8/6 の『高校生から始める「現代英語」』の放送を聞いての勉強内容です。
🔴 今回の「現代英語」では、特別企画 – Summer Special として 2週間 – 4回にわたり( Day 1, Day 2, Day 3, Day 4 ) The Wonderful Wizard of Oz (オズの魔法使い)を取り上げます。 ※現代のファンタジー文学の源流の1つとなった名作を味わいましょう。 |
Day 4 – True courage is in facing danger when you are afraid.
Opening その他で
Hannah Grace の部分だけピックアップしました。
● Opening
– Hi, I’m Hannah Grace. Thanks for joining us.
● 最初に
– It’s time to hear the rest of Dorothy’s adventure.
I hope you’re enjoying it as much as the way you have.
● 最後に
– “Over the Rainbow” by Judy Garland を聴きながら終了
Words and Phrases
① plenty of
👉「たっぷりの〜、たくさんの〜」
▶︎何かが必要なレベルより多い、すでに満たされていてあふれるほどにある
– ので何の心配もないというニュアンス
② meet with
👉〜と会う、経験する、遭遇する
解説の中でチェック!
🟠 I’m really a very good man, but I’m a very bad wizard,
👉文脈から考えると、
ここの good と bad は、「良い」「悪い」ではなく、
be good at の good で「上手な」「下手な」というニュアンス
🟠 All you need is confidence in yourself.
👉all you need is 〜は、the only thing you need と
言い換えることができます。
「君に必要なのは〜だけだ」
🟠 Dorothy told the Witch of the South all her story:
① – how the cyclone had brought her to the Land of Oz
② – how she had found her companions,
③ – of the wonderful adventures they had met with.
👉コロン( : )は「(それは具体的には)次の通り」ちう意味の記号で、
その後に具体的に「3つ」のことを明示しています。
👉「3つの具体例」に関しては、「過去完了」の形になっていますが、
これは、”Dorothy told the Witch of The South all her story”
の時点で、それより「前の出来事」だから
🟠 If you had known their power, you could have gone back to
your aunt Em the very first day you came to this country.
👉 if you had known …., you could have gone 〜 は
「仮定法」の「過去完了」で、「過去にそうでなかったこと」を
述べています。
▶︎すなわち、過去の時点で
・ドロシーは「銀の靴」の力を知らなかった
・(知らなかったから)エムおばさんのところへ戻れなかった
[この国に来た最初の日に] ことを示しています。
教訓的と感じた部分
◎ Experience is the only thing that brings knowledge,
and the longer you are on earth, the more experience
you are sure to get.
👉Oz が the Scarecrow に言った言葉。
▶︎経験と知識について
◎ All you need is confidence in yourself.
There is no living thing that is not afraid
when it faces danger.
👉Oz が the Cowardly Lion に言った言葉
▶︎勇気、自信、危険について
※「真の勇気」については、
「反訳トレーニング」で扱っています。
The Wonderful Wizard of Oz について
ハッピーエンド |
□ドロシーは、
自分は履いていた魔法の靴でカンザスへ戻れることがわかった。
□ 彼女は、
仲間に別れを告げてから無事にエムおばさんのもとへ戻ります。
▶︎「カンザスへ戻る力」は最初から彼女の足元にあったのです。
🔶もし最初の日にカンザスに戻っていたならば、
・すてきな仲間との出会いも友情もなかったでしょう
・道中の苦労によって成長することもなかったでしょう
・悪い魔女を倒して人々を救うこともできなかったしょう
👉彼女の旅は無駄でなかったのです。
反訳トレーニング
Step 1 と Step 2
【日本語】
▶︎[何が]:真の勇気は
▶︎[どうした]:〜の中にある – 危険に直面すること
▶︎[どんな時]:怖いときに
🔴これを日本語に合わせて英語にしていきます。
👉 True courage [どうした]
👉 is in facing danger [どんな時]
👉 when you are afraid,
True courage 👉 is in facing danger 👉 when you are afraid, |
※「真の勇気は、怖いときに危険に直面することの中にある、」
◎テキストとかなり日本語の並びを変えています。
Step 3
【日本語】
▶︎[そして – 何を]:そして、その種類の勇気を
▶︎[誰が、どうする]:君は持っているよ、
▶︎[どのくらい]:たっぷりとね。
🔴これを日本語に合わせて英語にしていきます。
👉 and that kind of courage [誰が、どうする]
👉 you have [どのくらい]
👉 in plenty
and that kind of courage 👉 you have 👉 in plenty. |
※「そしてその種類の勇気を君は持っているよ、たっぷりとね。」
◎テキストとかなり日本語の並びを変えています。
Same’s Notes – グリム、アンデルセン、そしてオズ
🔶『オズの魔法使い』はどうでしたか。
◎この童話の前書きには…..
グリムやアンデルセン童話を超える児童文学を後世に残したい
という意気込みを作者が記しています。
▶︎とても楽しいけれども、あまり残酷ではなく、
押し付けがましい教訓もない、”a modernized fairy tale” です。
・『オズ』は記録的なベストセラーとなり、
『不思議の国のアリス』などと並ぶ名作として読み継がれている。
しかし、
◎実際には結構残酷な描写もあり
◎いろいろなテーマが盛り込まれている
・逆境
・善意
・友情
・協力
・忍耐
・克己
・勧善懲悪
・自己発見
・信じること
・「わが家」の大切さ
🔴強いキャラクターは決まって女性なのも注目点
・ドロシー
・witch は、wicked とイメージでしたが「良い魔女」も活躍
▶︎現代のファンタジー文学やゲームの世界観などの源流の1つ
これで、
The Wonderful Wizard of OZ Day 4 は終了です。
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