1週間の「ラジオ英会話」の会話の原則の復習として
Review をします。
それでは第 7 週 ( 5月 Week 3 )の復習です。
※5月号の「タイトル」は、「会話を始める・正しく理解する」となっていて、
4月同様「発言タイプ」の学習をするので、発言タイプ Review ⑤ とします。
発言タイプ Review ⑤
・ Week 7 は、発言のタイプ:理解を深める③〜⑥ を学習しました。
◎今年度は「感謝したい」「頼み事をしたい」といった、発言のタイプ別
おすすめ表現を多数学びます。
※学んだ表現を上手に会話に生かすには、そもそも会話はどういった原則に
沿って行われるかの理解が欠かせません。
▶︎そこで、今月は「会話の原則」の次は「発言タイプ」について。
Lesson 31 発言タイプ:理解を深める③ どうして1
▶︎日常頻繁に登場する、理由・目的を尋ねる表現
※あなたは満面の笑みを浮かべています。どうしてですか。
👉理由・目的を尋ねる最もポピュラーな表現 – why。ここでは疑問文のポイントを
述べてから、「それはどうして?」と自然な流れを作っています。
◎「どうして?」にまつわる便利な表現を覚えましょう。
① wonder は頭に大きな「?」が浮かんでいることを表します。 ※ I wonder why? – 体裁は独り言ですが、会話の原則「協調」が働いて、相手は理由を教えてくれます。 |
② Why not? の使い方 – 英語では先行する文脈の否定をカウントしない ※ I don’t want to marry you. – Why not? |
③「理由・目的」を示す for を使い「何のため?」というフレーズ ※ What did you do that for? ※ For what? |
④「何が起こっているの?」と「理由」を尋ねる表現 ※ You’re more well-dressed than usual. What’s up with that? ※ You’re more well-dressed than usual. What’s going on there? |
Lesson 32 発言タイプ:理解を深める④ どうして2
▶︎ why以外にも理由・目的を尋ねる表現
[Key] How come they built it?
※どうして、人はそれを作ったのでしょう?
👉この「How come +平叙文?」はそのひとつ。
how(どのようにして)+ come(やってくる) という成り立ちから、why よりも
深くそうなったプロセスを尋ねる感触です。
◎ why 以外の表現を覚えましょう。
① reason を使って尋ねることもできます。 ※ What’s the reason? ※ What’s the reason for his success? |
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② what を主語とする疑問文で尋ねる形にも慣れましょう。 ※ What made you so angry? ※ What made you so sad? – what が主語で make 以降は目的語説明型。. |
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③ what が主語で、動詞 bring を用いた表現 ※ What brought you here? |
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④ その他の表現 ※ To what end did you do that? – to what end「どんな目的に向かって」 ※ How did that come to pass? – come to pass「起こる」 |
Lesson 33 発言タイプ:理解を深める⑤ 詳しい情報を求める1
▶︎相手から新しい情報を詳細に聞き出す表現
[Key] Could you say a little more about that?
※それについて、もう少し詳しくお聞かせ願えますか。
👉この文は、相手から情報を聞き出す基本フレーズ。
キーワードは more。「もっと言って」と言えば、詳しい情報が手に入りますね。
たくさん知りたくても a little を加えて大丈夫。相手への配慮です。
◎他の表現も練習しましょう。
① more を用いた他の表現 ※ Tell me more about 〜. ※ Let me know more about 〜. |
② exactly を用いた表現 ※ What exactly are you saying? |
③ detail を用いた表現 ※ I’d love a little more detail about your project. – in detail「詳細に」 ※ Tell me in detail. ※ Could you go into more detail on that? – go into detail「もっと詳細に説明する」 – detailed explanation「詳細な説明」、spare no detail「細部にわたって説明する」 |
Lesson 34 発言タイプ:理解を深める⑥ 詳しい情報を求める2
▶︎詳しい情報を求める表現をさらにマスターしましょう。
[Key] Could you expand on that?
※それに関して詳しく説明していただけますか。
👉 expand on 〜 は、インタビューで使われるようなかたい印象を持った
「詳しく説明する」というフレーズ。
・expand は「広げる・拡大する」。それが「詳しく述べる」につながっています。
・on は「〜について・関して」。about のように大づかみではなく、ピンポイントで
対象をとらえる印象
◎詳しい情報を求める表現を覚えましょう。
① elaborate on 〜もかたい印象の「詳しく述べる」 ※ Could you elaborate on that? – Care to elaborate? とすると、やや軽くなります。 |
② specific「はっきりとした・具体的な」を用いた表現 ※ Could you be more specific? |
③ information (info) を用いた表現 ※ What other info can you provide? ※ What further info can you provide? – further は「さらに深く・それ以上の」 ※ I need more than that. – than that は「相手が提供した詳細よりも」 ※ I need more info than that. |
④相手の発言を受け、テンポよく詳細を引き出す表現 ※ As in ? / As in what? – as in 〜「〜にあるように・例えば〜のように」 ※ Like how? ※ How so? -「どういったプロセスでそうなりますか。」 ※ That’s too much information. – 略して TMI と言う場合もあり。 |
発言タイプ Review ⑤ は終了!
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