英語の4つの力のうちの最後、
今回は「聞く力」についてお話します。
「聞く力」については、
小学校外国語活動の導入のおかげで
それ以前と比べると、
かなり「素地」ができた状態(または経験値が高い状態)に
なっていますし、中学校の先生方もそう思っています。
「概要」を把握する力
なぜなら、小学校での外国語活動では
「聞く」→ 模倣する →「話す」を
文字を使わず、繰り返し、活動をしていくので
「聞く」ことに集中せざるを得ないのです。
CDを聞くにも、DVDを使っても、
Native Speakerが、お話しても、
「聞こうとする」態度がないと、
何も成り立たない活動なのです。
だから、子どもたちは、
英語単語の「一語一語」を聞き取るのではなく、
「概要」を把握するようになっています。
→わからない単語があったとしても、gestureや絵、写真、映像を
参考にしながら、相手の「だいだい」言っている内容を理解
しようとする努力をしているのです。
これは、語学を学ぶ上でとても大切な態度です。
「聞く力」の小中の連携は?
しかし、中学校でその育てられた力:「聞く力」を
うまく活用しながら、それを育てるような指導を
しているのでしょうか。
ただ単に、
「以前より、単語がわからなくても聞き取ろうとする態度が
身についている」ことにあぐらをかいていませんか?
そんなことがないような
中1の入門期の「聞く力」の具体的な指導法を
次回お話します。
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