という意味なので、完全な否定
ではないことに注意!
・I can hardly find words 「ほとんど言葉が見つけられません」

③ burst into
👉何かが破裂するかのように急に〜する
・burst into tears「涙あふれた」

 

 

 

 

 

 

見出し Japanese principal dancer expresses joy at promotion

🔴普通の文にすると

A Japanese principal dancer has expressed joy at (her) promotion.
◎日本(人)のプリンシパルダンサーが昇格に(際して)喜びを表しました。

【ポイント】
① 冠詞 a が省略されています。
② has expressed は expressed と簡略化されています。
※この見出しの意味は、
「すでにプリンシパルである日本人ダンサーが、喜びを表した」のではなく…
「プリンシパルになった日本人ダンサーが、その地位に昇格したことについて喜びを表した」
ということ。
★ principal dance とは…
「プリンシパル(ダンサー)」「首席ダンサー」で、主役級を演じる最高のランク
・バレエ団によっては「プリマ(バレリーナ)」など、名称が異なる場合があります。

解説の中でチェック! 

🟠 Before we go, a “tutusweet story.
👉私たちが去る前に (番組を終える前に)、(バレエの) とてもすてきなお話(です)。
▶︎ Before we go は、最後のニュースを読む時のアサンサーの定番表現
– Before we go, (here is our final news item). のようなことの略した表現。
▶︎ tutu は、バレエの典型的な衣装「チュチュ」のことで…
– 英語では音が too, too と聞こえることから
・a “tutu” sweet story と
・a too, too sweet story とをかけたユーモア表現

🟠 her recent promotion to the highest rank in Britain’s Royal Ballet
👉彼女の最近の昇格、イギリスのロイヤルバレイ団における最高の階級へ
▶︎ rank は「ランク」「階級」「地位」
▶︎ Royal Ballet は、世界3大バレイ団の1つとも称される
royal (王立の、国王から特別な許可を受けた)バレエ団。ロンドンが本拠地。

🔵世界3大バレエ団
・オペラ座バレエ団 ▶︎パリが本拠地。1661年設立。世界最古のバレエ団
・ボリショイ・バレエ団 ▶︎モスクワが本拠地。1773年設立。個人が創立したバレエ団
・ロイヤル・バレエ団 ▶︎ロンドンが本拠地。1931年設立。

🟠 On Tuesday, the prestigious ballet company announced Kaneko’s promotion
to principal dancer, the loftiest position in the ballet world.

▶︎ the prestigious ballet company は、
上記で取り上げた Britain’s Royal Ballet を言い換えた表現。
※ prestigious:prestige(名声)がある、名門の、一流の
▶︎ the loftiest position は、
上記の the highest rank を言い換えたもの。
※ lofty:(山が)そびえるほどの、(抜きん出て)高い、very high、高位の、高尚な

🟠 She underwent surgery twice to treat a ruptured knee
ligament and made a comeback both times.
👉彼女は外科手術を2回受けました、断裂したひざのじん帯を治療するために、
そして2回とも復帰を果たしました。
▶︎ undergo は、「(苦しいこと)の under (下) で (それが終わるまで) go (行く)」
「(手術など苦しいことを)受ける」「経験する」
※ undergo – underwent – undergone
・undergo surgery「外科手術を受ける」
・rupture「破裂する、断裂する、決裂する」
・ligament「じん帯 (骨と骨を結ぶ帯状の組織」
▶︎ comeback は「元の地位や健康に come back すること」「再起」「復帰」です。

🟠 there was nothing wasted.
👉無駄になったことは何もなかった
▶︎
 there was nothing (that was) wasted. は
「無駄にされたものは何もなかった」 ⇨自然な日本語「無駄になった」
・waste「廃棄物 / 無駄にする / 浪費する」

🟠 Everything that has happened has enriched me and made me what I am now.
👉(現在までに)起きたことすべてが、私を豊かにしました、そして今の私を作ってくれました
▶︎
 that has/have は、話し言葉では that’s と省略されることあり。
– ここでは、that has の短縮形ですが、紛らわしいため短縮形を用いていません。
▶︎ made me what I am now は「me を、what I am now[今私であるものも – 今の私]に、
made[した – そのようjに作った]」という意味
・【主語】Everything that has happened
・【動詞】① has enriched me  ② (has) made me what I am now

Things You Should Know

具体的な表現と、抽象的な表現とを見極めよう

※今週のニュースの見出しです。

A Japanese principal dancer has expressed (her) joy at (her) promotion.

👉このように、her を2箇所入れてもOK、また入れなくても文法的にOK。
ただし…
her があると具体的・個別的なニュアンス、
ないと抽象的・一般的なニュアンス になります。

expressed joy at promotion

👉見出しのこの部分は、
her を省略したと考えることができますが、
もともと her がなくても
– 抽象的に「昇格(というもの)に対して」「喜び(というもの)を表した」
– という、熟語のようなニュアンスになります。

具体的か、抽象的か – それが表現を決める

① her recent promotion to the highest rank in Britain Royal Ballet
👉この昇格は、金子さんについての具体的な事実なので、her は欠かせません。

② It has been my dream since grade school to become a dancer appreciated
by around the world. 
👉 grade shcool には冠詞、何らかの所有格などがついていませんが、これは…
「小学校」という具体的な建物ではなく、「小学校(のころ)」「小学校だった時期」という
抽象的な意味のため。

③ On Tuesday, the prestigious ballet company announced Kaneko’s promotion to 
principal dancer.
👉ここでは、principal dancer に a がついていないのは…
「ある1人の」という個別の意味ではなく、「プリンシパルダンサー(という地位)」という
抽象的な意味で使われているため。

④ When she learned of the decision, she became emotional and burst into tears.
👉「涙があふれた」という一般的な表現なので、her tears とはしません。

⑤ She underwent surgery twice to treat a ruptured knee ligament.
👉underwent (undergo) surgery は「外科手術(という苦しいこと)を経験した」という
意味なので、普通は、a surgery とはしません。

現代の言葉   company

▶︎ company
・今回は、バレエ「団」の表現として出てきました。

🔴 company の語源は?
👉「com – (一緒に)パン」を食べる人たちの「集団」
つまり「仲間」です。
▶︎これが転じて「会社」という意味に。
▶︎関連する意味として
・「仲間と一緒にいること」
・「同伴」
・「(軍の) 〜隊」

🔴 companion は「連れ(の人)」

 

これで、
Lesson 22 Part 1 は終了です。

中学校英語の基礎固め用のブログを作りました!
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ラジオ講座21年度 現代英語
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