比較〜as … as の表現

比較表現の2回目、
今回は、as ….. as の表現を解説します。


同程度を表現する as … as

一番基本的なものとして、as … as の表現があります。
まず、この表現を確認しましょう。

まずは、どのように as … as の表現の構成の仕方を
確認しましょう。

as … as の文の構成

例えば、
「ケンはトムと同じくらいテニスを上手にする。」
と言う場合は、次のような思考経路をたどるようです。

① Ken plays tennis.
▶︎この文に、「上手さ」を比較したいと考えた。
② Ken plays tennis as well. (仮の形)
as well で「上手さ」を比較するよ、と示す。)
▶︎「トム」と「同じくらい」「上手」だと表現したい。
③ Ken plays tennis as well as Tom.
as Tom で「トムのように、トムと同じくらい」と示す。)

このように、as … as Aの表現は、
最初の as … の部分で「何を比較するか」
形容詞・副詞を用いて表現し、
次の as A の部分で「比較対象を示して」
A と同じように、となるわけです。

as… で「比較のポイント」を指定し、as A の部分で「比較の対象」を示す構成

このような形で、
as … as A の文は構成されているのです。

そこを理解した上で、
「同程度」の表現を確認していきましょう。

as … as の表現

as … as の表現を用いるのは、

2つのものや人(2者)を比べて、同程度の場合の時です。

as 形容詞/副詞(の原級) as【比較の対象】
※原級:もともとの形
【比較の対象】と同じくらい 形容詞/副詞 だ(〜する)

ここで、簡単に
「形容詞」と「副詞」とは何かを、
簡単に確認しましょう。
・形容詞とは
-基本的に日本語では「~い」で終わる名詞を説明する言葉
☞high, tall, long, beautiful, cold, large
・副詞とは
-基本的に日本語では「~く」で終わる名詞以外のものを説明する言葉
☞fast(速く), well(上手に), hard(一生懸命に), early(早く)など

このような「形容詞」や「副詞」を as ….. as で挟みこむことで、
「同じくらい….. だ」という意味になります。

ex.1  James gets up as early as his mother.
(ジェームズは彼の母と同じくらい早く起きる。)
▶︎比較のポイント=early(副詞:早く)
▶︎比較の対象=his mother(彼の母)

ex.2 Tom’s house is as big as Nancy’s.
(トムの家は、ナンシーのもの[家]と同じくらい大きい。)
▶︎比較のポイント= big(形容詞:大きい)
▶︎比較の対象= Nancy’s(ナンシーのもの:ナンシーの家のこと)

それでは、
as … as の否定文や疑問文はどのようになるのでしょう?

as … as の否定文

not(~)as 形容詞 / 副詞 as 【比較の対象】
【比較の対象】ほど 形容詞 / 副詞 ではない
※as … as の否定文は、「〜ほど … でない」という意味
(部分否定)になるので気をつけましょう。

ex.1  Ken is not as tall as Tom.
(ケンはトムほど背が高くない。)
▶︎比較のポイント=tall(形容詞:背が高い)
▶︎比較の対象=Tom(トム)

ex.2  I can‘t swim as well as Emi.
(私はエミほどうまく泳げない。)
▶︎比較のポイント=well(副詞:うまく、上手に)
▶︎比較の対象=Emi(エミ)

as … as の疑問文

疑問文as 形容詞 / 副詞 as【比較の対象】
【比較の対象】と同じくらい 形容詞 / 副詞 ですか(しますか)。

ex.1  Is Tim’s bike as new as Bob’s?
(ティムの自転車はボブのものと同じくらい新しいですか。)
ー Yes, it is. / No, it isn’t.
▶︎比較のポイント=new(形容詞:新しい)
▶︎比較の対象=Bob’s(ボブのもの:ボブの自転車のこと)

ex.2  Did Paul swim as fast as Jimmy?
(ポールはジミーと同じくらい早く泳ぎましたか。)
ー Yes, he did. / No, he didn’t.
▶︎比較のポイント=fast(副詞:早く)
▶︎比較の対象=Jimmy(ジミー)

 

ここまで、基本編です。
この他ににも as … as を用いた大切な表現があるので、
それもチェックしましょう。

①「~のX倍・・・だ」という表現

☞ X times as … as

ex.1  This river is three times as long as that one.
(この川は、あの川より3倍の長さだ。)
ex.2  This moutain is half as high as that one.
(この山は、あの山の半分の高さだ。)

※as … as ~ の表現で、「x倍だ」という時は、
→ as … as の前に X times をつけるとよい。
・2倍= twice as … as ~
・4倍= four times as … as ~
・半分= half as … as ~

②「できるだけ早く」という表現

as soon as possible / as soon ascan

ex.1  I will go back home as soon as possible.
できるだけ早く家に帰ります。)
ex.2  Call me back as soon as you can.
できるだけ早く折り返し電話をください。)

※この表現は、中学校の教科書であれば、
「読み物資料」に出る程度ですが、よく使われる言い方なので
できれば覚えましょう。

③「~と同じ」という表現

the same ( as ~ )
※as … as と似た表現です。その「違い」は
下に記されているので、要チェックです。

ex.1  This car is the same as mine.
(この車は私のものと同じです。)
ex.2  This book is the same as that one.
(この本はあの本と同じです。)

as … as と the same as ~ との違いは、
ーas … as は、その間に「形容詞か副詞」を置きますが、
ーthe same as ~ の場合は、~の部分に「名詞」が来ます。

 

今回はここまで。

 

「比較」については、他に3つの記事があります。
下記にリストアップしますので、どうぞクリックして
ご覧ください。
基礎編
比較級
最上級

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