1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
基本的には、
週末に tweet で発信してきたものを、
ブログで、まとめたものです。
今回は第5週 ( Week 5 )の復習です。
Week 5 の「語順」review
👉今年度は、「話すための英文法」をマスター
英語は「配置の言葉」
– 表現をどのように配置するかが、「意味」を決めます。
基本
👉英語の語順は、
① 基本文形
② 修飾語順規則
によって決まります。
Week 1と Week 2ではこの
② 修飾語順規則を扱ってきました。
この修飾語順規則には、
「説明ルール」と「指定ルール」があります。
(「説明ルール」については、Week 1 で、
「指定ルール」についてはWeek 2 で扱っています)
そして、Week 3では
① 基本文型
を扱います。
基本文型は文の設計図 – そのそれぞれに典型的な意味が結びついています。 |
▶︎ Week 3 で扱う他動型とは…
動詞の働きかけが、対象である目的語に直接及ぶ型です。
その後、Week 4 では
同じく①基本文型での
▶︎自動型を扱います、自動型とは…
直接の行為対象がない単なる動作を示す型です。
英語は「配置の言葉」 | |||
修飾語順規則 | Week 1 | 説明ルール | 説明は後ろ置き |
Week 2 | 指定ルール | 指定は前置き | |
基本文型 | Week 3 | 他動型 | 目的語に直接影響及ほす |
Week 4 | 自動型 | 単なる動作 | |
Week 5 | 説明型 | be動詞文 |
そして、
Week 5 では、「説明型」の講座に入ります。
Lesson 21 基本文型 説明型①:be動詞文の基本
🔴 説明型は、
「主語を説明する」型。
– 動詞の後ろに「説明語句」を配置します。
🔴 be動詞は、
単に「=(イコール)」を意味するだけのつなぎの言葉。
(だから、短縮形が頻繁に使われいます)
🔴 「主語」と「説明語句」を並べる意識、be動詞は単なるつなぎ
– それが be動詞文の意識です。
[Key] I‘m【 a filmmaker 】.
※私は映画の製作をしています。
▶︎この文では、名詞 a filmmaker が説明語句です。
[1] We‘re【 so happy 】.
※僕たちはとっても幸せです。
▶︎ ここでは、説明語句が happy という形容詞
「 we = so happy」という意味になります。
[2] I’m【 a filmmaker 】. I make movies for social media sites.
※私は映画の制作者です。ソーシャル•メディア・サイト用のムービー
を作っています。
▶︎キーセンテンスは、典型的な職業や立場を示す文。
a filmmaker の a(n) は、「ほかにもある中のひとつ」だから、
ダイアログではさらにその後に詳しく解説しています。
Lesson 22 基本文型 説明型②:前置詞句を説明語句に
🔴 説明型は、「主語 + be + 説明語句」の型。
「説明語句」の場所には、様々なタイプの表現を置くこと
ができます。
🔴 ここでは、「前置詞句」が「説明語句」となっています。
[Key] She is 【 in a meeting 】with Ms. Brant and Mr. Yamamoto.
※彼女はブラントさんやヤマモトさんと会議中です。
▶︎ この文では、in a meeting の「前置詞句」が
「説明語句」となっています。
「she = in a meeting」つまり「彼女は会議中」となります。
[1] Ken is【 at the sports club 】.
※ケンはスポーツクラブにいます。
▶︎ この文では、at the sports club が「前置詞句」で
「説明語句」となっています。
「Ken = at the sports club」で「ケンはスポーツクラブにいる」
となります。
[2] The key was【 under the doormat 】.
※鍵はドアマットの下にありました。
▶︎この文では、under the doormat が「前置詞句」で
「説明語句」となっています。
「 the key =(過去形) under the doormat」で
「鍵はドアマットの下にあった」となります。
[3] Look. There’s a cute bird【 on the fence 】.
※見て、フェンスの上にかわいい鳥がいるよ。
▶︎[ there + be動詞 ] の「ある・いる」には、
特別なニュアンス “今まで話題に上っていなかった人・モノを
会話に引き込む” があります。
◎ここでは、それまで話題になかった「かわいい鳥」を
引き込み、説明語句との「=(イコール)」関係を表現しています。
Lesson 23 基本文型 説明型③:to不定詞を説明語句に
🔴「主語 + be + 説明語句」のバリエーション2
🔴 今回は、to不定詞を説明語句にします。
– to不定詞は動詞句的内容「〜する」をひとまとまりにする表現
▶︎ to のイメージは「指し示す」
それがこの表現に、事態が to 以下の内容に進んでいくという
矢印のニュアンスをそえます。
[Key] My goal is【 to become an astronaut 】.
※私の目標は宇宙飛行士になることです。
▶︎主語は my goal、強く「向かっていく」が感じられる主語。
そのためその説明には「進んでいく」矢印の to不定詞とマッチ
[1] The prime minister is【 to visit Japan 】next month.
※首相は来月日本を訪問する予定です。
▶︎ to 不定詞の矢印感①
「予定」を表現しています。
[2] If you‘re【 to study abroad 】, you will need to improve
your English.
※もし留学するつもりなら、英語が上達する必要があります。
▶︎ to 不定詞の矢印感②
「〜するつもり」というニュアンス
[3] You are all【 to have a medical checkup 】tomorrow.
※君たちはみんな明日健康診断を受けます。
▶︎ to 不定詞の矢印感③
「あなた方は〜することになります」と有無を言わさぬニュアンス
Lesson 24 基本文型 説明型④:(that)節・if/whether節を説明語句に
🔴「主語 + be + 説明語句」のバリエーション3
🔴 今回は、節(文の部品として使われる「小さな文」)を
説明語句にします。
▶︎ 節には3種類あり、
❶ <that>節
❷ if/whether節
❸ wh節
ですが、ここでは❶と❷を取り上げます。
[Key] The problem is【 (that) it won’t fit into the house 】.
※問題はそれがどうしても家の中に入らないことです。
▶︎ この文では、be動詞 is の後ろに説明語句として
節が置かれています。
– that は省略もできますが、この that は後続の節に相手の
関心を「導く」感触を伴います。
[1] The worry is【 if/whether we can raise enough money 】.
※懸念しているのは、私たちが十分なお金を集められるかどうかです。
▶︎ if/whether節は「〜かどうか」を表す節
– ここでは、if と whether どちらも使えますが、whether の方が
「〜かどうか」をいくぶん明瞭にし、カッチリした物言いの印象です。
これで、
Week 5 の「語順」review は終了!
👉 Week 6 (5月10日)からは、「基本文型 説明型⑤」に入ります
🔴次の「語順」の review ⑥ も確認したい方は下記をクリックしてください。
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