21-ラジオ英会話「 語順」の Review ㉔

1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
基本的には、
週末に tweet で発信してきたものを、  
ブログで、まとめたものです。

それでは第24週 ( 9月 Week 4 )の復習です。

🔴「基本」
・「基本文型を拡張」
・「文の説明」
・「動詞句の説明」
・「名詞の説明の仕方」
・「関係代名詞節の修飾の仕方」
・「関係副詞節の修飾の仕方」
・「関係詞節修飾の非制限用法」
・『「指定」する「形容詞」の使い方』
・『「指定」する「副詞」の使い方』は
今まで学習してきた内容の紹介です。
必要ない方は、飛ばして「Week 24『語順』の review」をご覧ください。

基本

🔴4月、5月で学んだ「修飾語順規則」「基本文型」の基礎的内容
を学びました。

基本文型を拡張

🔴6月では、5月に学んだ「基本文型」を、節・to不定詞・動詞-ing形・過去分詞を
を使って拡張しました。
4月、5月の「基本」と6月の「基本文型の拡張」についてチェックしたい人は、
下記をクリックしてください

👉語順の基本とその拡張

文の説明

🔴7月からは、説明ルールをさらに具体的に学んでいます。
※文の説明については、
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。

👉「文の説明」まとめ

動詞句の説明

🔴「文の説明」の次には、「動詞句の説明」について勉強しました。
※「動詞句の説明」については、
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。

👉「動詞句の説明」まとめ

「名詞」の説明の仕方

🔴「動詞句の説明」の次には「名詞」の説明の仕方を学びました。
※「名詞」の説明の仕方については、
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。

👉名詞」の説明の仕方

「関係代名詞節」の修飾の仕方

🔴8月は1ヶ月かけて「関係代名詞節修飾」について学びました。
※「関係代名詞節」の修飾の仕方については、
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。

👉「関係代名詞節」の修飾の仕方

「関係副詞節」の修飾の仕方

🔴「関係代名詞」の後には、「関係副詞」について勉強しました。
※「関係副詞節」の修飾の仕方については、
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。

👉「関係副詞節」の修飾の仕方

「関係詞節修飾」の非制限用法

🔴「関係詞節」の最後には、「非制限用法」について学びました。
※「非制限用法」については
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。

👉「関係詞節修飾」の非制限用法

「指定」する「形容詞」の使い方

🔴9月からは、「指定ルール」についての学習が始まりました。
最初に取り上げたのは「形容詞」の使い方です。
※「形容詞」については
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。

👉「指定」する「形容詞」の使い方

「指定」する「副詞」の使い方

🔴9月からは、「指定ルール」についての学習が始まり、
「形容詞」の次に「副詞」の使い方を学びました。
※「形容詞」については
下記でまとめましたので確認したい人は、クリックしてください。

👉「指定」する「副詞」の使い方

 

さて、今週のまとめです。

Week 24 の「語順」review

・「指定ルール:指定は前に置く」
– このルールは修飾の語順一般を決定する重要ルールです。
– Week 21 からは、この「指定ルール」について勉強します。

Lesson 116 否定②:否定は「前」が定位置

🔴 not は指定表現 ▶︎ not は否定したいフレーズの「前」に置かれる。
🔴 否定の not を語順どおり意識し並べること。

[Key] I tried not to cough, but I just couldn’t stop,
※私はせきをしないように試みましたが、止められませんでした。
▶︎この文の not は、
to cough を否定します。 ( cough – しないように)
– 「私はせきをしないように試みた」となります。

[1] I didn’t try to cough.
※私はせきをしようと頑張らなかった。
▶︎この文では、not は、try to cough を否定します。 (try – しない)
– [Key] とは意味がまったく異なるので注意!

🔵 not は、文全体の否定だけではなく、あらゆる要素の否定に使えます。

[2] Who left the toilet seat up? – Not me!
※誰がトイレの便座を上げたままにしたの? – 僕じゃない!
▶︎この文では、not は、me を否定

[3] He was scolded for not doing his homework.
※彼は宿題をやっておらず叱られました。
▶︎この文では、not は、doing his homework を否定

[4] He’ll win not because he’s the better player, but because he’s stronger
mentally.
※彼は勝ちますよ。彼のほうがうわてというわけではなく、精神的に強いからです。
▶︎この文では、not は直後の because節を否定

 Lesson 117  否定③:強い表現とのコンビネーション1

🔴 not は指定表現 ▶︎ not は否定したいフレーズの「前」に置かれる。
🔴 否定の not を語順どおり意識し並べること。

🔵 not の直後に
「本当に・全部が・いつも・必然的に」のような「強い意味を持つ
表現」が来ると
👉「その強さを減じた(〜というわけではない)」意味になる
– このコンビネーションをチェック!

[Key] Not everybody is happy about these new devices.
※誰もがこうした新しい装置をありがたいと思っているわけではありません。
▶︎この文では、
not と「強い意味を持つ」everyone とのコンビネーションで、
「誰もが〜というわけではない」という意味になります。

[1] I don’t really like his hairstyle.
※私は彼の髪型がそれほど好きではありません。
▶︎この文では、
not と「強い意味を持つ表現」really like his hairstyle とのコンビネーションで、
「本当に好き – なわけではない=それほど好きではない」となります。

[2] Ken is not always on time.
※ケンはいつでも時間どおりとは限りません。
▶︎この文でも、
not と「強い意味を持つ表現」always on time とのコンビネーションで、
「いつも時間どおり – ではない」となります。

🔴 not の位置でニュアンスは変わります
やはり、英語は配置の言葉 – [1] の文と really の位置に注目して確認します

[3] I really don’t like his hairstyle.
※私は本当に彼の髪型が嫌いです。
▶︎この文では、
not は、like his hairstyle の前に置かれているので、
「彼の髪型が好きではない」
really は、don’t like his hairstyle の前に置かれ、
そのレベルを指定しているので、
「本当に – 彼の髪型が好きではない ⇨大嫌い」となります。

 Lesson 118  否定④:強い表現とのコンビネーション2

🔴 not は指定表現 ▶︎ not は否定したいフレーズの「前」に置かれる。
🔴 否定の not を語順どおり意識し並べること。

🔵 not と「強い表現」とのコンビネーションは、
「刺激の強い言い方」を避け、穏当な表現にする効能があります。

{Key] The bed wasn’t very comfortable. I couldn’t sleep well.
※ベッドはあまり快適ではありませんでした。私はよく眠れませんでした。
▶︎この文では、not と「強い表現」のコンビネーションが2回使われています。
① very comfortable を not でその強さを減じると、「それほど快適ではない」
② sleep well を not でその強さを減じると、「それほどよくは眠れない」

[1] The company’s accommodation budget is not so generous nowadays.
※最近、会社の宿泊予算はあまり手厚くはありません。
▶︎この文では、
会社の budget についての予算ですが、
話し手は small, low, tight などの「刺激の強い」言い方を避け、
not と「強い表現」のコンビネーション “not so generous” で
「あまり手厚くない」と穏当な表現にしています。

[2] She is not so kind.  【本音:She is unkind.】
※彼女はそれほど親切ではありません。
▶︎この文では、
unkind の「刺激の強い」言い方を避け、
not と so kind のコンビネーションで穏当な表現にしています。

[3] That’s not exactly right.【本音:That’s wrong.】
※それは必ずしも正しくはありません。
▶︎この文では、
wrong の「刺激の強い」言い方を避け、
not と exactly right のコンビネーションで穏当な表現にしています。

🔵「穏当」な表現の作り方は単純
– 「本当とは逆の表現を強調し、not で否定する」

 Lesson 119  否定⑤:否定の前倒し

🔴 not は指定表現 ▶︎ not は否定したいフレーズの「前」に置かれる。
🔴 否定の not を語順どおり意識し並べること。

🔵英語特有の「否定の前倒し」
– 英語では「〜ではないと思う」と内容を否定するよりも
「〜だとは思わない」と思考系動詞を否定するクセがあります。
※「否定の前倒し」がよく見られる思考系の意味の薄い動詞
▶︎ think, believe, imagine, suppose, expect, seem など

[Key] I don’t think that’s a good idea.
※それはいい考えだと思いません。
▶︎この文では、「否定の前倒し」が起きています。
I think that’s not a good idea. (内容否定) よりも
I don’t think that’s a good idea. (思考系動詞の否定) を英語では優先されるのです。

[1] I don’t believe we’ve met.
※お目にかかったことはありません。
▶︎この文でも、「否定の前倒し」が起きています。
I believe we haven’t met. よりも
I don’t believe we’ve met. が優先されます。

[2] I don’t expect they’ll agree, but let’s try anyway.
※彼らが同意するとは思いませんが、ともあれやってみましょう。
▶︎この文でも、「否定の前倒し」
I expect they will not agree. よりも
I don’t expect they’ll agree. が優先されます。

🔵「前倒し」の例外
– hope や be afraid の場合は「前倒し」が行われせん。
「前倒し」をすると意味が変わってしまうため。

 

これで、
Week 24 の「語順」review は終了!

 

 

 

 

👉 Week 25 は、
「助動詞学習で最も大切なこと」から始まります。(9月27日〜)

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