22-ラジオ英会話 副詞・限定詞のReview ⑤

1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
 Review をします。

それでは第 37 週 ( 1月 Week 1 )の復習です。
※副詞・限定詞学習の5週目なので、副詞・限定詞の Review ⑤とします。
◎1月号の「タイトル」は、
「限定詞・名詞関連・接続詞のイメージ」となっていますが、
この週は「限定詞」を扱っているので、⑤とします。

副詞・限定詞の Review ⑤

・ Week 37 は、限定詞 all, every, no, other, both, either, neither を学習しました。
👉限定詞とは、a, the, some, any, no といった、名詞の前に置かれ意味内容を
詳細に限定する単語のこと

【副詞・限定詞】も、基本動詞・前置詞のように

イメージ(表現の中核的意味)をとらえることが大切

Lesson 181  all、every のイメージ

🔴 every は、all と同じように「すべての」と訳されますが…
・all:全体をひっくるめる「全部」という大らかな単語
・every:「どの〜もみんな」-個々に意識が及んでいます▶︎そのため 単数扱い

[Key] Every family has its chef.
※どの家庭にも料理上手な人がいます。
▶︎この文でも every に続く名詞は単数の family、動詞も単数に使われる has
代名詞も単数を受ける its となっています。

① every は単数扱い
every child [ every children とはなりません ]
every customer / every participant / every member
everyone / everybody も単数扱い – だから Everybody loves you.
②「every +人」を受ける代名詞は、伝統的には he でしたが
– 現在は he / she [he or she] あるいは they も用いられます。
※ Every child has his own room.
 – Every child has his or her own room. / Every child has their own room.
③ all は大らかな「全部」
all the children / all students [ all (the) 〜 の形]
all of us / all of the teachers. [ all of 〜 の形]
all the country / all the team / all day
– all the country のように「ひとつ」のものの「全部・全部」も表せる
④ all は文中での位置も大らか
※ We are all happy. [ All of us are happy. でも可 ]
※ The teachers all agreed. [ All the teachers agreed. でも可 ]
all about Japan [ 〜などについてすべて ] / all over Japan [日本中]

Lesson 182  no のイメージ

🔴 no のイメージ▶︎「全然ない・ゼロ・漆黒」-非常に強い表現

[Key] I have no friends.
※私にはまったく友人がいません。
▶︎この文は I don’t have any friends. (私にはいかなる友人もいません)よりも、
「いない」がずっと強く感じられます。

① no「まったく〜ない」強い否定 – nothing, nobody, no one も同じ
No problem. / I can fix it in no time.
※ I have no idea. / I found nothing.
② no には感情の高揚が感じられる -「決してそんなことはない」
※ I’m no expert. / I’m no fool. / It’s no joke.
※ There’s no easy way to master English.
③ no more than は、not more than [単に「超えていない」] ではなく
– 「〜しかない・〜にすぎない」
※ There were no more than ten people present.
④ no は、「可算名詞」「不可算名詞」にも使える
※ I have no time to talk. [ time は不可算名詞 ]
No students are allowed to enter here.
– student は可算名詞:可算名詞の場合、通常複数形が使われる

Lesson 183  other のバリエーション

🔴 other「ほかの・ほかのもの」▶︎4つのバリエーション
① an + other: a(n) のイメージ<ほかにもあり特定のひとつに決まらない>
👉 another「ほかにもある中のひとつ」
② the + other:the は<ひとつに決まる>
👉 the other「ほか」がひとつに決まる ➡️そもそも2つしかないから
③ the + others:the +複数形 の形 – ひとつに決まるグループ、特定のグループ
👉 the others「残り全部」
④ others:限定詞のつかない表現 – 具体性のない「〜というもの・〜一般」
👉 others「ボンヤリと別のもの」

[Key] Could you show me another?
※別なものを見せていただけますか?
▶︎この場合、店にあるいくつかのスカーフのうち「どれかひとつ」を
見せてくれということになります。

① the other は全体で2つしかない場合に用います。
※ Could you show me the other?
②「the +複数形」は1つに決まるようなグループ、特定のグループ
※ Could you show me the others? [ 残り全部 ]
③ 限定詞のつかない表現は、具体性のない「〜というもの・〜一般」
※ Could you show me others? [その場にある任意のいくつか ]
④「ボンヤリとした」others は some といいコンビネーション
Some are cheap, and others are expensive.
-ボンヤリと「〜もあるし、…もあるなあ」

Lesson 184  both、either,、neither

🔴 2者間の選択に表す表現 – both, either, neither 
both 👉 2者が同時に視野に入っている「両方」
either 👉 2者の「ひとつひとつに目を向ける」意識▶︎「どちら(か)」
neither 👉 either の否定▶︎「どちらも〜ない」

[Key] Both of them?
※それらの両方?
▶︎3つのどの表現も I want both. I want both dresses. など、
単独でも、限定詞として名詞と組み合わせても使うことができます。

① 2つのおもちゃを前にねだる子どもへの発言
※ You can have both toys. [ 両方 ]
※ You can have either toy. [どちらか・どちらでも ]
※ You can have neither toy. [どちらも〜ない]
② ①と同じシーン。否定文での意味に注意
※ You cannot have both. [ 両方は〜できない ]
※ You cannot have either. [どちらも〜できない ]
③ それぞれの頻用フレーズ – and は「2つ同時に」 or / nor は選択を表す
Both Tom and Bill are my classmates.
– both A and B ( A も B も両方とも ) 動詞 が複数で are
Either Tom or Bill has to go there.
– either A or B ( A か B どちらか ) have to が単数で has to 
Neither Tom nor Bill came to my party.
 – neither A nor B ( A, B どちらも〜ない )
④ 否定文を受ける「〜も」は either 
※ I don’t like carrots. – I don’t like them either. ▶︎ Neither なら Neither do I.
– 肯定文 ( I like carrots. ) なら、I like carrots, too.
– Neither do I. は 肯定文を受けての So do I. の否定バージョン

 

 

 

 

 

副詞・限定詞の Review ⑤ は終了!

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