22-ラジオ英会話 形容詞・副詞のReview ④

1週間の「ラジオ英会話」の文法内容を復習として
 Review をします。

それでは第 32 週 ( 11月 Week 4 )の復習です。
※形容詞・副詞学習の4週目なので、形容詞・副詞の Review ④とします。

形容詞・副詞の Review ④

・ Week 32 は、so, too, rather, ever, never の副詞の使い分けを学習しました。

【形容詞・副詞】も、基本動詞・前置詞のように

イメージ(表現の中核的意味)をとらえることが大切

Lesson 156  so のイメージ

🔴 so のイメージは「矢印(→)」▶︎多彩な機能を持つ[接続詞・副詞]

[Key] I was so tired from making videos of our cat.
※私たちのネコの動画を作っていて、私はとても疲れてしまいました。
▶︎ここの so は強調の副詞「とても・たいへん」として使われています。
この強調の使い方にも、かすかに「だから」という「矢印」のイメージが
感じられます。

①  so 〜 (that) …は「たいへん〜なので …だ」
※ That movie was so impressive that I can’t forget it.
– so には「だから …」の余韻があり、so impressive の段階で「たいへん印象的だから…」
が感じらます。その「だから」の先に that 以下の内容が収まるのです。
②接続詞として使われている so「矢印」感あり
※ I didn’t use sunscreen, so I got burned.
③ so (that) は「目的」を表します。so のもつ矢印感のため
※ I was going to film her so that people would believe me.
④ 相手の発言を受けて「そう思う」相手の発言の流れを矢印が映し取っている
※ I think so. / I hope so. / So do I.

Lesson 157  too、rather のイメージ

🔴 too ▶︎「〜すぎる」と非常に強い強調
🔴 rather ▶︎very よりも度合いの低い「かなり」- 否定的な語句に使われる

[Key] The movie was too long.
※その映画は長すぎました。
▶︎ too の「〜すぎる」は不都合や「〜できない」を強く連想させます。

① too 〜 to …「〜すぎて…できない」
※ I was too tired to sleep.
– too tired と言った時点で「できない」が連想され、to 不定詞で「眠ることがね」
② rather – この単語の後ろには「思った・期待していたよりも」が隠れている
※ This soup is rather tasteless.
③ I’d は I would – would rather は「(むしろ)〜する方がいい」
※ I‘d rather take a walk somewhere.
– wouldには「もし選択するなら〜するでしょう」と条件が織り込まれている
– rather には「〜するよりも」と、ほかの行為との対比が感じられます
④ not A but rather B「AではなくむしろB」- 対比の感覚
※ The problem is not a lack of intelligence but rather a lack of motivation,
– rather than 〜は「〜というよりも・ではなく」- これも対比

Lesson 158  ever のイメージ

🔴 ever のイメージ ▶︎ at any time「いつの時点をとっても」

[Key] Have you ever been to Europe?
※あなたはこれまでヨーロッパに行ったことがありますか。
▶︎この文は正確には、「いつのことでもいいのですが、ヨーロッパに行ったことが
ありますか?」ということ。ever によって、出来事の時点にとらわれない経験を
尋ねていることが明確に伝わります。

①最上級と ever はいいコンビネーション
※ This is the best pizza I’ve ever had.
② forever と hardly ever
※ I hope our relationship will last. forever.
– forever. for は「期間」を表し、「どの時点をとってもその間」から「永遠」
※ I hardly ever study English.
– hardly と ever が結びつき「ほとんど〜しない」
③ as 〜 as ever は「相変わらず・いつものように〜」
※ You’re as lovely as ever.
④ ever は「いつもの時点をとっても」と相手に聞く表現
– whatever(何でも) と選択を相手に聞く使い方になる
※ I’ll support you whatever you do.

Lesson 159  never のイメージ

🔴 never の反対は ever
▶︎「いつの時点をとっても〜ない」→「これまで・決して〜ない」

[Key] I’ve never been to Japan.
※私は一度も日本に行ったことがありません。
▶︎この文では、経験を表す現在完了形と、「これまで行ったことがない」と
いいコンビネーションを作っています。

 

 

 

 

①頻度表現の never「決して〜ない」
※ He never listens to my advice.
② Never 〜. は Don’t 〜. という禁止の命令文を強めた形
Never do it again. / Never let anyone walk all over you.
Never say never. / Never mind.
– Don’t mind. とは言わない。Never mind.
③ never を文頭に置き、大きな強調を文に与えることができる
Neve have I seen a spaceship like this?
– have I と倒置が行われていることに注意!
never の語気を、感情の高揚を意味する倒置が支えながら文を展開

形容詞・副詞の Review ④ は終了!

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