22-ラジオ英会話 副詞・限定詞のReview ④

1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
 Review をします。

それでは第 36 週 ( 12月 Week 4 )の復習です。
※副詞・限定詞学習の4週目なので、副詞・限定詞の Review ④とします。

副詞・限定詞の Review ④

・ Week 36 は、限定詞 – a(an) とsome, any を学習しました。
👉限定詞とは、a, the, some, any, no といった、名詞の前に置かれ意味内容を
詳細に限定する単語のこと

【副詞・限定詞】も、基本動詞・前置詞のように

イメージ(表現の中核的意味)をとらえることが大切

Lesson 176  限定詞⑤:a(an) のイメージ

🔴 a(an) のイメージ▶︎the と対照的な「ほかにもあり特定の1つに決まらない」

[Key] I need to find a gallery, though.
※でも、私はギャラリーを見つける必要があるのです。
▶︎ a/an は、話し手・聞き手双方が「ああ、あのことか」とわかるものではありません。
この文の a gallery は「見つける必要があるギャラリー」。特定ではありえません。

①特定のひとつには決まらない a(an)
※ I want to have an exhibition of the students’ works.
-「開きたいと思っている」対象であるためひとつに決まらない
※ Can you recommend a good hotel?
-「推薦してほしい」対象であるためひとつに決まらない
② a(an) は「ほかにもある」⇨同種のものの中のひとつを意味する
※ I’m a pianist. / I’m a teacher. / I’m a firefighter. [職業のひとつ]
※ Fido is a dog. [犬という種類のひとつ]
※ That’s a good idea. / I have an idea. [アイデアのひとつ]
③ a(an) と one の違い
※ I have a dog. [a(an) には「1」に力点はない]
※ I have one dog. [ one は「2でも3でもなく1」だと、数に焦点]
④ a friend は「ほかにもいる友達のひとり」
※ I have a friend who is a real estate agent.

Lesson 177  限定詞⑥:some のイメージ

🔴 some のイメージ▶︎「ボンヤリとある」- いくつかの

[Key] And I also need some eggs.
※それから、私は卵もいくつかの必要です。
▶︎この文の話し手は、ボンヤリと「卵がいくつか・ちょっと」必要だなと
考えているのです。

①「ボンヤリしたイメージ」の some
someone / somebody / something / somewhere / sometime
– someone は「誰か」。何人かではありません。
② some は「数えられない名詞」と使うこともできます
※ I need some olive oil. / I need some water.
※ I need some baking powder. / I need some sugar.
③ some の「ボンヤリ」を象徴する使い方 – 「だいたい〜」
Some 200 people attended my birthday party.
④ some は「ボンヤリ」、several は「クッキリ、具体的」
※ I know some good golf shops. / I know several good golf shops.

 

 

 

 

Lesson 178  限定詞⑦:some の応用

🔴 「ボンヤリとある」some のさまざまな使い方

[Key] Some are cheap, and others are very expensive.
※安いものもあれば、とても高額なものもあります。
▶︎ Some are cheap ではクッキリと「これとこれが安い」と見ているわけでは
ありません。そうしたものがボンヤリと見えているのです。そして others。
この表現は限定詞を伴わない、やはりボンヤリとして「ほかのもの」。
➡️「こんなものもあれば、あんなものもある」という実にいいコンビネーション
で使われているのです。

① some - 相手の温かい申し出によく使われる
▶︎「そうしたものがある」雰囲気が漂っているから
※ Would you like some coffee?
※ Do you need some help?
②やはり some の「ボンヤリ」感がある
For some reason, she quit the job.
– for some reason では話し手には理由がわかっていない
※ I agree with you to some extent. [ to a certain extent ではない ]
– to some extent はどの範囲でそうなのか明確に意識されていない
③「ハッキリ言いたくない・ハッキリいう必要がない」時の some
※ She married some Italian guy.
– an Italian guy でなく、話し手は意図的に「どこかの」とボンヤリさせてる
④ some of +複数名詞 – 「〜のうちのいくつか」
※ We can sit on some of them.
※ He didn’t answer some of my questions.

Lesson 179  限定詞⑧:any のイメージ

🔴 any のイメージ「何でも・どれでも」▶︎聞き手に選択の自由を与える表現

[Key] Do you have any impressions about this year’s dialogue?
※今年のダイアログの印象を何か聞かせてくれますか?
▶︎この文では「どんな感想でもいいですよ、言ってくれますか?」という響きが
感じられます。any も、some 同様に非常に多用される限定詞

① 常に「何でも・どれでも」が感じられる any
anyone / anybody / anything / anywhere / anytime
※ Does anyone have any questions?
– 「誰でもいいのです、どんな質問でもいいのです」というニュアンス
② not 〜 any のコンビネーション「いかなる〜も …ない」全面否定
※ I don’t like any sports.
– any は not の後ろで使う:not は指定語句だから
③「比較級 than any other +単数形」ほかのどんな〜よりも
※ John is taller than any other boy in his class.
– 実質「いちばん」ということです。
④ any も some と同様単独で使える any of +複数形
※ I don’t like any of their songs.

副詞・限定詞の Review ④ は終了!

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