文の種類についての「否定文」2回目です。
前回は、助動詞とbe動詞の否定文を扱いましたので、
今回は、一般動詞と現在完了について説明します。
助動詞、be動詞がなく、一般動詞を含む否定文
・前回、一般動詞の肯定文は、
主語+ ( do / does / did ) 一般動詞 ~ . の形であることをお話しました。
・ここから、一般動詞の否定文は、
主語+ do / does / did + not + 一般動詞の原形 ~ . の形となります。
それでは、一般動詞の否定文の例を、肯定文とともに挙げます。
① do が隠れている場合(現在の文で、主語が I, you, 複数の時)
肯定:You like cats very much.
否定:You do not like cats very much.
(あなたは猫があまり好きではありません。)
※ do not の短縮形 → don’t
② does が隠れている場合(現在の文で、主語が I, you を除いた単数の時)
肯定:Emi studies math every day.
否定:Emi does not study math every day.
(エミは毎日は数学を勉強しません。)
※ does not の短縮形 → doesn’t
~ study の語形変化に注意!~
・study は規則動詞ですが、よく書き間違える単語ですのでしっかり覚えましょう。
study → 三単現の形:studies
study → 過去形:studied
study → ing形:studying
③-1 did が隠れている場合(過去の文で、規則動詞の場合:語尾が -ed )
肯定:They lived in Hokkaido two years ago.
否定:They did not live in Hokkaido two years ago.
(彼らは2年前北海道に住んでいませんでした。)
※ did not の短縮形 → didn’t
③-2 did が隠れている場合(過去の文で、不規則動詞の場合:変化が不規則)
肯定:He went fishing in the river yesterday.
否定:He did not go fishing in the river yesterday.
(彼は昨日川に釣りに行きませんでした。)
次は、現在完了の否定文を見てみましょう。
現在完了の否定文
・再度言いますが、現在完了の特徴を簡潔に述べると
「過去と現在をつなげる」文のことです。
・現在完了の肯定文であれば、一般的には、
主語+ have / has + 過去分詞 ~. の形で表現できるとお話しました。
・ここからすると、現在完了の否定文は、
主語+ have / has + not +過去分詞 ~. の形になります。
それでは、現在完了の否定文の例を、肯定文とともに挙げます。
①現在完了の「継続」
肯定:Ken has played baseball for a long time.
否定:Ken has not played baseball for a long time.
(ケンは、長い間は野球をしていません。)
※ has not の短縮形 → hasn’t.
②現在完了の「完了」
肯定:I have already finished my homework.
否定:I have not finished my homework yet. ( not ~ yet で「まだ~していない」)
(わたしは、まだ宿題を終えていません。)
※ have not の短縮形 → haven’t
③現在完了の「経験」
肯定:Bob has visited Kyoto before.
否定:Bob has not visited Kyoto before.
→ Bob has never visited Kyoto (before). ( never で「一度も/ 決して~ない」)
(ボブは以前に京都を訪れたことがない。→ボブは一度も京都を訪れたことがない。)
今回はここまで。
「文の種類」には5種類あります。
下記にリストアップしてますので、興味があるものがありましたら
クリックしてください。
👉肯定文
👉疑問文
👉命令文
👉感嘆文
コメント
否定文②の③-2[didの否定文]についてですが、「yesterday」が「yestederday」となっています。
seriさん, ご指摘ありがとうございます。
さっそく訂正しておきます。
また、何か気づきましたら、お知らせくだされば助かります。
ありがとうございました。