今回から
whoを使うWH疑問文
について見ていきます。
・基本的には、
whoは「誰」という意味で、
「人」の情報を求める疑問詞です。
・whoを用いたWH疑問文の作り方と、
それに対する答え方の作り方を例文を用いて示します。
<例文>Tim took May to the museum yesterday.
※下線部をたずねる英文をつくりなさい。
→ 下線部は、”May”で「人」なので、
「人」をたずねるwhoを用います。
→ 仮に May の部分に who を置きます。
→ Tim took who to the museum yesterday. (仮の形)
→ 疑問文を作ります。
(took は take の過去形なので、did と take を使います。)
→ Did Tim take who to the museum yesterday? (仮の形)
→ who は一番前にやってきますから、移動させます。
Q:Who did Tim take to the museum yesterday?
(ティムは昨日誰を美術館に連れていったのですか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語は Tim だから、代名詞 he に代えます。
→ did と take があるので、動詞は take の過去形 took になります。
→ He took ~.
→ 新しい情報は “May” なので took の後ろに置きます。
→ He took May to the museum yesterday.
→ to the museum は代わりの言葉 there にします。
Q:He took May there (yesterday).
この形に従って、例文を用いて
文の作り方を説明していきます。
be動詞を用いたwhoの疑問文
be動詞の疑問文については以前もお話しましたが、
be動詞の疑問文は、
be動詞が文頭を移動してきます。
ですから、
WH疑問詞 + be動詞 + 主語 + ~?
が基本形となります。
それでは、具体例を示しましょう。
①That boy is Kentaro.
※下線部をたずねる文をつくりなさい。
→ 下線部 “Kentaro” は「人」なので、「人」を
たずねるWH疑問詞 who を使います。
→ 仮に Kentaro の部分に who を置きます。
→ That boy is who. (仮の形)
→ 疑問文をつくります。
→ Is that boy who? (仮の形)
→ who を一番前に移動させます。
Q:Who is that boy?
(あの少年は誰ですか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語は that boy なので、代名詞は he になります。
→ 動詞は、そのまま be動詞 is を使います。
→ 新しい情報は “Kentaro” なので、“is” の後に置きます。
A:He is (He’s) Kentaro.
(複数形であっても同じです。例えば、
Who are those boys? They are Ken and Bob.
などのようになります。)
②I am looking for my aunt now.
※下線部をたずねる英文をつくりなさい。
→ 下線部 “my aunt” は「人」なので、「人」を
たずねるWH疑問詞 who を使います。
→ 仮に my aunt の部分に who を置きます。
→ I am looking for who now. (仮の形)
→ I を you、それに応じて am を are に代えて疑問文を作ります。
→ Are you looking for who now? (仮の形)
→ who を一番前に移動させます。
Q:Who are you looking for now?
(あなたは今誰を探していますか。)
※上記の英文に答えなさい。
→ 主語を you から、I に代えます。
→ be動詞は、主語に合わせて am になります。
→ I am looking for ~.
→ 新しい情報は、“my aunt” なので、for の後に置きます。
A:I am (I’m) looking for my aunt (now).
(私は<今>おばさんを探しています。)
今回はここまで。
「WH疑問文について〜who」は「①」から「④」まであります。
下記にリストアップしますので、興味のある方はクリックして
お読みください。
who②一般動詞編
who③whoが主語の場合
who④注意すべき表現とレビュー
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