語順の Review でまとめたものを、
さらに
・分野毎に
・表を用いて、できるだけ簡潔に
整理したものです。
今回は
Review ⑫⑬ では、「心理」に関わる動詞を勉強しました。
そこで、
「基本動詞の学習のポイント」と think, believe, know, wonder, find について
表を用いてまとめ直しました。
基本動詞の学習について
※基本動詞とは
▶︎日常頻繁に使われる動詞のこと
– こうした動詞は極端に単純な意味を持つため、無数の状況と日本語訳に
対応します。
そのため基本動詞の学習は、
シンプルなイメージ(中核となる意味・ニュアンス)をつかみ、それがどういった 状況に使われるのかをつぶさに理解し頭に入れることが必要です。 |
🔷「心理に関わる」基本動詞▶︎ think・believe・know・wonder・find
「心理に関わる」動詞のイメージ | |
think | 「思う・考える」- 思考の万能選手 ①「考える」- 名詞形を使った表現もあり ▶︎ give it [ some thought / a lot of thought ] ② I think は、「言いづらい内容」のクッションとして使える ▶︎ I’m sorry, but I don’t think it’ll work. ③「意図」を表す使い方 ▶︎ I think I’ll go shopping. ④「予期する」を表す使い方 ▶︎ My homework took longer than I thought. ⑤「意見」を述べる使い方 ▶︎ I [ don’t ] think it’s a great idea. |
believe | 「信じる」- think より深く「心」に根を下ろす ①「信じられない」のバリエーション ▶︎ I don’t believe it [ that ]. / Can you believe it [ that ]? ② believe の「〜と思う」には、より強く深い確信を感じさせる ▶︎ I believe we can meet the deadline. ③ I believe は、I think より強くフォーマルな感触がある ▶︎ I believe it’s a good idea. ④ believe in は、in がある分、信じ方が深まる ▶︎ believe in Ken / God / horoscopes |
know | 「知っている」- それでは届かない使い方もたくさんある ①単に知識を持っているにとどまらない「深み」を感じさせる ▶︎ know English / Know London / Know Ken ②頻度が高い「誰でも知っている・誰も知らない」 ▶︎ Everyone knows 〜. / Nobody knows 〜. / Who knows? ③記憶・データに照らし合わせて行う判断(=わかる)につながる ▶︎ know good [ right ] from bad [ wrong ] ④「経験」「理解」も表す ▶︎ I’ve never known a winter like this. |
wonder | 「〜かしらと思う」-「大きな?が頭に浮かんでいる」 ① I wonder 「わからない」から、「教えて」という疑問のニュアンス ▶︎ I wonder who that woman is. ② 「わからない → 教えて → 依頼」とつながる定番表現 ▶︎ I was wondering if you could help me. ③「どうかなっと思って …」と控え目な誘い ▶︎ I was wondering if you’d like to 〜. ④ wonder を使った頻用フレーズ ▶︎ I wonder why 〜. (なぜ〜なのだろう) ▶︎ No wonder 〜.( 〜なのは不思議ではない) |
find | 「見つける」-「あ、あった」「あ、そうだったんだ」という発見 ①「もの」だけでなく抽象的なものも find ▶︎ find time / find Mr. Right / find the solution ② find + that 節 ▶︎ find that we’re going in the direction ③ find は目的語説明型でも使える ▶︎ find Chris sitting on a bench ④「見つける」が「手に入る」まで含むこともある ▶︎ Where did you find the money? |
これで、
「心理に関わる」基本動詞のまとめは終了です。
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