1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
「語順」の Review をします。
基本的には、
週末に tweet で発信してきたものを、
ブログで、まとめたものです。
今回は第4週 ( Week 4 )の復習です。
Week 4 の「語順」review
👉今年度は、「話すための英文法」をマスター
英語は「配置の言葉」
– 表現をどのように配置するかが、「意味」を決めます。
基本
👉英語の語順は、
① 基本文形
② 修飾語順規則
によって決まります。
Week 1と Week 2ではこの
② 修飾語順規則を扱ってきました。
この修飾語順規則には、
「説明ルール」と「指定ルール」があります。
(「説明ルール」については、Week 1 で、
「指定ルール」についてはWeek 2 で扱っています)
そして、Week 3では
① 基本文型
を扱います。
基本文型は文の設計図 – そのそれぞれに典型的な意味が結びついています。 |
▶︎ Week 3 で扱う他動型とは…
動詞の働きかけが、対象である目的語に直接及ぶ型です。
その後、Week 4 では
同じく①基本文型での
▶︎自動型を扱います、自動型とは…
直接の行為対象がない単なる動作を示す型です。
英語は「配置の言葉」 | |||
修飾語順規則 | Week 1 | 説明ルール | 説明は後ろ置き |
Week 2 | 指定ルール | 指定は前置き | |
基本文型 | Week 3 | 他動型 | 目的語に直接影響及ほす |
Week 4 | 自動型 | 単なる動作 |
Lesson 16 基本文型 自動型①:単なる動作
🔴 自動型は、
直接の行為対象がない(目的語がない)単なる動作を表す型
[Key] He【 runs 】fast.
※彼は走るのが速いのです。
▶︎自動型で使われる run は、「走る」という
単なる動作を指します。
[1] My dad【 runs ⇨ an Italian restaurant 】.
▶︎ run は「他動型」でも使えます。
– ここでは「他動型」の “動詞の働きかけが、対象
である目的語に直接及ぶ” が run の「走る」に加わり
➡️「〜を走らせる」という意味になっています。
◎他動型 run mの例
・run ⇨ a country
「国を運営する」
・run ⇨ a program
「プログラムを走らせる」
・run ⇨ a machine
「機械を動かす」
Lesson 17 基本文型 自動型②:何に向けて・どのように
🔴 自動型では
動詞に前置詞など「小さい単語」が加わり、その動作が「何に向いて・
どのように」行われるかを示すフレーズも作ります。
[Key] Could you【 look + after 】Paul while I’m away?
※私が留守の間、ポールの面倒を見ていただけますか。
▶︎ look は「視線を向ける」
+ after は「ついていく」イメージ
=look after「何か問題があれば後ろから見守る」というニュアンス
[1] Don’t 【 look + at 】me.
※私を見ないでくれ。
▶︎ at のイメージは「点」
look at 「視線をあるポイントに向ける」ことを表しています。
[2] I’m【 looking + for 】my keys.
▶︎ for は「向かって → 求めて」
look for 「求めてやる → 探す」
[3] Can you【 look + over 】my report?
▶︎ over は「上に円弧」
look over 「何かの上を視線が通過する → 目を通す」
Lesson 18 他動型・自動型
🔴 他動型は、その動詞が「対象である目的語に直接及ぶ」ことを意味する。
🔴 自動型は、目的語がなく「単なる動作」を表す型。
[Key] Did you【 hear ⇨ that noise 】?
※あの音が聞こえましたか。
▶︎hear は「他動型」
-「聞こえる」聴覚が対象をとらえていることを表す動詞
[1]【 Listen + to 】me carefully, OK?
※僕の言うことをよく聞いてください、いい?
▶︎ listen は「自動型」
– この動詞は単なる「耳を傾ける」という動作を表す
◎ to は「どこかに向かって」耳を
傾けているのかという意味を加えています。
Lesson 19 英語は配置が意味を決める
🔴 英語は配置の言葉
– 動詞の位置にあれば、動詞
– 主語の位置にあれば、主語
– 「説明」なら後ろ置き
-「指定なら」前置き
👉意味と配置が直結した言葉
[Key] Shelia just【 friended ⇨ me 】.
※シーラがたった今私友達リストに登録してくれました。
▶︎ この文の friended は friend という動詞の過去形
– Native Speaker は、friended が動詞の位置に
あるから、friend が動詞だとすぐわかります。
[1] I had to【 un-friend ⇨ her 】.
※私は彼女を友達リストから削除しなければならなかった。
▶︎ had to の後ろに un-friend があるので、
動詞だとすぐにわかります。
※friend も un-friend も他動型
[2] She【 friendzoned ⇨ me 】.
※彼女は私を友達のゾーンに入れた。
(彼女にとって私はただの友達であった。)
▶︎ 主語の後ろにあり、目的語 me もとっているので、
friendzone は「他動型」の動詞
これで、
Week 4 の「語順」review は終了!
👉 Week 5 (5月3日)からは、「基本文型 説明型①」に入ります
🔴次の「語順」の review ⑤ も確認したい方は下記をクリックしてください。
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