それでは、それぞれの関係代名詞を1つ1つ
見ていきましょう。
まず、最初は関係代名詞 who の主格についてです。
関係代名詞 who 主格とは
文法用語を説明すると
・関係代名詞 who とは、
☞ 説明を付け加えられる単語(先行詞)が「人」である時に、先行詞と説明の文を接続する接着剤
・主格とは、
☞ 関係代名詞 who が「説明の文」の中で「主語」の働きをする
という意味です。
文章だけではわかりにくいので、
例文で具体的に示しましょう。
例文で確認
・関係代名詞では、
「関係代名詞で説明を付け加えられる」名詞のことを「先行詞」と呼びますが、
日本語で説明すると違和感を私は感じるので、このブログでは「先行詞」のことを、
「しっぽのある名詞」と呼ぶことします。
「しっぽ」とはもちろんここでは、関係代名詞に続く説明のことで、
「しっぽのある名詞」は、「先行詞」のことです。
※ちなみに「しっぽ」と「名詞」をつなげているものが、「関係代名詞」です。
【例】the girl に she likes Ken very much という「しっぽ」をつけましょう。
the girl + she likes Ken very much
☞ the girl に、she likes Ken very much という「しっぽ」をつけます。
☞ the girl と she が「同じ人」なので、関係代名詞 who で「しっぽ」をつけれます。
☞ she が「しっぽ」の文章の中で「主語」の働きをしているので、
関係代名詞 who は「主格」となります。
the girl who (= she ) likes Ken very much
→ the girl who likes Ken very much:ケンを大好きな少女
※「しっぽのある名詞」=the girl、「しっぽ」=who likes Ken very much
この場合、
関係代名詞 who は「主語」の働きをするので、
その後には、必ず動詞がやってきます。
→ the girl who likes Ken very much
→ the girl who(主語)+動詞+~ となります。
※語順にもしっかり気をつけましょう。
この「しっぽのある名詞」が文の中で
どのように使われるかを見てみましょう。
ex.1 The girl who likes Ken very much is Emi.
(ケンをとても好きな少女はエミです。)
ex.2 I don’t know the girl who likes Ken very much.
(私はケンをとても好きな少女を知りません。)
ex.3 Please tell me the girl who likes Ken very much.
(どうか私にケンをとても好きな少女を教えてください。)
関係代名詞 who 主格は、関係代名詞 that 主格でも表現できる
・関係代名詞 that の主格は、関係代名詞 who の主格の働きもできます。
ですので、上記の ex.1 ~ ex.3 の例文を that でも表現できます。
ex.1 The girl who likes Ken very much is Emi.
= The girl that likes Ken very much is Emi.
ex.2 I don’t know the gilr who likes Ken very much.
= I don’t know the girl that likes Ken very much.
ex.3 Please tell me the girl who likes Ken very much.
= Please tell me the girl that likes Ken very much.
今回はここまで。
「関係代名詞について〜who主格」は「①」から「③」まで
あります。下記にリストアップしてますので、興味のある方は
どうぞクリックしてお読みください。
who主格②2つの文を1つにする
who主格③英作文のポイント
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