関係代名詞〜whose(所有格)①

・関係代名詞は、中学校で学習するのですが、
whose と whom だけは、教科書では扱っていません。
▶︎whom に関しては、
「謎を解く!」のカテゴリーで取り上げましたので、
今回は、関係代名詞の復習をしながら、
whose について解説していきます。

👉whom については下記の記事をご覧ください。

関係代名詞の確認

・関係代名詞とは、簡単に言うと、
前にある「名詞」と「関係」づけて、「代名詞」の働きをして後ろに「説明の文」を付け加える「接着剤」のことです。

例で示しましょう。
・the animal という「名詞」に「説明の文」を加えたい。
▶︎説明の文は、[ It has a long neck.] という英文です。
▶︎the animal と [It] は「同じもの」なので、「関係」づけることができます。
▶︎the animal が「動物」で、It が「主語(代名詞)」の働きをしているので、
関係代名詞は、which か that が使えます。
▶︎ It の代わりに、「関係」づけて、「代名詞」の働きをする which / that を
使って、the animal which/that has a long neck となります。
▶︎意味は「長い首をした動物」となります。

・the animal のように説明を加えられる名詞を
「先行詞」と言います。
・the animal と「説明文」をつなげる接着剤の役割をしている which/that を
「関係代名詞」と言います。
👉「関係代名詞」は、
①先行詞が何か(人かものか)②説明文の中での関係代名詞の役割(主格か、目的格か、所有格か)の2つで、使われるものが決まります。

「どんな関係代名詞が使えるのか?」

・「先行詞」と「説明文の中での関係代名詞の役割」で使える関係代名詞は、下記のように決まります。

「どんな関係代名詞を使うのか?」は下の表を見るとわかりやすいです。

先行詞 主格(~は) 所有格(~の) 目的格(~を/に)
①who whose ④who(m)
もの ②which whose ⑤which
人・もの ③that ⑥that

※中学校では、「赤字」の5つの部分の関係代名詞が学習する範囲に入っています。

復習として、いくつか例を挙げます。
※表の関係代名詞の前にある①〜⑥の番号は、下記の①〜⑥の例文と対応します。
※例文の赤字は「先行詞」、青字は「説明文(wh節)」で、青字の[ ] 内の単語は、関係代名詞です。

① Look at the boy [who] is running in the park.
(公園で走っている少年を見なさい。)
▶︎先行詞が the boy で「人」
▶︎説明文の中でそれが「主格(主語)」の働きをしているので、who を使います。

② Do you know the animal [which] has a long neck?
(あなたは首が長い動物を知っていますか。)
▶︎先行詞が the animal で「もの」
▶︎説明文の中でそれが「主格(主語)」の働きをしているので、which を使います。

③ This is the movie [that] is the most popular among us.
(これは、私たちの中で一番人気のある映画です。)
▶︎that は先行詞が「人」でも「もの」でも使える便利な関係代名詞
▶︎説明文の中でそれが「主格(主語)」の働きをしています。

④ May is one of my friends [who/whom] I met last year.
(メイは、去年私が会った友達の1人です。)
▶︎先行詞が one of my friends で「人」
▶︎説明文の中でそれが「目的格(目的語)」の働きをしているので、who または whom を使います。(whom は文語的な、硬い表現)

The museum [which] we visited yesterday was huge.
(私たちが昨日訪れた博物館は、巨大であった。)
▶︎先行詞が the museum で「もの」
▶︎説明文の中でそれが「目的格(目的語)の働きをしているので、which を使います。

⑥ Where is the book [that] you bought then ?
(その時あなたが買った本はどこにあるの?)
▶︎that は先行詞が「人」でも「もの」でも使える関係代名詞
▶︎説明文の中でそれが「目的格(目的語)」の働きをしています。

以上で復習は終了です。

さて、関係代名詞 whose についての解説を始めます。

関係代名詞 whose(所有格)とは

文法用語を説明すると
・関係代名詞 whose とは、
☞ 先行詞が「人」でも「もの」でも使えて、先行詞と説明の文を接続する接着剤
・whose (所有格)の「所有格」とは、
☞ 関係代名詞 whose が「説明の文」の中で「先行詞の所有格+名詞」の形で
文の構成の一部(主語、目的語)となっている
という意味です。

文章だけではわかりにくいので、
例文で具体的に示しましょう。

「説明」のつけ加え方

【例1】the girl に  her father is a lawyer という「説明文」を加えましょう。

the girl + her father is a lawyer
☞ the girl に、her father is a lawyer という「説明」をつけます。
☞ the girl と her father の her が「同じ人」なので、関係代名詞 whose を用いて「説明」を加えることができます。
関係代名詞 whose は必ず whose +名詞 の形で使うので、
whose father の「ひとかたまり」で用います。
whose father は、必ず先行詞の隣 ( the girl の直後)に置きます。

the girl [whose (=the girl’s) father] is a lawyer
the girl [whose father] is a lawyer:父親が弁護士の少女
※「先行詞」=the girl、「説明文(wh節)」=[whose father] is a lawyer

▶︎上記の例文の場合は、
whose father の部分が、「説明文」の主語(whose father is a lawyer) で
したが、もちろん「目的語」の部分の場合もあります。

【例2】whose +名詞の部分が、目的語の場合
the boy に you like his bike very much という「説明」を加えましょう。

the boy + you like his bike very much
☞ the boy に、you like his bike very much という「説明」をつけます。
☞ the boy と his bike の his が「同じ人」なので、関係代名詞 whose を用いて「説明」を加えることができます。
関係代名詞 whose は必ず whose +名詞 の形で使うので、
whose bike の「ひとかたまり」で用います。
whose bike は、必ず先行詞の隣 ( the boy の直後)に置きます。

the boy [whose (=the boy’s) bike] you like very much
the boy [whose bike] you like very much:あなたが大好きな自転車を持った少年
※「先行詞」=the boy、「説明文(wh節)」=[whose bike] you like very much

▶︎今回の例文では、
whose bike の部分が、「説明」の文の中では、
you like his bike (whose bike) very much と like の目的語となっています。
👉このように、「目的語」になっている場合でも、
[whose +名詞] の部分は、先行詞 the boy のすぐ後ろに持ってきますので、
注意してください。

それでは、例文をいくつか挙げましょう。

例文

ex.1 Is this the girl whose father is a lawyer?
(こちらは父が弁護士の少女ですか。)
▶︎先行詞:the girl
▶︎先行詞に加えられた説明:her girl is a lawyer
👉the girl とher が同じ人

ex.2 The building whose roof is blue was built last year.
(屋根の色が青い建物は、去年建てられました。)
▶︎先行詞:the building
▶︎先行詞に加えられた説明:its building is blue
👉 the building と its が同じもの

ex.3 This is the man whose picture my father bought.
(こちらは、父が買った絵画の持ち主です。)
▶︎先行詞:the man
▶︎先行詞に加えられた説明:my father bought his picture
👉 the man と his が同じ人

ex.4  She taught me a station whose name is very interesting.
(彼女は私に駅名がとても面白い駅を教えてくれた。)
▶︎先行詞:a station
▶︎先行詞に加えられた説明:its name is very interesting
👉 a station と its が同じもの

今回はここまで。

 

※高校での関係代名詞については、下記の記事があります。
興味がある方はどうぞクリックしてご覧ください。
関係代名詞ーwhose①
関係代名詞ーwhose②
関係代名詞ーwhat
関係代名詞ーコンマの有無

 

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