who の3回目です。
今まで、who と be動詞、一般動詞の疑問文を
扱いましたたが、
今回は、
who が主語の場合を説明します。
who が主語の疑問文のルール
what の場合の例文を示します。
<例文>
Q:What made you angry?
(何があなたを怒らせたのですか。)
A:Ken’s behavior did.
(ケンの態度です。)
ここで確認です。
<WH疑問文の2つのルール~改訂版>
①WH疑問文は必ず、文頭に来ること
②語順は、基本的にWH疑問詞+疑問文?の形であること
ただし、WH疑問詞が主語の場合は、WH疑問詞+動詞~?となる
また、答える時に出てくる代動詞(上記の例文では did)は、
下記の記事でお話しましたので、参考にしてください。
このルールは who の場合も変わりませんので、
これに基づいて説明します。
whoが主語の疑問文の解説
① I want to go first.
※下線部をたずねる文をつくりなさい。
→ 下線部 “I” で「人」なので、
「人」をたずねる who を用います。
→ 仮に I の部分に who を置きます。
→ Who wants to go first? (仮の形)
※who が主語の位置にきて、次に動詞がもう来ています。
who も what と同じように主語となる場合は、三人称・単数
( he や she と同じような ) 扱いをするので、三単現となって
want の 後ろに -s がついて wants となります。ですから
上記の英文で正解となります。
Q:Who wants to go first?
(だれが最初に行く?・・・順番などを決めている場面)
※上記の英文に答えなさい。
→ who が主語に来ていて、新しい情報は、” I ” なので
それを主語にもってきます。
→ I want to go first. (仮の形)
→ want 以後の部分は、質問と同じなので代動詞を使います。
ここでは、一般動詞で現在の文なので、do / does / did の
どれかです。主語が I なので do を選びます。
A:I do.
ワンポイント who も what も三人称・単数
上記の説明でもお話したように、
who も what も主語になった場合は、
どんな扱いをされるかを確認しておくことは大事です。
who, what は主語となった場合は三人称・単数扱いされます。
例文を挙げておきます。
ex.1 What was in that room?
(何があの部屋にいたの?)
ex.2 Who is there?
(誰がそこにいるの?)
ex.3 What gets many people angry?
(何がたくさんの人々を怒らせているの?)
ex.4 Who needs to talk with you?
(誰があなたと話す必要があるのですか?)
※ex1 から 4 までの what , who の代わりに
it や he, she を置いてみると三単現であることが
分かりやすいと思います。
②Shun broke this window.
※下線部をたずねる文をつくりなさい。
→ 下線部 “Shun” で「人」なので、
「人」をたずねる who を使います。
→ 仮に Shun の部分に who を置きます。
Q:Who broke this window ?
(誰がこの窓を壊したのですか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ who が主語に来ていて、新しい情報は、”Shun” なので
そのまま主語にもってきます。
→ Shun broke this window. (仮の形)
→ 新しい情報が主語だけで、あとは同じ英文なので
代動詞を使います。
→ 一般動詞の過去形 ( broke ) を用いての質問なので、
代動詞は did を使います。
A:Shun did.
今回はここまで。
「WH疑問文について〜who」は「①」から「④」まであります。
下記にリストアップしますので、興味のある方はクリックして
お読みください。
who①be動詞編
who②一般動詞編
who④注意すべき表現とレビュー
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