1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
Review をします。
それでは第 30 週 ( 11月 Week 2 )の復習です。
※形容詞・副詞学習の2週目なので、形容詞・副詞の Review ②とします。
形容詞・副詞の Review ②
・ Week 30 は、形容詞 close、難易度を表す・可能性を表す形容詞、そして、
形容詞+ to 不定詞 の使い方を学習しました。
【形容詞・副詞】も、基本動詞・前置詞のように
イメージ(表現の中核的意味)をとらえることが大切 |
Lesson 146 close の感触
🔴 close の感触 ▶︎対象物がグッと体に迫ってくる感覚を伴う – 比喩的な広がり
※ near:単に2点間の近さを表す
※ near:単に2点間の近さを表す
[Key] They seem very close.
※彼らはとても親密に見えます。
▶︎この文では、「親密さ・仲の良さ」を表している
① close は「客観的な」近さも示す – near より「近い」感触 ※ I live close to my office. / I live near my office. |
② close のそれぞれのニュアンス ※ take a close look at / pay close attention ▶︎「そばで・つぶさに」というニュアンス ※ Come close to me. – [すぐそばに来る ・come near よりも体が触れそう] |
③心理的な近さも表す ※ close friend [親しい友達] / close relationship [親密な関係] ※ close game – ギリギリ感が漂う [接戦] |
④間一髪難を逃れた場合の決まり文句 ※ That was close. [ギリギリだったね] |
Lesson 147 難易度を表す形容詞
🔴 主語+be+[難易度を表す形容詞]+to 動詞句 □ . ▶︎主語と□が一致
※ easy / hard / difficult / impossible / tough など
※ easy / hard / difficult / impossible / tough など
[Key] He’s easy to talk with □.
※彼は話しやすいです。
▶︎この文では、with の後ろに目的語がなく□になっていることに注意!
この□は、主語 He と一致し、talk with him という意味関係を結んでいます。
– 文全体で「彼は(彼と)一緒に話すのが簡単だ」ということ。to 以下の□と主語を
結びつけて理解することが必要です。
①ダイアログの例 ※ He‘s often hard to please □. → □は、主語 He と一致し、please him という意味関係を結ぶ |
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② fool の目的語が□ ※ She‘s difficult to fool □. → □は、主語 She と一致し、fool her という意味関係を結ぶ |
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③ impossible も難易形容詞 ※ Ken‘s impossible to work with □. → □は、主語 Ken と一致し、work with him という意味関係を結ぶ |
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④ tough は「難しい」 ※ Lucy is tough to get close to □. → □は、主語 Lucy と一致し、get close to her という意味関係を結ぶ |
Lesson 148 可能性を表す形容詞
🔴 可能性を表す形容詞▶︎to 不定詞との相性が良い
※ to のイメージが「矢印(→)」であるので
to 不定詞には「これから・進む」のニュアンスが漂う – 「可能性」と相性が良い
※ to のイメージが「矢印(→)」であるので
to 不定詞には「これから・進む」のニュアンスが漂う – 「可能性」と相性が良い
[Key] You’re likely to win a prize.
※あなたは賞を獲得することができそうです。
▶︎この文は、likely(〜しそう・ありそう・起こりそう) と to 不定詞のコンビネーション
① likely の逆は unlikely ※ It’s likely to rain. / She’s unlikely to win. ※ She seems likely to win. / She looks likely to win. – be動詞文だけでなく、説明型オーバーラッピングの形も可能 |
② sure のイメージは「揺るぎない」- 「確かに・きっと」のニュアンスに ※ She is sure to succeed. |
③ certain は「確実に・必ず」- sure よりも客観的な確実性 ※ David is certain to come. ※ I’m almost certain you will. / I’m almost sure you will. – sure と certain はリピート文も得意とする |
Lesson 149 形容詞+to 不定詞
🔴「これから・進む」感のある to 不定詞と相性の良い形容詞
※ eager / ready / careful / happy / sorry / willing / inclined / liable
※ eager / ready / careful / happy / sorry / willing / inclined / liable
[Key] We are eager to meet you soon.
※あなた方と近々会いたいと私たちは思っています。
▶︎ eager は「切望して・したがっていて」うずうずして我慢ができないことを表す
– 何らかの行為に「これから進む」ことを切望する形容詞
① ready も careful も「これから」感の to 不定詞と相性が良い ※ I’m ready to go. [ 準備ができて ] ※ Be careful not to get too tired. [ 注意して ] |
② happy, sorry, willing も相性が良い ※ I’m happy to inform you that 〜. [ (これから〜するのが)うれしい ] ※ I’m sorry to inform you that 〜. [ (これから〜するのが)残念だ ] ※ I’m willing to give you another chance. – willing は happy と違い、「求められれば – してもいい」 |
③「傾向」を表す形容詞も to不定詞と強固に結びつく ※ He’s inclined to waste money. – inclined は「傾いた」イメージ。心がそちらに傾くから「〜したい」という使い方もあり ※ People are liable to gossip. – liable は「縛られている」- 必ずそちらに進ことが感じられ、「傾向」や「法的責任」を表す |
形容詞・副詞の Review ② は終了!
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